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量子技術の社会実装を促進する共創拠点「Tokyo Quantum Gateway」(仮称)を開設
量子技術の産学官連携・事業共創・人材交流の架け橋となる新たなコミュニティを丸の内に形成
三菱地所株式会社(東京都千代田区、代表執行役 執行役社長:中島篤、以下「三菱地所」)は、デロイト トーマツ グループ(東京都千代田区、グループCEO:長川知太郎)とともに、量子技術分野における産学官連携、事業共創、人材交流を通じて、量子技術の社会実装を促進する量子共創拠点「Tokyo Quantum Gateway(仮称、略称:TQG)」を、2027年1月、東京都千代田区丸の内にある新東京ビル8階の「Deloitte Tohmatsu Innovation Park」内に開設します。
TQGは、三菱地所がまちづくりやイノベーション拠点の運営等を通じて培ってきたコミュニティ形成のノウハウと、デロイト トーマツ グループが有する量子技術分野の知見や産学官ネットワークを掛け合わせることで、量子技術の研究成果を社会実装へとつなぐ新たな架け橋となることを目指します。なお、デロイト トーマツ グループにおいてTQGの運営は、合同会社デロイト トーマツ(以下「デロイト トーマツ」)が担当します。
量子コンピュータをはじめとする量子技術は、材料開発、創薬、物流、エネルギー、金融など幅広い分野での活用が期待されており、世界各国で研究開発および産業化に向けた取り組みが加速しています。日本においても量子技術は戦略17分野のひとつに位置付けられ、研究開発のみならず、社会実装や産業競争力強化に向けた取り組みが進められています。
一方で、研究の最前線に立つ大学・研究機関の研究者と、量子技術を自社の競争力向上や課題解決に活かしたい企業、ならびにこれらを支える投資家や官公庁の担当者が日常的に顔を合わせ、率直に議論できる機会は限られています。
このような課題に対し、TQGは、ビジネスが集積し量子技術の社会実装へのつながりが期待できる丸の内という物理的な「場」と、偶発的な出会いや継続的な交流を促す「仕組み」の提供を通じ、日本における量子産業の発展に貢献していきます。
<Tokyo Quantum Gateway(仮称)のコンセプト>

「Tokyo Quantum Gateway(仮称)」の特徴
【量子分野に関わる研究者・企業が日常的に交わり、産学官の垣根を越えて議論が生まれる場】
新東京ビル8階「Deloitte Tohmatsu Innovation Park」内に開設されるTQGでは、量子分野の研究者と量子ビジネスのワーカー等が日常的に交流する場と仕組みを整備します。多様な人材や知見が集う「知の集積地」として、新たな事業共創や社会実装を目指します。コワーキングスペースでは、大学・研究機関の研究者、量子スタートアップ、ユーザー企業の担当者が日々の業務にあたり、日常的な交流や偶発的な出会いを通じて、同分野・異分野を問わず新たな議論や共同研究の芽が生まれる環境の実現を目指します。
<TQGに集うメンバー(想定)>
- 国内外の量子研究者、量子アルゴリズム・量子コンピュータの研究機関
- 国内外の量子スタートアップ、量子ベンダー企業、量子技術の活用を検討するユーザー企業、量子分野のベンチャーキャピタル
- 官公庁
【ネットワーク形成・イベント開催・コミュニティ運営を通じ、共創機会を創出】
TQGでは、三菱地所とデロイト トーマツが共同で、量子関連企業・大学・研究機関・官公庁等のネットワーク形成、イベント開催、コミュニティ運営を軸とした活動を予定しています。
月1回程度の定例勉強会や交流会、量子技術を事業に活かしたい企業向けの講座、有識者会議や政策勉強会などの開催を検討しています。また、常駐する量子専門家が企業からの相談を受け付け、研究者やスタートアップとの接点構築を支援することで、共同研究やPoCにつながる機会の創出を目指します。
「Tokyo Quantum Gateway(仮称)」概要

| 名称 | Tokyo Quantum Gateway(仮称、略称:TQG) |
| 所在地 | 東京都千代田区丸の内三丁目3番1号 新東京ビル8階 |
| 運営開始時期 | 2027年1月(予定) |
| 主な機能 | コワーキングスペース(研究者・量子スタートアップ等が日常的に利用するエリア)、コミュニティプログラム(勉強会・基礎講座・交流会等)※量子研究者、量子ビジネス専門コンサルタント等の常駐を想定 |
| 運営 | 三菱地所株式会社、合同会社デロイト トーマツ |
(ご参考)三菱地所グループの産業エコシステム形成に向けた取り組み
三菱地所グループは、「サステナビリティビジョン2050」において、「Be the Ecosystem Engineers」を掲げています。これは、立場の異なる多様な主体が持続的な共生関係を築ける「場と仕組み」を提供する企業を目指すという考え方です。
この考え方のもと、三菱地所は、産業分野や地域ごとに特有の課題を丁寧に読み解いたうえで、多様なプレーヤーとのまちづくりを通じてその解決を後押しするとともに、「産業エコシステム」の形成と持続的な成長を推進しています。
TQGは、量子技術分野における企業や大学・研究機関、行政等の連携を促進し、技術研究とビジネスをつなぐ産業エコシステムの形成に向けた取り組みの一つです。三菱地所は今後も、産業軸でのまちづくりを推進し、量子技術をはじめとする先端産業分野の持続的な成長に貢献してまいります。
【新川崎 量子イノベーションパーク(QBIC)について】
三菱地所は、川崎市の「新川崎・創造のもりイノベーション拠点整備事業」において、量子およびAI・半導体等の関連分野の研究開発拠点となる施設の整備・運営に参画しています。新川崎エリアは既存の量子プレーヤーが集積する社会実装の適地であり、丸の内のTQGが担う「人が出会い、学ぶコミュニティ」機能と、新川崎が担う「研究開発・社会実装」機能を連動させることで、大丸有エリアと新川崎を軸とした量子エコシステムの形成を目指します。
関連リリース:https://www.city.kawasaki.jp/280/cmsfiles/contents/0000184/184463/hodo.pdf
【東北大学との包括連携協定について】
三菱地所は、東北大学との包括連携協定(2026年7月締結)に基づき、量子・半導体・フィジカルAIをはじめとする先端技術分野における産学連携の促進、人材育成、研究成果の社会実装に向けた取り組みを推進しています。国際卓越研究大学に認定されている東北大学は世界最高水準の研究基盤と人材を有しており、三菱地所は同大学との連携を通じて、研究者・企業・行政をつなぐネットワーク形成や新たな事業機会の創出に取り組んでいます。TQGにおいても、東北大学をはじめとするアカデミアとの連携を通じて、量子技術の社会実装と産業エコシステムの形成を促進してまいります。
関連リリース:https://www.mec.co.jp/news/detail/2026/07/01_mec260701_tohoku%20univ
【OptQC株式会社への出資について】
三菱地所は、成長産業の共創を目指すコーポレートベンチャーキャピタル「BRICKS FUND TOKYO」を通じて、光量子コンピュータの実用化を目指すOptQC株式会社に2026年8月に出資しました。同社は、東京大学において25年以上にわたり培ってきた光量子技術の研究を背景に、国内における光量子技術の実用化を牽引する存在として期待されており、NTT株式会社との資本提携も発表されています。三菱地所は、こうした国内外の有望スタートアップへの投資と成長支援を通じ、産業エコシステムの形成を進めてまいります。
関連リリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000034.000135365.html
【丸の内"まちまるごとワークプレイス"構想について】
三菱地所は、135年以上にわたる丸の内のまちづくりで培った「利便性と集積」を活かし、テナント企業が個社単独では実現しにくいことを"まちまるごと"でサポートする"まちまるごとワークプレイス"構想を推進しています。その一環として、国内外のスタートアップへの出資・成長支援、丸の内エリア等における多数のイノベーション施設の展開、大企業の新事業創出支援やスタートアップとのオープンイノベーションを促進するプラットフォーム「TMIP」(Tokyo Marunouchi Innovation Platform)の取り組みなどを通じてスタートアップ・エコシステムを形成し、丸の内エリアの競争力強化を図っています。
関連サイト:https://mec-openinnovation.com/
以 上
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