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   ジャカルタにおける大規模複合再開発事業 「(仮称)Oasis Central Sudirman」 ホテル・サービスアパートにジャカルタ初「Andaz」が出店決定

~インドネシアで三菱地所最大のまちづくり、街区名称「Two Sudirman Jakarta」~

三菱地所株式会社(以下、三菱地所)は、PT Benhil Property(以下、BP社)とインドネシアの公務員年金基金運用会社である国営企業PT Taspen(以下、Taspen社)の不動産部門子会社であるPT Taspen Properti Indonesia(以下、Taspro社)と共同で、インドネシア・ジャカルタ中心部における大規模複合開発事業「(仮称)Oasis Central Sudirman(オアシス セントラル スディルマン)」を推進しております。このほど、本プロジェクトの事業推進会社であるPT Central Sudirman Development1が、ホテルおよびサービスアパートメント(以下、SA)の運営管理契約をPT Hyatt Indonesia(以下、Hyatt)と締結いたしました。ホテル・SAには「Andaz(アンダーズ)」が出店します。また、本計画街区の名称を「Two Sudirman Jakarta」(以下、本プロジェクト)に決定いたしました。本プロジェクトの竣工は2028年上旬、ホテル・SAは「(仮称)Andaz Jakarta Sudirman」として2028年末に開業予定です。

【本プロジェクトの特徴】

  • ジャカルタの目抜き通りであるSudirman通りに所在し、国内有数の超高層ツインタワーを有する大規模複合再開発
  • ホテルおよびサービスアパートメントの運営管理契約をHyattと締結
  • HyattAndaz」ブランドのジャカルタ第1号物件2

 AndazはHyattのグローバル・ポートフォリオに属するラグジュアリーなライフスタイルブランドです。ヒンディー語で「Personal Style」を意味するAndazは、地域のカルチャーを取り入れた表現豊かでモダンなデザインが特徴で、主要都市やリゾート地など世界各地で約30の施設を展開しています。三菱地所の案件においてHyattとの運営管理契約締結は初であり、Hyattとしても「Andaz」ブランドのジャカルタ初出店となります。

 三菱地所は2016年よりインドネシアで事業を開始、これまでにTrinity Tower、The Grand Outlet - East Jakarta, Karawangなど8物件を手掛けております。これまでのインドネシア国内外で培ったノウハウを最大限活用し、インドネシアにおける当社最大規模のプロジェクトである本計画を着実に推進して参ります。

外観パース_セレモニー.PNG

1本プロジェクトは、2019年に設立した三菱地所インドネシア社が、事業会社であるPT Central Sudirman Developmentからプロジェクトマネジメント業務を受託し、開発を主導しております。
2インドネシア国内では「Andaz Bali」に次ぐ2店舗目

■本プロジェクトについて                                       

本プロジェクトは、地上74階建・高さ約330mのオフィス・ホテル/SA・商業棟(A棟)、地上65階建・高さ約270mの分譲住宅棟(B棟)の超高層ツインタワーの2棟から構成され、A棟はインドネシア国内でも有数の超高層建築物となる予定です。

また、ジャカルタ特別州の中でも特にビジネス中心地として評価の高い目抜き通りであるSudirman通り沿いに立地し、公共交通であるMRT(ジャカルタ都市高速鉄道)やLRT(軽量高架鉄道)、スカルノハッタ国際空港とジャカルタを結ぶAirport Rail Link等の各駅にも至近で高い交通利便性を有するなど、今後もエリア一帯の価値向上が期待されています。2024年7月1日に本体工事着工済み、竣工は2028年上旬を予定しています。

Two Sudirman Jakartaの特徴(予定)】

  • ホテル/SA「(仮称)Andaz Jakarta SudirmanA 40階~72階)
    • 世界有数のホテルオペレーターであるHyattによる運営
    • 上質さや高いデザイン性に加えて、都市の感性や顧客の個性を体現するラグジュアリー・ライフスタイルホテルであるAndazブランドによるサービス提供
    • 総客室数 365室(ホテル 198室、SA 167室)
    • 付帯施設(予定):オールデイダイニング、 クラブラウンジ、バー、マルチファンクションホール、会議室、屋内外プール、フィットネス

Andaz Singapore.PNG

  • 展望デッキA 72階)
    • インドネシア最高峰の高さ310mのガラス張りスカイデッキ

展望デッキ.PNG

  • オフィスA 5階~39
    • 基準階フロア:有効面積約2000㎡
    • レイアウト効率に優れた無柱空間設計
  • 商業施設A 地下3階、14
    • 屋外空間を活用し街に開けた回遊性のある空間にバラエティ豊かなテナントを誘致予定
    • 貸付面積:約19,000㎡

商業施設.PNG

  • 分譲住宅「Two Sudirman Private ResidencesB棟)
    • 総戸数:339戸
    • 住戸タイプ:2ベッドルーム(約175㎡~)、3ベッドルーム(約260㎡~)、4ベッドルーム(約310㎡~)、ジュニアペントハウス(約950㎡~)、ペントハウス(約1,250㎡~2,300㎡)
    • 付帯施設(予定):ラウンジ、プール、フィットネス、テニスコート、キッズスペース、プライベートシアター他

分譲住宅イメージ.PNG

MAP                                              

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Two Sudirman Jakarta物件概要                                 

物件概要.PNG

■共同事業者について                                         

【PT Taspen概要】
本社所在地:インドネシア、ジャカルタ
設   立:1963年
事業内容:インドネシア公務員年金基金の運用(国営企業)
代 表 者:Rony Hanityo Aprianto氏(President Director)

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【PT Taspen Properti Indonesia概要】
※Taspen社の不動産事業子会社で、本件の直接の共同事業者
本社所在地:インドネシア、ジャカルタ
設   立:1988年
事業内容:Taspen社運用資産の開発・分譲・賃貸
代 表 者:Cecilia Kristywulan Widamaryan氏(President Director)

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【PT Benhil Property概要】
本社所在地:インドネシア、ジャカルタ
設   立:2010年
事業内容:不動産開発
主な開発物件:Sudirman Suites(Sudirman通り所在の分譲住宅・ホテル複合案件)など
代 表 者:Eko Hindharto氏

(ご参考)

■インドネシアにおける当社のその他事業推進について                          

The Grand Outlet - East Jakarta, Karawang

当施設はインドネシアで初となる大規模ラグジュアリーアウトレットモールとして、シンガポール証券取引所上場の総合デベロッパーであるTuan Sing Holdings Limited(以下、Tuan Sing社)と共同で、2022年2月より事業参画、推進してまいりました。昨年2023年12月5日に先行してソフトオープニング済みでしたが、2024年7月17日にグランドオープニングを迎えました。今後もインドネシア初の大規模ラグジュアリーアウトレットモールとして市場を牽引していくとともに、地域の発展に貢献する施設を目指します。

【計画概要】
所在地:インドネシア ジャカルタ特別州郊外カラワン県
計画敷地:約88,000㎡(約26,620坪)
規模:地上1階(一部2階建)、駐車場
用途:アウトレットモール
延床面積:50,000㎡(約14,822坪)
貸付面積:26,000㎡(約8,168坪)
店舗数:約150店舗
デザインアーキテクト:株式会社三菱地所設計、Mitsubishi Jisho Design Asia Pte. Ltd.
スケジュール:2023年12月5日ソフトオープニング、2024 年7月17日グランドオープニング

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The Grand Outlet Bali

2023年12月に事業参画を発表した当プロジェクトは、インドネシア・バリ島で初となるラグジュアリーアウトレットモールとして当地で複合型リゾート開発を手掛けるPT Bali Turtle Island Development(以下、BTID社)と共同で推進しておりますが、2024年7月19日、本計画の本体工事施工者となるPT China State Construction Overseas Development Shanghaiと工事請負契約を締結しました。

 本計画所在地であるスランガン島は、観光分野での経済特区エリアに指定されており、当プロジェクトの他にマリーナ開発、ホテル、インターナショナルスクールやクリニック等の施設の計画も同時並行で進んでいることから、多くの投資家から注目を集める複合型リゾート開発地として認知度が高まっています。

 来島者数も2019年以前と同等にまで回復し、今後も東南アジア屈指のリゾート地として成長が期待されるバリ島において、新たなTourist Destinationを創出するべくプロジェクトを推進してまいります。

【計画概要】
所在地:インドネシア バリ州 セランガン島 クラクラ・バリ
計画敷地:47,047㎡(約14,230坪)
規模:地上3階 地下1階
用途:アウトレットモール
延床面積:約48,000㎡(約14,520坪)
貸付面積:約29,000㎡(約8,772坪)
店舗数:約150店舗
デザインアーキテクト:株式会社三菱地所設計、Mitsubishi Jisho Design Asia Pte. Ltd.
スケジュール:2024 年7月着工、2026 年春頃開業(予定)

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以上

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