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一橋大学と三菱地所、共同研究契約を締結

~データサイエンスを活用、「空間」の価値創造で社会課題解決へ~

国立大学法人一橋大学(東京都国立市、学長:中野 聡、以下 一橋大学)と三菱地所株式会社(東京都千代田区、執行役社長:吉田 淳一、以下 三菱地所)はこのほど、データ駆動型社会における空間の価値創造に関する共同研究契約を締結いたしました。

データサイエンスを活用し、産業界や地域を巻き込んだイノベーションプロジェクトが集積する空間・拠点づくりをはじめ、国立エリア及び大手町・丸の内・有楽町エリア(以下、丸の内エリア)において、空間を使った実証実験や他社との情報連携等を実施、社会課題解決を目指します。

※現実とデータが高度に連動し、データが付加価値を獲得して現実世界を動かす社会

一橋大学は、ビッグデータの時代と言われる現代において、商学、経済学、法学、社会学といった社会科学に関する深い知見と最先端のデータサイエンス技術を融合した「ソーシャル・データサイエンス学部・研究科」を2023年4月に開設し、統計学、情報・AIなどのデータサイエンス技術を用いてビジネス革新や社会課題解決に貢献できる人材を養成します。

三菱地所は、丸の内エリアにおけるまちづくりをはじめ、オフィスビル・商業施設・住宅・ホテル等の開発・運営など、国内外で数多くのプロジェクト・事業を手掛けており、空間に関わるさまざまなデータを保有しています。また、これまで、スタートアップ・エコシステムの形成・進化に向け、丸の内エリアにおいて複数のイノベーション拠点を整備・運営、「オープンイノベーションフィールド」化を進めてまいりました。

今後、データドリブンで社会課題の解決を目指す一橋大学のソーシャル・データサイエンス学部・研究科と、三菱地所がこれまで培ってきたスタートアップ・エコシステムを連携し、不動産領域に留まらない空間の価値創造に資する知見の創出と、オープンイノベーションを通した諸課題の解決を進めてまいります。

なお、ソーシャル・データサイエンス学部と三菱地所とは、本共同研究にて一橋大学国立キャンパス東本館に整備予定である交流拠点等を舞台に、現実の問題意識やデータを用いて、ビジネス革新や社会課題解決について検討する「PBL(Project Based Leaning)演習」も協働して実施する予定です。

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▲インキュベーション・交流拠点に改修予定の一橋大学東本館(登録有形文化財(建造物))

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▲三菱地所が手掛けるイノベーション拠点

■各者コメント

<一橋大学 学長 中野 聡>

社会科学と最先端のデータサイエンスを融合したソーシャル・データサイエンス学部・研究科を開設し、文系・理系の区分けを超えた「総合知」の創出と活用をめざす一橋大学にとって、三菱地所との共同研究は大きな飛躍の契機になると期待しています。取り組みを通じて、新学部・研究科の学生・院生・教員はもちろんのこと、一橋大学から、社会から、多様な人々がつどい、つながる、ひらかれた場として、山積する社会課題を解決するために必要な最先端の知と構想力を生み出す「空間」の共創を目指します。

<三菱地所 執行役社長 吉田 淳一>

 急速に複雑に変化していく現代社会において、データを活用し戦略を打ち出すことは街づくりにおいても重要な要素と考えています。弊社がこれまでの事業で蓄積してきた様々なデータを、より便利に豊かなユーザー体験を実現できる仕組みづくりをするために、データサイエンスの力は不可欠と考えています。社会科学に関する深い知見をもつ一橋大学及び新たに創設されるソーシャル・データサイエンス学部との連携を通じて、まちづくりだけでなく新たな産業の創出、社会課題の解決に繋がる取り組みとすることを目指します。

■共同研究契約の概要

契約締結日:2023年3月16日(木)

共同研究内容:データドリブンでの価値創造に資する空間デザインについて実証研究を行い、交流拠点の整備と活用、丸の内エリアでの実証研究を通して社会課題の解決を行うこと。

以 上

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