商業/アウトレットモール
   日本カルチャーの発信拠点「YURAKUCHO PARK」 有楽町駅前の敷地1ヘクタールに2026年度開設

~ファレル・ウィリアムス、NIGO®、KAWSら世界的クリエイターが参画~

 三菱地所株式会社は、東京・有楽町駅前で解体工事中の「有楽町ビル」「新有楽町ビル」跡地(約1万㎡)に、「YURAKUCHO PARK」を2026年度後半に開設いたします。「YURAKUCHO PARK」では、NOT A HOTEL株式会社による新プロジェクト「JAPA VALLEY TOKYO」を共同で開催します。なお、「JAPA VALLEY TOKYO」は、世界的クリエイターであるファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)とNIGO®が手掛ける初のアート・商業・ホスピタリティ複合空間で、シンボルアートに現代アートの第一人者であるKAWSの作品を採用するなど、アートとともに育んできた有楽町の都市空間を国際的な日本カルチャー発信の舞台へ変えていきます。

 三菱地所は1890年に明治政府から土地の払下げを受けて以降、丸の内エリア(大手町・丸の内・有楽町)の開発・再開発を継続的に手掛けてきました。1998年に丸の内エリアの価値創造に向けた取り組み「丸の内再構築」を公表し、おおよそ10年毎に「第1ステージ」「第2ステージ」「NEXTステージ」と区切りまちづくりを推進。現在は「NEXTステージ」として主に常盤橋・有楽町において、地域連携やアーティストとの共創など、多彩な人が集う多様性あふれるまちづくりを推進しています。

 常盤橋と有楽町は丸の内エリアの両翼にあたり、常盤橋では「TOKYO TORCH」街区において「Torch Tower」が20285月末竣工予定で、有楽町では本「YURAKUCHO PARK」等、今後複数のプロジェクトを進める予定です。「YURAKUCHO PARK」は、日本カルチャーを世界に発信するフロントラインとして、丸の内エリアや周辺エリア全体の価値創造を図ってまいります。

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 日本経済の中心地で国際都市のモデルの一つである丸の内エリアにおいて、三菱地所は、企業が個社単独では実現しにくい取り組みをエリア全体で提供・支援する「まちまるごとワークプレイス」構想を展開中です。その関連施策として、建替えやリニューアルを通じた"まちまるごとバリューアップ"を推進しておりますが、「YURAKUCHO PARK」はその重点施策の一つとして、新ビル建設までの暫定利用期間を活用した新たなまちの価値創造に挑戦します。

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■「YURAKUCHO PARK」とは                                     

 東京・有楽町駅前、「有楽町ビル」「新有楽町ビル」跡地(約1万㎡)に開設する日本カルチャーの発信拠点です。三菱地所はこれまで、TOKYO TORCHの「TOKYO TORCH Park」や、丸の内仲通りの「Marunouchi Street Park」など、"PARK"を単なる緑地や広場ではなく、イベントや文化活動を通じて人々が関わり合う都市の舞台、都市体験の場と位置付けてエリアの賑わいを醸成してきました。今回開設する「YURAKUCHO PARK」は、1ヘクタールのスケール感のある敷地を舞台に、日本カルチャーを世界に発信する拠点として、"見る"だけではない"感じる"カルチャー、ここでしか体験できない空間の提供を目指します。有楽町駅前という丸の内エリアのまちづくりにおいて極めて重要な街区で、建物解体後すぐに新たな建物を建てるのではなく、次のまちづくりへとつながる準備期間に「まちの進化を体験できる空間」として来街者の皆様にお楽しみいただきながら、新たなフェーズへと進化させていきます。

【「YURAKUCHO PARK」ロゴに込める想い】
 「YURAKUCHO PARK」のロゴは、有楽町の""という文字の印象的な構造をもとにデザインいたしました。中央に向かって集まる4つのパーツは、人や情報、コンテンツがこの場所に集積し、そこから再び世界へと飛び出していくダイナミズムを象徴しています。また、それぞれの要素が中心に向かいながらも独立して存在するフォルムには、多様な価値観や文化が混ざり合い、新たな"化学反応"を生み出す場所という「YURAKUCHO PARK」のコンセプトが込められています。
 このロゴは単なるアイコンにとどまらず、都市と人、人とカルチャーが交わる国際的拠点としての姿勢と未来への躍動感をビジュアルで表現するシンボルです。

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■「JAPA VALLEY TOKYO」が有楽町から世界へ
 「JAPA VALLEY」とは、カルチャーの革新者であるファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)と NIGO®が手がけるアート・商業・ホスピタリティ複合空間であり、NOT A HOTELによる新プロジェクトです。 カリフォルニアのナパ・バレーを着想源に、「ワイン醸造」を「日本酒の匠の技」へ置き換えることで、クラフトマンシップの視点から観光モデルを再解釈します。ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)とNIGO®が長年開発してきた日本酒を中心に日本の食やファッション文化を融合させ、世界的アーティストKAWSとのコラボレーションを実現するなど、新しい観光拠点をつくることを目指します。

 「YURAKUCHO PARK」で展開される「JAPA VALLEY TOKYO」は、2027年に敷地内にオープン予定です。都市の中心で展開することで、グローバルに向けた情報発信力を最大化し、国内外から注目を集める都市空間体験を提供します。本取り組みは単なる土地の一時活用にとどまらず、来街者・利用者に驚きと楽しさを届けることで、将来的な新ビル建設やまちづくりにつながる新たな都市開発のあり方を提示することを目指しています。

HP:https://japavalley.com/

【「JAPA VALLEY TOKYO」の特徴】
・建築・空間設計には、130年以上にわたり丸の内エリアのまちづくりに都市基盤・建築設計の側面から携わり続けてきた三菱地所設計と、NOT A HOTEL・クリエイティブアドバイザーであるファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)・NIGO®がディレクションするクリエイティブチームが参画。
KAWSとのコラボレーション作品を、有楽町エリアの新たなシンボルとして展示予定。
・アート・食・ファッションのポップアップストアや、多様な発信を行うイベントスペースなどを開設予定。

YURAKUCHO PARK」計画概要
事業者:三菱地所株式会社
設計者:株式会社三菱地所設計
敷地面積:約10,800
開業予定時期:2026年度後半(20257月時点)
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以 上

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