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   ~CDP評価結果に関するお知らせ~ CDP気候変動・水セキュリティで最高評価「Aリスト」に認定

「Aリスト」ダブル選定、水セキュリティでの「Aリスト」は当社初

三菱地所株式会社(以下、「当社」)は、英国の国際的な非営利団体CDPにより、気候変動および水セキュリティ分野の透明性とパフォーマンスにおけるリーダーシップが認められ、「気候変動質問書2023」及び「水セキュリティ質問書2023」において最高評価「Aリスト」企業に認定されました。情報開示の透明性とパフォーマンスによるリーダーシップが認められたもので、水セキュリティでの「Aリスト」選定、また両質問書における「Aリスト」ダブル選定は、当社としては初となります。
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当社として、「Aリスト企業」への選定は気候変動分野では2年連続、水セキュリティ分野では初となりました。なお当社はCDPにおけるすべての分野の調査に回答しており、「CDPフォレスト質問書2023」ではB評価を受けています。

当社は、「長期経営計画2030」において、社会価値向上戦略として「三菱地所グループの Sustainable Development Goals2030」を策定し、4つの重要テーマ「Environment」「Diversity & Inclusion」「Innovation」「Resilience」についてKPIや個別のアクションプランを定めて取り組んでいます。CDPにおいては、脱炭素社会の実現に向けて、温室効果ガスの排出削減目標を大幅に見直し、日本企業として初めてネットゼロ新基準に沿ったSBT認定を2022年に取得、保有ビルにおける再生可能エネルギー電力導入の進捗等による排出量削減や、移行リスク分析ツールCRREMを用いたTCFDシナリオ分析の導入、また水に関しては特に、各施設での効率的な水資源の利用や、サプライチェーン全体における協働・リスク管理等によって高い評価を受けました。

三菱地所グループは今後も、「三菱地所グループのSDGs 2030」で掲げる重要テーマに関する取り組みを着実に実践することで、長期経営計画2030に掲げる社会価値の向上、ならびに持続可能な社会の実現を目指したサステナブルなまちづくりを推進してまいります。
また、個別の取り組み推進に加えて、適切かつ明瞭な情報開示を行うことで、各種ESG調査・ベンチマークや投資家を始めとする多くのステークホルダーの方々からの評価、ならびに企業価値の向上を目指します。

・三菱地所グループ サステナビリティサイト
 https://mec.disclosure.site/j/sustainability/

・三菱地所グループ サステナビリティレポート2023
 https://mec.disclosure.site/j/sustainability/report/

・三菱地所 統合報告書2023
 https://www.mec.co.jp/assets/img/annual/integratedreport2023.pdf

 

【CDPについて】
2000年に設立。運用資産総額136兆米ドルを超える740以上の投資家と協力し、企業による気候変動対策、水資源保護、森林保全などの環境問題対策に関して情報開示を求め、対策を促すことを主たる活動としている。2023年は、世界の時価総額の3分の2に相当する23,000社以上、1,100以上の都市、州・地域を含む世界中の24,000の組織がCDPを通じてデータを開示。CDPでは、気候変動、水セキュリティ、フォレストに関する情報開示とアクションにおいて8段階で評価し、特に優れた取り組みを行っている企業を「Aリスト」に認定している。CDP 質問書はTCFDに完全に準拠した質問書に基づく世界最大の環境データベースを有し、CDPスコアはネットゼロ、持続可能でレジリエントな経済を構築するために投資や調達の意思決定に広く活用されている。

 

【参考】他ESG株式指数等の選定状況について                             
■GPIFが採用するインデックスに選定
世界最大の年金基金であるGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)は、以下6つのESG株式指数を採用し、同指数に連動するパッシブ運用を行っておりますが、当社は、6つ全ての指数に構成銘柄として継続的に選定されています。
・ FTSE Blossom Japan Index
・ FTSE Blossom Japan Sector Relative Index
・ MSCIジャパンESGセレクト・リーダーズ指数
・ MSCI日本株女性活躍指数
・ S&P/JPX カーボン・エフィシエント指数
・ Morningstar 日本株式 ジェンダー・ダイバーシティ・ティルト指数(除くREIT)

■DJSI Asia Pacific Index構成銘柄に継続選定
世界的なESG(環境・社会・ガバナンス)投資指標である「Dow Jones Sustainability Indices(DJSI)」のアジア太平洋版「DJSI Asia Pacific Index」の構成銘柄に4年連続で選定されました。アジア太平洋地域における主要企業約600社から156社(うち日本企業75社)が選定されています。

■GRESBリアルエステイト「5スター」取得
不動産会社・ファンドを対象とした世界的なESG評価である「GRESBリアルエステイト評価2023」について、既存物件ポートフォリオに関する評価である「GRESBスタンディング・インベストメント・ベンチマーク」において、総合スコアのグローバル順位で上位20%に与えられる最高位「5スター」を4年連続で取得しています。

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