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   【三菱地所レジデンス】「ザ・パークハウス 三田ガーデン」が令和5年度「港区みどりの街づくり賞」を受賞

「ガーデンミュージアム」をコンセプトに緑地と空地を多く確保した計画などを評価

三菱地所レジデンス株式会社(以下、「三菱地所レジデンス」)、三菱倉庫株式会社、大栄不動産株式会社が開発した分譲マンション「ザ・パークハウス 三田ガーデン」は、令和5年度「港区みどりの街づくり賞」を受賞いたしました。

東京都港区では、良好な緑化の実現をより一層推進することを目的として、2004年度に「港区みどりの街づくり賞」を創設し、みどりの観点から見て特に優れた施設を表彰しています。学識経験者、都市緑化に造詣の深い区民及び環境リサイクル支援部長で組織する選定審査会が、「周辺の景観に配慮し、優れたデザインであること」「維持管理が適切に行われていること」「建築物と植栽地がバランスよく配置されていること」などの選定基準をもとに決定されるものです。

「ザ・パークハウス 三田ガーデン」は、デザインコンセプトを「ガーデンミュージアム」として都心では貴重な5,000㎡の敷地を、エントランス棟(2階建)・レジデンス棟・タワー棟の3棟に分節し、さらに駐車場を地下に計画することで、地上部に緑地と空地を多く確保しています。接道部には、周囲の緑と連続する並木道を配したまち並みをつくったほか、植栽については、アオスジアゲハやナミアゲハ、シジュウカラの誘致を想定し、餌や住みかになる在来種を植えており、さらに緑と融合したアートを配置し五感を刺激する仕掛けを行った点なども評価されました。

また三菱地所レジデンスでは、新築分譲マンション「ザ・パークハウス」の緑化において、地域になじみのある樹種の採用や環境にやさしい維持管理手法を使う「BIO NET INITIATIVE(ビオ ネット イニシアチブ)」という取り組みを2015年2月より導入しており、「ザ・パークハウス 三田ガーデン」にも取り入れています。

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三菱地所レジデンスは、今後も生物多様性に配慮した、より付加価値の高い住まいづくり、まちづくりを目指してまいります。

■評価されたポイント                                         
【緑を多く取り入れた配棟計画】
広大な敷地を活かし3棟に分節することで、緑地(緑化面積20%超)と空地(空地率50%超)を多く確保したまち並みを創出しました。

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【緑やアートのある暮らしを楽しむ「ガーデンミュージアム」】
真の贅沢とは、単なる煌びやかさや豪華さではなく、五感で感じることのできる心地よさであると考え、「ガーデンミュージアム」というデザインコンセプトのもとで、緑・光といった自然の日々の変化と美術館のようにアートに彩られた凛とした雰囲気をもつ空間づくりを行いました。

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【入居者の方に季節を感じていただく「ガーデンサロン」】
エントランス棟2階に設けたラウンジを「ガーデンサロン」と名付け、豊富な植栽と水什器による水音、毎週変わる花々と香りにより、季節の変化を感じられる空間としています。外の自然を建物内に取り入れることで、内にいながらも自然の動きや時の流れを感じられる解放感を創出しました。

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■物件概要                                        
名  称:ザ・パークハウス 三田ガーデン
所 在 地:東京都港区三田5丁目2番22号、27号
交  通:都営地下鉄三田線・東京メトロ南北線「白金高輪」駅より徒歩8分、
     都営地下鉄大江戸線・東京メトロ南北線「麻布十番」駅より徒歩9分、
     都営地下鉄三田線・浅草線「三田」駅より徒歩12分
敷地面積:5,260.23㎡
構造・規模:レジデンス棟 鉄筋コンクリート造・地上7階地下2階建
     タワー棟 鉄筋コンクリート造・地上22階地下2階建(免振構造)
     エントランス棟 鉄筋コンクリート造・地上2階地下2階建
総 戸 数:266戸
専有面積:40.72㎡~121.44㎡
間 取 り:1K~3LDK
駐 車 場:88台
竣  工:2021年10月
売  主:三菱地所レジデンス株式会社、三菱倉庫株式会社、大栄不動産株式会社
設計・施工:株式会社フジタ
建物管理:三菱地所コミュニティ株式会社

【参考】ビオ ネット イニシアチブとは                               
 ビオ ネット イニシアチブは三菱地所レジデンスがマンションの緑化に関する方針を定めるもので、樹木や生き物に精通した協業先と連携して、開発したマンションが生き物飛来の中継地となり、地域に「緑のネットワーク(エコロジカルネットワーク)」を広げることを目的にしています。「5つのできること」を掲げ、地域の生態系への影響を考慮し侵略的外来種を採用せず、地域になじみのある樹木(在来種)を使うことや環境にやさしい維持管理基準などの独自基準を設け、規模にかかわらず標準採用しています。分譲マンションのザ・パークハウスでは2015年から採用を始め、2022年からは賃貸マンションにも採用を広げ、累計では200棟以上の採用実績があります。2015年度グッドデザイン賞受賞。

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