欧州の事業
英国に1986年に進出して以来、事業を展開。三菱地所ロンドン社を通じ、ロンドンの中心エリアでオフィスビルを中心とした不動産賃貸・開発事業を進めています。近年は、欧州大陸の物件も取得し、開発に着手しています。
長年の開発実績やパートナーとの信頼関係
Europa
Capital社との協業により、多様なエリアで開発を推進
約40年という長い期間、ロンドン中心部での大規模開発に携わってきた当社グループ。その実績に基づくノウハウや事業パートナーとの信頼関係を活かし、底堅い英国不動産マーケットを背景に、多様なエリアで開発を推進しています。また当社グループ会社であるEuropa Capital社の豊富なネットワーク力により、欧州全体で当社グループのプレゼンスを高めています。
ロンドンを基盤に、欧州大陸広域で開発プロジェクトにチャレンジ
ロンドンに新たなランドマークを
8 Bishopsgate
英国随一のビジネス街であるロンドン・シティの再開発計画「8 Bishopsgate」が竣工。隣接した2棟のオフィスビルを一体の51階建て超高層ビルに建て替えることで、賃貸可能面積を約2.8倍に拡大。また、屋内・屋外を含めた全体面積の10%以上をアメニティ空間とするなど、英国環境認証であるBREEAMの最高評価(Outstanding)取得を目指し、ビルの競争力向上を図ります。
スペインのイノベーションハブ・22@地区に進出
dMoura1
欧州で豊富な投資実績を持つEuropa Capital社との協業により、当社グループ初の欧州大陸でのオフィス開発事業として、スペイン・バルセロナ市に「dMoura1」が竣工。多くのグローバルIT企業やテック系スタートアップ企業の注目を集める「22@地区」に競争力のあるオフィスビルを提供し、欧州における投資領域の拡大を目指します。
三菱地所グループの想い
環境対応や広まる多様性にも対応
英国事業躍進の原動力となった「Warwick
Court」のリノベーション
「ロンドンを象徴する歴史的建造物セント・ ポール大聖堂に隣接した複合開発物件「Paternoster Square」(2003年竣工)の一角を成すオフィスビルが、「Warwick Court」。1990年の開発計画から携わり、当社グループにとって英国事業の礎ともいえる事業です。
2022年には英国において初のオフィス大規模リノベーションとなる「Warwick Court」の改修に着手。既存建物の外装や構造部分を最大限活かしながら、ウェルビーイング向上や多様性への対応、環境負荷低減といった新時代のオフィスビルへ生まれ変わらせました。
こうしたオフィスビルの先駆的取り組みを継続的に体現していくことで、英国での開発事業における当社グループの信頼・ブランド力を高めるとともに、長期経営計画における成長戦略のひとつ「海外事業の拡大・進化」に働きかけます。
主な物件
Warwick Court (Paternoster Square)
所在地:英国ロンドン市
1 Victoria Street
所在地:英国ロンドン市
Clive House
所在地:英国ロンドン市
60-72 Upper Ground
所在地:英国ロンドン市
245 Hammersmith Road ※共同事業
所在地:英国ロンドン市
The Lark
所在地:英国ロンドン市