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豊洲二・三丁目地区のラストピース 「豊洲セイルパーク(TOYOSU SAIL PARK)」完成
~豊洲エリアに新たな交流・発信拠点が誕生~
株式会社IHIと三菱地所株式会社は、2025年7月24日の「豊洲セイルパークビル」(以下、本物件)の商業エリアの開業をもって、両社が江東区豊洲二・三丁目地区最後の大規模再開発として推進してまいりました「豊洲セイルパーク(TOYOSU SAIL PARK)」街区(以下、本街区)が完成することをお知らせします。本物件に整備予定のシェア企業寮「TRIAL HOUSE "TAMESU"」は2025年8月1日から入居開始、インキュベーション施設「LIFESTYLE LAB "TOYONOMA"」は同年9月1日に開業予定です。
【「豊洲セイルパークビル」の特徴】
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かつて東京石川島造船所(現:株式会社IHI)が立地し日本の近代産業を支えた豊洲二・三丁目地区は、都心近接という利便性に加え、水辺の潤いと開放感、持続可能性や防災性への配慮といった、これからの都市に求められる多様な価値が結実し、新たな「職・住・遊・学」が融合する複合都市へと生まれ変わりました。
本街区の完成をもって、豊洲二・三丁目地区における最後の大規模再開発は一区切りを迎えますが、今後もIHIおよび三菱地所は豊洲エリアのさらなる価値向上と魅力あるまちづくりに継続的に貢献してまいります。
■賑わいを生み出す商業エリア
【多様な商業テナントラインナップ】
多様なグルメを楽しめる飲食店舗や、物販・サービス・クリニックといった生活利便施設など、1階~2階に計21店舗が出店(別紙「入居テナント一覧」参照)します。本街区の中心に位置する約700㎡の大屋根広場でのイベント開催等も通じて、幅広い方々の生活に寄り添いながら、豊洲エリアに更なる賑わいを生み出します。
【ペットフレンドリーの取り組み】
ペットを連れて豊洲セイルパークをお楽しみいただけるための取り組みを行っています。商業エリア1階共用部はペットをバッグもしくはカートに入れた状態での入館、また一部店舗はペットを連れての入店が可能です。ペット同伴可能な店舗は、ペッツオーライ株式会社が展開するペットとのお出かけを支援するアプリ「Wan!Pass(ワンパス)」から入店ルール等を確認することが可能であり、ペット同伴の来場者がより快適に施設を利用できる環境を目指します。さらにペット向けサービスとして、ペット用足洗い場・排泄物ボックスも設置しました。なお、盲導犬、介助犬、聴導犬は全店ご入店いただけます。
【テイクアウトステーションの設置】
2025年9月1日より、本物件外構部にて株式会社マチルダが提供する家庭料理のテイクアウトステーションを設置します。注文・決済はオンラインで完結し、日替わりの家庭料理を受け取ることができます。マチルダは「新しいまちの在り方」を生み出す協業プログラム「三菱地所アクセラレータープログラム2021」でフードテックのテーマで採択され、三菱地所との協業は今回で2件目となります。
■「TOYONOMA」と「TAMESU」
職住遊学が交わる豊洲二・三丁目地区最後の大規模再開発として、インキュベーション施設「LIFESTYLE LAB "TOYONOMA"」とシェア企業寮「TRIAL HOUSE "TAMESU"」を核として豊かなライフスタイルを創出・発信していきます。地域住民やワーカーへのテストマーケティングが可能な「TOYONOMA」で生まれた製品やサービスを、「TAMESU」の入居者が日常的にフィードバックすることで、ユーザー目線が反映された、新しいビジネスが豊洲から生まれていくことを目指します。
両施設が連携することで、新たなライフスタイルや事業モデルの実証実験を行うなど、暮らしを起点とした企業の新規事業創出にも寄与します。本取り組みは、多様な人材交流によるイノベーションの創出、若手人材の確保・定着支援、さらには地域活性化や都市の持続可能性にも貢献する、都市型人材インフラの実装となります。
【インキュベーション施設「LIFESTYLE LAB "TOYONOMA"」】
多くの住民やワーカーを抱える豊洲の立地特性を生かした、これからのライフスタイルを生み出すインキュベーション施設(総床面積約1,500㎡、運営者:コクヨ株式会社)です。1時間からの短期利用、4名~6名の個室月額利用、イベントや企業の研修での大会議室利用等、多様な働き方に合わせて利用することができます。また働くだけではなく、本格的な厨房設備を備えた飲食店営業許可取得済のテストキッチンを利用した、ポップアップ営業や、オフィスエントランスに面したエリアでの製品展示等、多様なPoC(実証実験)や社外活動にも対応しています。大企業からスタートアップ、大人から子どもまで、異なる属性の方々が立場を超えて交じり合う"Good Neighbors"(お隣さん)なコミュニティを育むことで、多様な視点をもったサービスや製品を創出して参ります。
【シェア企業寮「TRIAL HOUSE"TAMESU"」】
本物件内に誕生するシェア企業寮TAMESUは「試して"ミ"になる」をコンセプトとした全39戸のシェア企業寮です(運営者:株式会社GOODTIME)。シェア企業寮ならではの様々な企業やスタートアップとの異業種交流を促進し、企業やスタートアップ間での人的ネットワークの形成や学びの機会を提供します。
レインボーブリッジを臨む菜園付きのルーフトップ、100㎡を超えるダイニングラウンジ等充実した共用部を設け、入居者間の交流を促進します。居室は1R(25.1㎡)と1LDK(50.3㎡)の2タイプで、ベッドや冷蔵庫等の家具・家電付きです。また各部屋の初入居企業に限り、リカバリーウェア「BAKUNE」をはじめとするコンディショニングブランド「TENTIAL」製品も提供いたします。
入居企業と株式会社GOODTIMEとの定期建物賃貸借契約となり、契約期間内における入居者の変更も可能(※1)、幅広い企業のニーズに応えます。また、TAMESUの入居者はTOYONOMA内の約500㎡のワークスペースも9:00〜20:00までの間、利用可能となります。
※1 入居者変更の際には都度運営会社への情報共有など手続きが必要となります。
■新たなワークスタイルを実現するオフィス空間
オフィスは4階~15階に位置し、1フロア(基準階面積)は約4,215㎡(1,275坪)で、働き方に合わせた多様なレイアウト構成が可能です。レインボーブリッジを臨む高層フロア(9階~15階)には、テナント専用の外部テラスを設置しており、ワークスペースの延長として利用可能です。環境負荷低減に係る各種取り組みにより、ZEB Oriented(事務所)を取得済です。また、非常時に電力供給が停止した際にも72時間電力を供給する非常用発電機を設置しており、防災にも配慮した建物となっています。
IHIおよび三菱地所による豊洲二・三丁目再開発事業においては、2010年竣工の豊洲フロント、2014年竣工の豊洲フォレシアに続き、今回の豊洲セイルパークで3件目のプロジェクトです。本街区で貸付有効面積延べ6万3千坪のオフィス供給となり、豊洲エリアの発展・オフィス集積に貢献してまいります。
■計画概要
※各施設名称は商標登録申請中です。
■公式HP等
豊洲セイルパークビル公式HP https://www.toyosu-sail-park.jp/
TAMESU公式HP https://www.tamesu.co.jp
※TOYONOMA公式HPは近日公開予定。
以上
<別紙>入居テナント一覧.pdf
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