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重要テーマ1:Environment

CO2削減・再生可能エネルギーの利用促進

CO2削減・再生可能エネルギーの利用促進に向けて

三菱地所グループは、脱炭素社会の実現を目指し、グループ全体の温室効果ガスの中長期排出削減目標(2019年4月にSBTイニシアティブ※1より科学的知見と整合する目標として認定済)を掲げ、その着実な実践に努めています。また、2020年1月には、RE100※2への加盟を行い、2050年までに事業で使用する電力を100%再生可能エネルギー化することにコミットしました。
これら2つの目標は、「三菱地所グループのSustainable Development Goals 2030」の重要テーマ「Environment」においても注力すべき事項として位置づけており、グループ一丸となって取り組みの深化を目指しています。

SCIENCE BASED TARGETS - DRIVING AMBITIOUS CORPORATE CLIMATE ACTION
RE100
  • 「世界自然保護基金(WWF)」、投資家・企業・都市・国家・地域が環境影響を管理するためのグローバルな情報開示システムを運営する国際NGOである「CDP」「国連グローバル・コンパクト」「世界資源研究所(WRI)」による共同イニシアティブ。企業に対し、パリ協定が求める水準(気候変動による世界の平均気温上昇を産業革命以前に比べて、2℃より十分に低く抑えるとともに、1.5℃に抑えることを目指す)と整合した、科学的知見に基づく温室効果ガス排出削減目標(SBT)設定を促している。
  • 気候変動に関する国際NGO「The Climate Group」が、「CDP」とのパートナーシップのもと運営する国際的なイニシアティブ。事業活動で使用する電力を100%再生可能エネルギーにすることを目指す企業で構成されている。

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丸の内エリアを中心に19棟で
全電力を再生可能エネルギー由来に

三菱地所(株)は、CO2排出量削減目標および再生可能電力比率目標の達成に向けて、2021年度から丸の内エリア(大手町・丸の内・有楽町)の18棟と横浜ランドマークタワーの計19棟において、使用する全ての電力を再生可能エネルギー由来の電力(以下、再エネ電力)とすることとしました。丸の内エリア18棟のCO2削減量は、エリアにおける当社所有ビルのCO2の約8割に相当する年間約16万トンとなる見込みです。また、当社グループの再生可能電力比率は約30%となる見込みで、中間目標(2030年までに再生可能電力比率25%)を前倒しで達成する予定です。
導入する再エネ電力は、今回切り替えを行う全てのビルで「RE100」対応が可能となるよう「生グリーン電力※1」と、「トラッキング付FIT非化石証書※2」を併用する契約としています。なお、今回の切り替えにおいては、ビルで使用する電力の全量を再エネ電力とするため、対象ビルの入居企業は、覚書等による特段の取り決めなく自社で再エネ電力を利用していることを自由に主張することが可能となります。

今後は、2022年度には、丸の内エリアにおける全ての当社所有ビルで再エネ電力を導入し、その他エリアにおいても、積極的に導入を進めていく予定です。

  • 生グリーン電力:風力、太陽光、バイオマスなど再生可能エネルギーにより発電され、一般送電網を通じて需要家に託送される電力のこと。
  • FIT非化石証書:固定価格買取制度(FIT)対象の再生可能エネルギー電源の電気に対する証書のことで、トラッキング付非化石証書はさらに環境価値の由来となった再生可能エネルギー電源を明らかにした(追跡・トラッキングした)もの。

再エネ導入ビル一覧は以下をご覧ください。

再生可能エネルギー導入ビル一覧

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物流施設「ロジクロス海老名」におけるPPAモデルの活用
およびNearly ZEBの取得

2020年11月に、神奈川県海老名市で開発を進めてきた、地上4階建て、延床面積約64,200m²の物流施設「ロジクロス海老名」が竣工しました。圏央道海老名ICから800mに位置し、各所へのアクセス性に優れた立地です。2020年12月には、シン・エナジー(株)と提携した新たな取り組みとして、本物件の屋根上に、PPA※1モデル自家消費太陽光発電設備(以下、PV設備)を設置し、運用を開始しました。PV設備はシン・エナジーが所有し、同設備で発電した電力は、全量本物件内で消費します。

また、建築物省エネルギー性能表示制度「BELS」※2の5つ星を取得し、さらに年間の一次エネルギー消費量をゼロに近づけた建築物として「Nearly ZEB」に認定されました。
今後、当社が開発する物流施設「ロジクロスシリーズ」では、原則BELSを取得していく方針です。

  • Power Purchase Agreement=第三者所有モデルのPV
  • 国土交通省が定めた「非住宅建築物に係る省エネルギー性能の表示のための評価ガイドライン」に基づき省エネルギー性能等に関する評価・表示を行う第三者認証制度

ロジクロス海老名 外観写真

BELS ZEB - この建物のエネルギー消費量82%削減 2021年2月10日交付 国土交通省告示に基づく第三者認証

認証ロゴ

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環境意識の向上を目的として
「マンション家計簿」にCO2排出量を記載

三菱地所レジデンス(株)が分譲するマンションブランド「ザ・パークハウス」の環境性能を伝え、省エネ行動を喚起することを目的として、マンション購入者に2013年から小冊子「マンション家計簿」を配布しています。購入時にはわからない、入居後の水道光熱費等のランニングコストを提示し、省エネルギー性能を分かりやすく金額で伝えることで、マンション購入時の検討材料としてお役立ていただいてきました。

2021年10月以降からは、(株)メックecoライフの協力のもと、各住戸のCO2排出量をマンション家計簿に記載する取り組みを始めます。CO2排出量を見える化することで、CO2削減への意識向上を図ることを目的としています。

2020年12月に、東京都の「CO2削減アクション(ゼロエミアクション)・ムーブメント~消費者と企業がともにつくりあげるサステナブルな社会~」において、CO2削減アクション(ゼロエミアクション)を都と共同で実施する事業者に、三菱地所レジデンスとメックecoライフの両社が選定され、その具体的な内容として本取り組みを掲げています。2022年度までの3カ年の予定で、効果検証を行いながら、東京都と協働していきます。

今後は、年平均3%のCO2排出量削減を達成すべく、ZEH-Mの導入、再生可能エネルギーの導入等の施策にも取り組んでいく予定です。

マンション家計簿

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