2023/03/06
投資マネジメント
　　投資マネジメント事業、2030年度末AuM10兆円、営業利益300億円を新目標に

米国欧州アジア・オセアニア

ビジョン・戦略ファンド

～グローバルプラットフォーム"Mitsubishi Estate Global Partners"もローンチ～

三菱地所株式会社は、2020年度を初年度とする「長期経営計画2030」において、ノンアセット事業を成長領域の一つに位置付けておりますが、ノンアセット事業の中核を担う投資マネジメント事業^※¹を今後、さらに拡大します。

※1 不動産での資産運用を求める投資家に対して、長期安定的な運用ニーズに対応する REIT（不動産投資信託）や、機関投資家の特定運用ニーズに対応する私募ファンドなど、専門的なノウハウをもとに、幅広いサービスを提供。日・米・欧・亜の各拠点が連携して事業を展開

同長期経営計画で掲げていた2020年代中盤におけるAuM（Assets under Management：運用資産残高）目標5兆円を前倒しとなる2022年度第2四半期で達成、このほど新たにAuMおよび営業利益目標を設定いたしました。2030年度末目標としてAuM10兆円、投資マネジメント事業における営業利益300億円とし、不動産投資マネジメントの分野でグローバルトッププレーヤーの一員としての地位を確立していくことを目指します。

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投資マネジメント事業では、昨年10月に、日本、米国、欧州に加え、アジア・オセアニアでコアオープンエンドファンドの運用を開始するなど、日本および世界中の投資家に対し、商品・サービスを充実させています。今後、さらにグローバルにおける事業成長を加速させるため、三菱地所が構築した日・米・欧・亜の各拠点が連携する投資マネジメント事業のプラットフォームの名称を"Mitsubishi Estate Global Partners"といたしました。今後、投資マネジメント事業のグローバルブランド「MEGP」として展開してまいります。
　MEGPウェブサイト：https://www.mecglobalpartners.com/

本ブランドは、各エリアのグループ会社独自のブランドを引き続き尊重しながら、そのアンブレラブランドとして位置付けており、当社グループが世界中の機関投資家を中心としたグローバルな不動産投資ニーズに応えるパートナーとして、プロフェッショナルな知見・サービスを提供することをイメージしたものです。今後は、本ブランドを用いて投資マネジメント事業及び各拠点で展開する投資商品をグローバルに訴求してまいります。

【MEGPに属するグループ各社の概要】https://www.mec.co.jp/service/investment/

■ジャパンリアルエステイトアセットマネジメント株式会社（日本）

2000年設立。2001年9月に日本で初めて上場したJ-REITである「ジャパンリアルエステイト投資法人」から資産運用を受託するJ-REIT運用会社。コア型オフィスが主体。

■三菱地所投資顧問株式会社（日本）

2001年設立。国内外の機関投資家向けに、幅広い不動産投資商品を提供。私募REIT「日本オープンエンド不動産投資法人」、物流施設特化型の上場REIT「三菱地所物流リート投資法人」および、個別の投資家ニーズに対応する多様な私募ファンドを運用。

■TA Realty社（米国）

1982年創業。旗艦バリューアッド型ファンドや、2018年より運用中のコア型オープンエンドファンド「TA Realty Core Property Fund」をはじめ、全米主要都市における物流施設、住宅、オフィス、商業施設など、多様な不動産を投資対象とした不動産ファンドを展開する、全米有数の不動産投資マネジメント会社。
2015年に買収し、子会社化。

■Europa Capital社（欧州）

1995年創業。英国を拠点に欧州全域で事業を展開し、旗艦バリューアッド型ファンドや、コア型オープンエンドファンド「Europa Diversified Income Fund」のほか、オフィス、住宅、商業施設、物流施設などを投資対象とする多様な機関投資家向けのファンドを運用。2010年に買収し、子会社化。