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   ㈱三菱地所住宅加工センターが「三菱地所ウッドビルド㈱」へ商号変更

三菱地所グループの木造木質化事業を強化 ~グループ各社の業務拡大、SDGsの達成にも貢献~

三菱地所株式会社の連結子会社で、三菱地所グループが推進する木造木質化事業の一翼を担う株式会社三菱地所住宅加工センター(本社:千葉県千葉市美浜区、取締役社長:中島 秀敏、以下「MJKC」)は、2024年7月1日付で商号を「三菱地所ウッドビルド株式会社」に変更いたします。


■背景
MJKCは、三菱地所ホーム株式会社向けの戸建住宅のツーバイフォー工法による構造材販売を担う三菱地所株式会社の連結子会社として1983年に設立されました。その後一般取引先(三菱地所グループ外を含む)向け住宅資材供給、さらには非住宅分野への売上比率を高め、現在は非住宅木構造施工や内外装木質化までその事業範囲は多岐にわたっております。この度、拡大した事業範囲により近い企業イメージを持っていただけるよう、商号変更にいたりました。今後、ツーバイフォー工法に加えて、新たなエンジニアリングウッドを活用した多様な工法への対応力を具備することにより、低層非住宅向け及び中高層木造向けの施工機能を強化・拡大することを目指しています。MJKCの事業拡大は、三菱地所グループの木造木質化事業の強化・拡大において重要な役割を果たすもので、既存事業の収益拡大と新規事業機会の獲得を通して更なる発展を目指してまいります。
※エンジニアリングウッド:木質材料のうち強度性能が所定の試験によって水準を満たしているもの。


■商号変更の概要
新 商 号:三菱地所ウッドビルド株式会社
(英語表記)Mitsubishi Estate Wood Build Co., Ltd.
変 更 日:2024年7月1日
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※本店所在地、代表者、資本金、株主構成は以下のとおり、変更ございません
所 在 地:千葉県千葉市美浜区新港228番地4
代 表 者:取締役社長 中島 秀敏
事業内容:建築資材の輸入及び国内販売、建築資材の製造、加工及び販売等
資 本 金:4億円
株主構成:三菱地所株式会社 78%、三菱地所ホーム株式会社 22%
従業員数:70名(2024年6月1日時点)

<参考 三菱地所グループのサステナビリティの取り組み>
三菱地所グループでは長期経営計画2030において、「社会価値向上戦略」と「株主価値向上戦略」を両輪に据えた経営を掲げており、「当社グループと社会、双方の持続可能性実現のためのアクション」として「三菱地所グループと社会の持続可能性 4つの重要テーマ」を定めています。そのうち「環境負荷低減に尽力し続ける」と「人を想い、人に寄り添い、人を守る」において、持続可能な木材利用の推進、事業に使用する木材のトレーサビリティの確保を目標としており、輸入木材伐採地の人権尊重、自然資源保護に配慮した持続可能な木材利用に取り組むなど、SDGsの達成や社会課題の解決にも貢献してまいります。 「三菱地所グループ 木材調達ガイドライン」では、自らのバリューチェーンで実施する木材調達において森林の非破壊・非減少・自然生態系の保護を図ることを定め、本ガイドラインの達成進捗を測るタイムラインとして2025年度をマイルストーン(90%以上の達成を目途)、2030年度を達成の目標年としています。
※三菱地所グループ 木材調達ガイドライン:https://mec.disclosure.site/j/sustainability/activities/environment/timber/

MJKC実績紹介
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【参考】三菱地所グループの木造木質建築への取り組み
三菱地所は2016年から国内の潤沢な資源である森林に着目し、木材が持つ高い炭素固定効果を活かすことによる気候変動への対応や、木材の活用により「切る→使う→植える→切る...」といった国内森林の循環再生、森林の持つ土砂崩れ等災害防止機能の維持・向上などに寄与することで、社会課題の解決に貢献するべく、国産木材を活用した建築物を多く手掛けてまいりました。今後も建築を適切に木造・木質化することで、植林・森林管理・木材需要の安定的な創出と森の適切な循環システムを作り出し、持続可能な社会の実現に取り組んでまいります。
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