住宅
   ~三菱地所初の台湾南部における住宅開発~ 高雄市「郡都大成」プロジェクト参画

台湾における注力エリアを南部にも拡大

三菱地所株式会社(以下、三菱地所)は、台湾南部・高雄市を拠点とする住宅デベロッパーの郡都(ジュン ドゥー)グループが推進する住宅開発事業「郡都大成(ジュン ドゥー ダーチェン)」プロジェクト (地上23/地下5階、敷地面積1,225㎡、総住戸数215戸)に参画いたします。本プロジェクトは、台湾南部における三菱地所初の事業で、総事業費は約30NTD(約150億円、NTD5円換算)、着工は20258月末予定、竣工は2029年を予定しています。

本計画の特徴】
・台湾南部最大の都市であり、IT産業による成長著しい高雄市における三菱地所初の事業参画
・市内中心部に位置し、繁華街や港湾エリアにも近接する優れた立地
・高雄エリアで多数の実績を有する郡都グループによる分譲マンション開発事業への参画

高雄市は、台湾南部最大の都市であり、重工業や運輸業の中核都市として発展してきました。近年では、半導体・AI産業の重要拠点として、関連する大型投資・開発が進行しており、高度人材の流入も含め、さらなる成長が期待されています。住宅市場においても安定した需給バランスと価格の上昇が見られ、堅調なマーケット環境が形成されています。

これまで当社の台湾における事業は台北を中心に台湾北部にて実施しており、分譲マンション開発としては4件の実績があります。今後、本プロジェクトを機に高雄を中心とした台湾南部にもエリアを拡大し、新たな事業機会の創出とともに、台湾におけるプレゼンス向上を図って参ります。

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なお、三菱地所グループではこれまで台湾において、不動産開発事業、建築設計、施設管理運営等に取り組んでおり、三菱地所が台湾で取り組む不動産開発は本計画で8プロジェクト目となりました。

今後も三菱地所グループの開発・設計・管理運営等のノウハウを活かし、事業を展開して参ります。

■高雄市「郡都大成」プロジェクトについて

 本プロジェクトは、高雄市中心部・苓雅(リンヤー)区に位置し、ターミナル駅の高雄駅へは車で約10分、MRT(地下鉄)で約20分と交通利便性に優れ、現在計画中のMRTの新駅まで徒歩10分の距離にあり、今後のさらなるアクセス向上が期待されるエリアでの開発です。周辺には飲食店が多く立ち並び、複数の百貨店や市場、夜市も徒歩圏内に揃う生活利便性にも優れた環境です。また、本プロジェクト近郊の高雄港一帯は、行政主導で、都市更新・デジタル設備・交通インフラ・文化施設に重点投資が行われており、将来的な発展も見込めるエリアです。

共働き世帯および医師や大手企業のエンジニアなどアッパー層を主なターゲットとした商品設計としており、大理石を用いたモダンでシックな内装デザインを予定、落ち着きのある上質な空間を提供します。高層階の一部住戸からはオーシャンビューを望むことも可能で、共有部にジムや娯楽室を設けるなど、入居者の多様なニーズに応える計画です。

■物件概要

所 在 地:高雄市苓雅区成功一路(チェンゴンイールー)
事業者:象田建設股份有限公司(シャンティエンジエンシャーグーフェンヨウシエンゴンスー)(郡都グループが設立したプロジェクト会社)
敷地面積:1,225 ㎡(約371 坪)
販売面積:21,620㎡(約6,540坪)
規模:地上23階建 地下5階・RC
用 途:分譲住宅・分譲店舗
総戸数:<分譲住宅>215戸、<分譲店舗>4区画
住戸面積:79㎡(約24坪)~115㎡(約35坪)(持分共有部面積込)
間取り:2LDK3LDK
総事業費:約30億NTD(約150億円、NTD=5円換算)
着 工:2025年8月末(予定)
竣 工:2029年(予定)

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【郡都グループについて】

1998年に唐榮華(タンロンファー)氏がタウンハウス開発の允揚(ユンヤン)建設を設立後、マンション事業を複数手掛け事業規模を拡大し、現在は傘下にゼネコンや繊維会社等を有する高雄発の企業グループです。直近10年間で2,000戸以上の分譲マンション開発実績を持ち、高雄市内中心部での存在感を強めています。

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【台灣三菱地所股份有限公司(三菱地所台湾社)について】

三菱地所は2013年に初めて台湾での不動産開発事業への参画を決定して以降、2018年に現地法人「台灣三菱地所股份有限公司」を設立し、台湾での不動産開発事業に継続的に取り組んでいます。これまでオフィス・複合施設開発事業2物件、分譲マンション事業4物件、物流事業1物件に参画しています。

以 上

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