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CLTを活用したOAフロア「WOOD FLOOR UNIT 3.2」リニューアル販売開始
~施工性と意匠性を高め、木材の新たな可能性を拡大~
三菱地所株式会社、MEC Industry株式会社、株式会社乃村工藝社、三洋工業株式会社、株式会社リンレイ、丸山金属工業株式会社は、共同開発した「WOOD FLOOR UNIT 3.2(以下、本製品)」(特許出願中)を2026年9月15日よりリニューアルして本格販売を開始いたします。

従来のフリーアクセスフロア※1は、スチールでできたパネルの上にカーペット等を敷くことが一般的ですが、本製品は、CLTパネルの木目をそのまま仕上げとして生かし、天然木を現しとすることを標準仕様としています。
建物の木造木質化に対するニーズが高まる中、本製品では木材を意匠として利用することで天然木材で空間を満たし、高い炭素固定効果※2で地球環境に貢献するとともに、独自開発の施工金具やコーティング剤により施工性を高めることで、これまでに「新丸の内ビルディング」や「乃村工藝社 未来創造研究所 Creative Lab.」等に採用しています。また、2025年度グッドデザイン賞やウッドデザイン賞2025では優秀賞(林野庁長官賞)、iFデザインアワードを受賞するなど、製品の機能性・意匠性を評価いただいています。
今回のリニューアルでは、本製品のメリットはそのままに、多くの用途で採用いただけるよう、標準パネルの耐荷重見直しや、ホックコネクト式の支持脚を採用することで、施工性を一層向上させました。
※1 フリーアクセスフロア:床下に電源や通信用の配線、さらに空調設備などの機器を収納することのできるフロア
※2 本製品(54mmパネル)を100㎡採用した場合、約3.2tの炭素固定(CO2換算)効果が期待される。(林野庁:企業による森林づくり・木材利用の二酸 化炭素吸収・固定量の「見える化」ガイドラインより算出、三菱地所による試算に基づく。)
共同開発者6社は、本製品の開発・供給を通じて国産木材の活用を進めることで、森林による炭素固定、水源涵養機能、災害防止機能等の維持・向上に寄与し、社会課題の解決に貢献してまいります。
■ リニューアルのポイント
① 標準パネルの耐荷重性能を向上させ、同等耐荷重のスチール製OAパネルと比べて軽量化
標準パネルの厚さをこれまでの36mmから44mmとすることで、耐荷重を2,500Nから3,000N※3に向上させました。これにより、より多くの用途の空間に採用できる耐荷重を実現します。さらに、3,000Nの耐荷重性能をもつスチール製のOAパネルより重量を軽くする※4ことで搬入や施工時の負担軽減を図りました。
② 支持脚をホックコネクト式に統一し施工性を向上
サイド篏合式の支持脚では、パネル側面の溝と支持脚の位置を合わせてはめ込むため、施工時の位置決めや脱着に手間がかかることから、ボタンのようにパネル裏面のオス鋼板を支持脚の樹脂キャップに上から押し込んで固定する方式であるホックコネクト式の支持脚に統一し、施工性とメンテナンス性を高めました。さらに樹脂キャップのガイドを見直し、施工時の位置取りをさらに簡易的にすることで、施工時間の短縮を目指しました。
③ 設備機器のカラーを一新
木目のパネルと調和するよう、アップコンセントのカラーをブラックからシャンパンゴールドに一新します。

■本製品の概要
・仕様部材:CLT(南九州産スギが主な原料)
・材料規格(パネルサイズ)

・仕上げ:専用コーティング剤を塗布
■本製品の採用事例


■本製品の販売窓口
三洋工業株式会社 営業統括部(TEL: 03-5611-6310)
■各社の役割
三菱地所株式会社 製品の企画立案
MEC Industry株式会社 材料の製造・加工、販売
株式会社乃村工藝社 デザイン監修・施工監修、製品開発全般のアドバイス
三洋工業株式会社 支持脚製造、施工性検証、製品販売窓口
株式会社リンレイ 天然木専用コーティング剤の開発・性能維持に関わるメンテナンス監修
丸山金属工業株式会社 特殊接合金物の開発
【参考】共同開発企業について
三菱地所株式会社
所 在:東京都千代田区大手町1丁目1番1号 大手町パークビル
代 表 者:中島 篤
創 立:1937年5月7日
業務内容:オフィスビル・商業施設・ホテル・物流施設等の開発、賃貸
国内外での収益用不動産の開発、販売
住宅用地・工業用地等の開発、販売
空港・余暇施設等の運営
不動産の仲介・コンサルティング
資産運用事業
MEC Industry株式会社
所 在:鹿児島県姶良郡湧水町木場3102
代 表 者:森下 喜隆
創 立:2020年1月24日
業務内容:建材材料の仕入、製造及び販売等
株式会社乃村工藝社
所 在:東京都港区台場2丁目3番4号
代 表 者:奥本 清孝
創 業:1892年3月15日
業務内容:空間創造における、調査・企画・コンサルティング、デザイン・設計、制作・施工 ならびに運営・管理
三洋工業株式会社
所 在:東京都墨田区太平2丁目9番4号
代 表 者:山岸 茂
創 立:1948年10月25日
業務内容:金属建材及び建築材料の製造販売
内装材、外装材、空調、換気装置の製造販売及び工事請負
株式会社リンレイ
所 在:東京都中央区銀座4丁目10番13号
代 表 者:鈴木 信也
創 立:1944年9月25日
業務内容:業務用、家庭用、自動車用、工業用ワックス、
高機能コーティング剤及び洗剤等の衛生管理製品の研究開発、
製造、販売、輸出並びに業務用清掃機器の製造、販売
丸山金属工業株式会社
所 在:千葉県船橋市海神町南1丁目1475番地
代 表 者:河上達夫
創 立:1909年12月1日
業務内容:金属スナップボタン、樹脂成形品、切削品の製造、販売
【参考】三菱地所グループの木造木質建築への取り組み
三菱地所は2016年頃から国内の潤沢な資源である森林に着目し、木材が持つ高い炭素固定効果による地球温暖化の防止や、「切る→使う→植える→切る...」といった国内森林の好循環を生み出すことによる土砂崩れ等の自然災害を防止することで、社会課題の解決に貢献するべく、国産木材を活用した建築物を多く手掛けてまいりました。

また2020年に設立したMEC Industryにおいては、南九州産の杉を中心に、一般的には伐採適齢期を過ぎてしまったと言われ製材が難しい「大径木※」を積極的に活用し、森林の循環促進と林業の発展を目指し事業を展開しております。
三菱地所グループでは今後も、国産木材が有する意匠性・機能性・環境貢献機能を活かした、新しい製品を開発し、MEC Industryでの製造・販売を通じて、地球環境及び林業の発展に貢献していきます。
※大径木:日本農林規格(JAS)では、末口直径(細い側の直径)が30cm以上の丸太をいう。
以 上
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