ホテル
「(仮称)天神1-7 計画」エースホテル出店決定
~アジアで2 施設目、地域に開かれた新たな滞在・交流空間を創出~
三菱地所株式会社とエースグループインターナショナルは、福岡県福岡市中央区天神一丁目において計画中の「(仮称)天神1-7計画」(本頁下記参照)に関して、アジア地域において2施設目かつ九州初進出となる「エースホテル」が出店することで合意したことをお知らせします。ホテルの開業は2027年を予定しております。
エースホテルは、アメリカシアトル発のホテルブランドで、アジアでは本開発が2 拠点目になります。地域コミュニティの活性化・カルチャー創出のための場づくりや立地の独自性を取り入れたユニークなデザインを特徴としています。ホテルの枠にとらわれないアプローチにより、クリエイティブ層をはじめ、世界中で幅広いファンに支持されているホテルブランドです。
■「(仮称)天神1-7計画」について
本計画は、福岡市が推進する天神ビッグバン※1に貢献し、情報受発信基地であったイムズ※2跡地に相応しい開発となるよう、地域に開かれた新しい滞在・交流空間を提供するとともに、時代の変化に応じた新たな文化・ライフスタイルを創出し続けることを目指します。
また、本計画のホテルは、単なる宿泊機能の提供に留まらず、宿泊者以外の方にもご利用いただけるラウンジ等においてアートや音楽などの文化的プログラムを展開するなど、旅行者から地域の皆様まで多様な方々が相互の交流を通して異なる価値観や感性、環境に触れていただく機会を提供致します。
今後も、取り組みの具体化に応じて、本計画に関する情報を発信してまいります。
■エースホテルについて
エースホテルは、1999年にシアトルのベルタウンで設立され、アメリカ国内を中心に複数都市でホテルを展開しています。2020年にオープンしたエースホテル京都に続き、本計画への出店が日本国内において2施設目となります。
エースホテルは、各都市が持つ個性そのものを生かし、立地ごとに地域との調和を図ります。街の歴史、社会性などの背景を踏まえ、アートや音楽を軸に、趣向を凝らしたインテリアデザインや、誰もが訪れやすいパブリックスペースを掛け合わせることで、活気に溢れた創造的な空間を創出しています。
また、宿泊客のみならず誰もが参加できる文化的なプログラムや各種パートナーシップを通じ、地域コミュニティを活性化していくことを心掛けており、この点において他のホテルブランドとは一線を画しています。
【エースホテル概要】
創立
1999年
本社所在地
米国ニューヨーク州
代表者
パートナー/C.E.O. ブラッド・ウィルソン
既存施設
シアトル、ポートランド、パームスプリングス、ニューヨーク、ニューオーリンズ、京都、ブルックリン、シドニー、トロント
エースホテル代表者コメント
パートナー/C.E.O. ブラッド・ウィルソン
イノベーション、歴史、地元のアートと音楽、そして独自のフードシーンを有する福岡はエースホテルが常に大切にしてきた多くのものに溢れています。エースホテル京都の成功に続き、日本で2施設目となるエースホテルの出店を発表できること、そして尊敬する三菱地所と共にこのプロジェクトに取り組めることは、これ以上ない喜びです。このプロジェクトが福岡の豊かな文化と私たちの文化との架け橋となることを楽しみにしています。
三菱地所代表者コメント
執行役社長 中島 篤
この度、エースホテルをパートナーとして迎えられることを大変嬉しく思います。まちづくりを担う立場として、その土地を深く理解し、地域文化・コミュニティに寄り添うエースホテルの理念に強く共感しております。イムズ跡地の開発に相応しい、地域の発展に貢献できるホテルブランドであり、今後、同社とともに、地域に愛され、多くの方に足を運んでいただける拠点となるよう、本計画を推進してまいります。
■ホテル概要
ホテルブランド |
エースホテル |
ホテル名称 |
エースホテル福岡 |
ホテル階数 |
1階~3階、16階~20階(予定) |
客室数 |
192室(予定) |
開業 |
2027年(予定) |
■本計画概要
事業名称 |
(仮称)天神1-7計画 |
所在地 |
福岡県福岡市中央区天神一丁目326番1他(地番) |
敷地面積 |
約4,640㎡(約1,400坪) |
建築面積 |
約3,960㎡(約1,197坪) |
延床面積 |
約73,960㎡(約22,372坪) |
階数・高さ |
地上21階、地下4階、約91m |
構造 |
地上:鉄骨造、地下:鉄骨鉄筋コンクリート造 |
用途 |
事務所、ホテル、店舗、駐車場 |
新築工事着工 |
2024年5月(予定) |
竣工 |
2026年12月(予定) |
事業主 |
三菱地所株式会社 |
設計者 |
株式会社三菱地所設計 |
■位置図
【注釈】
※1 天神ビッグバン:
規制緩和等を活用して民間ビルの建替えを促進することで、天神地区に新たな空間と雇用を創出するプロジェクト。国家戦略特区を活用した航空法高さ制限の特性承認を獲得した機を逃すことなく、様々な施策を組み合わせることで、耐震性が高い先進的なビルに建替えるとともに、みどりや文化、歴史などが持つ魅力にさらに磨きをかけ、多様な個性や豊かさを感じられる、多くの市民や企業から選ばれるまちづくりに取り組むもの。
なお、天神ビッグバンエリア(天神交差点から半径約500m)の建築確認申請件数は63件となっている。(天神ビッグバン開始後の2015年2月~2023年3月末)
※2 イムズ:
〔Inter Media Station〕略してイムズは、情報受発信基地として1989年から2021年までの32年間、天神の中心から九州・福岡の文化を発信してきた三菱地所初の単館商業ビル。
【参考】プレスリリースについて
- 「イムズ」営業終了・再開発計画始動
https://www.mec.co.jp/news/archives/mec190109_ims.pdf - 福岡・天神におけるポスト・コロナ時代のまちづくりを加速
https://www.mec.co.jp/news/archives/mec200914_ims.pdf - 「(仮称)天神 1-7 計画」始動
https://www.mec.co.jp/news/archives/mec220830_tenjinshido.pdf
以 上
※本資料に掲載されているパース等は現時点のイメージであり、今後の設計や関係官庁との協議等により変更となる可能性があります。
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