ホテル
「ローズウッド宮古島」開業
ウルトラ・ラグジュアリー・ライフスタイル・ホテルブランド日本初進出
三菱地所株式会社(以下、三菱地所)は、沖縄県宮古島市で開発を進めてきたウルトラ・ラグジュアリー・ライフスタイル・ホテル「ローズウッド宮古島」(以下、本ホテル)をこのほど開業しました。本ホテルはローズウッド ホテルズ&リゾーツ®(以下、ローズウッド)が運営しており、ローズウッドの初の日本進出であるとともに、三菱地所として初となるヴィラ開発、ウルトラ・ラグジュアリークラスのホテル開発となります。
本ホテルは、宮古空港から車で約20 分、下地島空港から車で約30 分に所在する小さな岬に位置します。白い砂浜、岩層、「宮古ブルー」と呼ばれる青い海の自然に囲まれた立地となっており、起伏のある地形を活かし、55 室の客室すべてがオーシャンビューで、プライベートプールとガーデンが設えられています。
建築デザインは、家具・インテリアから建築までトータルに手掛け、オランダを拠点に活動する Studio Piet Boon と株式会社三菱地所設計が担当。ロケーションの歴史、文化、感覚を反映するローズウッドの「A Sense of Place®(センス オブ プレイス)」の哲学を体現した建築には、4つのレストラン・バー、インフィニティプール、トリートメントルーム・サウナ・ハイドロバスを擁する「Asaya Spa」、ヨガスタジオ、フィットネスセンター、およびプライベートパビリオンを備えます。
三菱地所は宮古島エリアにおいて、みやこ下地島空港ターミナルの整備・運営、本ホテルのほか「ヒルトン沖縄宮古島リゾート」や「キャノピーbyヒルトン沖縄宮古島リゾート」(2026年春開業予定)、「ホテルアトールエメラルド宮古島」などのリゾートホテル開発、運営を推進。宮古島の美しい原風景と調和し、自然環境に溶け込んだ、地域と共生するリゾートを目指しています。ホテル開発と空港運営の両輪で、質の高い観光価値提供を行いながら、宮古島ひいては沖縄全体の観光産業および地域経済の活性化に貢献してまいります。
■本ホテルの特徴
【琉球諸島の歴史、風景、文化を反映した建築デザイン】
緩やかに起伏のある地形に沿って陸屋根を基調とした大小の建物を配置し、琉球石灰岩や周辺緑地に馴染む色彩でテクスチャを感じられる材料を採用することで、海からの景観にも配慮し、水平の屋根が折重なる変化に富んだ景色を創り出しています。インテリアには沖縄の文化を表現したアートを使用し、ウルトラ・ラグジュアリーに相応しい快適さの中に沖縄らしさ、宮古島らしさを体感できる空間を演出しています。
【全室オーシャンビューの客室、個性豊かな4つのレストラン&バー】
全55室の客室はヴィラタイプからなります。全室プライベートプール付きで、砂山ビーチ周辺の入り組んだ半島や入り江を望む美しいオーシャンビューが堪能できます。
ビーチに面した宮古の美しい海と一体化したようなインフィニティプールがあるエリアには、プールサイドでのカクテルや軽食を提供する「YUKUU」や、プール越しに美しい海を臨みながらイタリアンを楽しむオールデイダイニングの「NAGI」、獲れたての新鮮な魚介を、素材を引き立たせる調理法で提供する「MAAS」があります。寿司・天ぷら・鉄板焼き・焼き鳥の4つのエリアが設けられ、それぞれの専門シェフが海を見下ろすオープンスペースで提供する「CHOMA(苧麻)」も今後オープンします。美しい宮古島の自然とともに島の食文化を活かしたタイプの異なる4つのレストラン・バー体験で、ゲストを深い感動に導きます。
【宮古島の自然と文化に触れるスパとアクティビティ】
敷地中央部の緑に囲まれた空間に、ローズウッドの先進的なウェルネスブランド「Asaya(アサヤ)」を体験いただける「Asaya Spa(アサヤ スパ)」を設置。緑地を眺めながらリラックスしてローズウッドが誇る一流のトリートメントを体験できます。
また、宮古島の自然や文化に触れるアクティビティも用意。さらに子どもが楽しめる屋内・屋外のキッズスペースも設け、ファミリーに向けても非日常のリゾート体験を提供します。
■本ホテル概要
所在地:沖縄県宮古島市平良字荷川取下原1068-1
敷地面積:95,220㎡
延床面積:10,301㎡
着工日:2022年4月1日
竣工日:2024年10月23日
開業日:2025年3月1日
客室数:55室(ヴィラタイプ)
共用施設:4つのレストラン・バー、プール、スパ、トリートメントルーム、サウナ、ハイドロバス、
ヨガスタジオ、フィットネスセンター、プライベートパビリオン
事業主:三菱地所株式会社
運営者:ローズウッド ホテルズ&リゾーツ®
設計:株式会社三菱地所設計
デザイン:Studio Piet Boon
施工:熊谷組・大米建設 共同企業体
■ローズウッド ホテルズ&リゾーツ®について
ローズウッド ホテルズ&リゾーツ®は、世界21ヶ国にて30以上のホテル、リゾート、レジデンスを展開しているウルトラ・ラグジュアリー・ライフスタイル・ホテルブランドです。各ローズウッド ホテルでは、それぞれのロケーションの歴史、文化、感覚を反映する、ブランドの「A Sense of Place®(センス オブ プレイス)」の哲学を重視しています。ローズウッド・コレクションには、ニューヨークの「ザ カーライル ア ローズウッド ホテル 」、米国・ダラスの「ローズウッド マンション オン タートル クリーク」、フランス・パリの「オテル ドゥ クリヨン ローズウッド ホテル」など、世界で最も伝説的なホテルやリゾートのほか、「ローズウッド香港」や「ローズウッド サンパウロ」などの新しいスタイルのクラシックホテルも含まれています。長期滞在者向けには「ローズウッド レジデンス」を展開。幅広いブランドの中から、素晴らしい旅先での分譲または賃貸の機会を提案いたします。「ローズウッド レジデンス」は、ディテールや体験にこだわり、生活の質を高めながら、発見やインスピレーションを呼び起こすことで、充実した生活をお届けするというブランドの姿勢を体現しています。
詳細は rosewoodhotels.com をご覧ください。
■【参考】三菱地所の宮古島エリアでの取り組みについて
宮古島エリアは、半島、砂浜など変化に富んだ自然景観や、民俗芸能、伝統織物など独特な文化的資産に恵まれており、日本にいながらにして南国の雰囲気が満喫できるリゾート地として、年々人気が高まっています。三菱地所グループは当エリアの風土や歴史といった魅力を発信し、宮古島および沖縄全体の観光産業及び地域経済の活性化に貢献すべく、ホテルの開発・運営や空港の整備・運営等に取り組んでおります。
■【参考】三菱地所のホテル事業について
三菱地所は、30年以上にわたりホテルの開発・運営に携わってきました。総合デベロッパーとして、多様な不動産アセットに携わることで築いたテナントリレーションやノウハウなどを活かしたホテル開発事業を推進。また、ノンアセット事業として三菱地所ホテルズ&リゾーツ株式会社にて「ロイヤルパークホテルズ」ブランドのホテルを全国各地で運営し、「ロイヤルパークホテル」(東京都中央区)に代表されるフルサービス型ホテルに加え、宿泊機能に特化したリミテッドサービス型ホテルブランド「THEシリーズ」を展開しています。
これらグループホテルを中心とした取り組みに加え、外資系ホテルブランド等、当社グループ外のオペレーターとも協業を進め、ホテル事業を一層加速してまいります。このほど開業した三菱地所グループ初のウルトラ・ラグジュアリークラスホテル開発となる「ローズウッド宮古島」は、かかる取り組みのひとつとなります。
以上
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