物流
   冷凍冷蔵物流施設「ロジクロス大阪大正Ⅱ」竣工

~全区画温度可変式のマルチテナント型施設により幅広いコールドチェーン物流の需要に対応~

 三菱地所株式会社、農林中央金庫、JA三井リース建物株式会社、MUFGファイナンス&リーシング株式会社の4社が大阪市大正区において共同で開発を進めてきたマルチテナント型冷凍冷蔵物流施設「ロジクロス大阪大正Ⅱ」(以下「本物件」)が、2026年10月31日に竣工します。

 本物件は大阪港と関西主要消費地を結ぶ物流結節点に立地しており、港湾物流と関西圏内の配送をつなぐ利便性に加え、全区画温度可変式(-21℃~+5℃、一部区画は-27℃~+5℃)を採用することで取扱貨物や物流網の変化に応じた柔軟な区画運用を可能とし、幅広いコールドチェーン物流の需要に対応します。
 物流業界においては、冷凍冷蔵食品や医薬品などの低温保管需要が高まる一方、既存の冷凍冷蔵倉庫は老朽化が進み、建て替えや拡充が求められています。また、建築費等の高騰や建て替え期間中の一時保管先確保が難しいことなどを背景に、荷主企業による自社施設の開発・更新は容易でない状況にあります。こうした課題に対し、本物件はマルチテナント型施設として、初期投資を抑えた迅速な拠点開設や、既存施設の建て替え期間中における一時利用などに対応します。

【本物件の特徴】
①大阪港・関西消費地への高いアクセス性、動物検疫所指定倉庫・保税倉庫としても利用可能な立地
②全区画温度可変式の採用など、柔軟かつ継続的な施設利用をサポート
③太陽光パネルや自然冷媒の導入、国産木材の活用など環境に配慮/『ZEB』『CASBEE』最高ランク取得


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 本物件は「ロジクロス」シリーズとして大阪市内で3棟目となるマルチテナント型冷凍冷蔵物流施設であり、三菱地所は大阪湾岸エリアにおける拠点展開を通じて、関西圏のコールドチェーン物流ネットワークの充実を図ります。多くの物流施設の開発・運営実績をもつ三菱地所、食農関連企業を中心としたステークホルダーの発展を多角的に支える農林中央金庫、冷凍冷蔵物流施設で実績を持ち不動産領域で高付加価値サービスを提供するJA三井リース建物、および多様なファイナンスサービスを提供するMUFGファイナンス&リーシングが協働し、社会の物流ニーズに応えてまいります。

本物件の特徴

【大阪港・関西消費地への高いアクセス性、動物検疫所指定倉庫・保税倉庫としても利用可能な立地】

  • 本物件は工場や倉庫が集積する湾岸エリアの中でも、「難波」駅から5km、「大阪」駅から10km圏内と、大消費地への高い配送利便性を有します。加えて、動物検疫検査場所としての指定および保税倉庫の許可に必要な立地条件を備え、多様な物流ニーズの受け皿となります。
  • 「大阪」駅や「難波」駅など複数駅からのアクセスが可能な大阪シティバス「鶴町一丁目」バス停より徒歩5分と、通勤面での利便性も高く、雇用の確保が期待できる環境です。

【全区画温度可変式の採用など、柔軟かつ継続的な施設利用をサポート】

  • 本物件は床荷重1.5t/㎡、梁下有効高5.5mを確保するとともに、両面バースの採用により同時接車可能台数を増やすなど、自由度の高いスペックを備えます。
  • すべての区画について庫内温度を柔軟に設定できる可変式(-21℃~+5℃、一部増強区画について-27℃~+5℃)としており、幅広い業態・荷物のニーズに応えます。
  • 事務所エリアおよび各区画1階電動フォークリフト用充電設備(フォーク充電盤)については、災害時24 時間の施設稼働を可能とする非常用発電設備を有しているほか、キュービクル・パワーコンディショナー等の電気設備機器は地盤面から5m以上の高さに設置するなど浸水対策を強化しており、テナントの事業継続に寄与します。

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【太陽光パネルや自然冷媒の導入、国産木材の活用など環境に配慮/『ZEB』『CASBEE』最高ランク取得】

  • 本物件では屋上に太陽光パネルを設置。そのほか自然冷媒の導入や節水器具・断熱材でのグリーン購入法適合品・エコマーク認定品の採用など、環境性能効率向上と環境負荷低減に取り組んでいます。本物件は建物のエネルギー性能の表示制度である「BELS」において最上位となる『ZEB』※1、『CASBEE』※2(建築環境総合性能評価システム)においても最上位のSランクの取得を実現しています。
  • 三菱地所では国産木材の活用を推進しており、本物件の共用部や休憩室等では三菱地所グループのMEC Industry株式会社が調達した国産木材を採用しています。木製ルーバーや壁パネル等の内装だけでなく、南九州産CLT材※3を活用した木造プレファブ建築による休憩室や、一部フロアの床にはCLTを活用したOAフロア「WOOD FLOOR UNIT 3.2」等を導入することで、施設で働く方々の快適性向上と温かみのある空間づくりを実現しています。また、これらの取り組みにより、木材使用量は4.7㎥※4、木材に係る炭素貯蔵量は3.0t-CO₂※4となっています。

※1 ZEB:建物内の年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指したNet Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の略称をZEBと呼び、4段階あるうちの最上位のものを『ZEB』(ゼブ)と呼ぶ。
※2 CASBEE:建築物や街区、都市などに係わる環境性能を総合的に評価するための指標。5段階評価で最高評価がSランク。
※3 CLT: Cross Laminated Timberの略。木材の板を繊維方向が直交するように積層接着した木質材料。
※4 林野庁「建築物に利用した木材の炭素貯蔵量の表示ガイドライン」に準拠。木材使用量は木製ルーバーや壁パネル、WOOD FLOOR UNIT 3.2等の合算にて試算。

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物件概要

名称 ロジクロス大阪大正Ⅱ
所在地 大阪市大正区鶴町一丁目1-46
アクセス 【自動車】阪神高速第17号西大阪線 「大正東出入口」より約 4.0km
     「大正西出入口」より約 4.5km
【電 車】大阪メトロ 四つ橋線「岸里」駅より約2.8㎞
【バ ス】「鶴町一丁目」バス停より約300m
用途 マルチテナント型冷凍冷蔵物流施設 ※最大3テナント入居可能
規模・構造 地上4階建、ボックス型、鉄骨造、耐震構造
敷地面積 約21,660㎡(約6,552坪)
延床面積 約45,430㎡(約13,743坪)
建築主 メック都市開発13号特定目的会社
※三菱地所単独出資の子会社
大正区鶴町デベロップメント特定目的会社
※農林中央金庫、JA三井リース建物、MUFGファイナンス&リーシング出資の特定目的会社
コンストラクションマネジメント 株式会社三菱地所設計
設計施工 大末建設株式会社
着工 2025年1月20日
竣工 2026年10月31日


地図

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【ご参考】三菱地所グループの物流施設事業について

 三菱地所グループは、物流施設の開発・運営にとどまらず、物流拠点や多様なプレーヤーをつなぎ、物流全体の最適化を支える「物流ネットワークデベロッパー」を目指しています。
 三菱地所グループの物流事業では、三菱地所、東京流通センター、三菱地所設計、三菱地所投資顧問および三菱地所物流リート投資法人が連携し、「用地取得・開発」「運営・管理」「保有・アセットマネジメント」のすべてのフェーズに対応する一貫体制を構築しています。その強みを活かし、次世代モビリティに対応した高速道路IC直結の「次世代基幹物流施設」、三菱地所の物流施設シリーズ「ロジクロス」、半世紀超にわたり首都圏の物流を支えてきた「東京流通センター」を有機的につなぎ、幹線輸送から地域輸配送、ラストマイルまでを支える、強靭かつ持続可能な物流基盤の構築を推進。また、各物流拠点をイノベーションの実証・実装の場として活用し、自動運転をはじめとする次世代モビリティや先進技術の導入、多様なパートナーとの協創を通じて、輸送・保管・荷役の効率化と新たな物流価値の創造にチャレンジしています。
 今後も、「貸す」から「つなぐ」へと進化する物流事業を通じて、拠点と拠点、人とモノ、企業と企業を結び、持続可能な物流インフラの実現と物流の未来を支える新たな価値の創造を推進してまいります。

以上

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