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重要テーマ2:Diversity & Inclusion

グローバル対応に関する取り組み

日本政府観光局 外国人向け総合観光案内所(TIC)の
ユニバーサルデザインを強化

三菱地所(株)は、日本政府観光局(JNTO)からの運営委託を受け、外国人向け総合観光案内所「JNTOツーリスト・インフォメーション・センター」(以下「JNTO TIC」)を、丸の内エリアで2012年1月から運営しています。
開設当初から、高齢者や障がいのある訪日外国人を含む全ての人が利用しやすいユニバーサルデザインに注力してきましたが、2019年4月にはハード、ソフト両面からさらなる強化を行いました。近年、アクティブに旅行を楽しむ高齢者や障がいのある訪日外国人が増加している状況から、丸の内エリアの障がい者雇用支援施設「インクル MARUNOUCHI」に監修を委託し、障がいのある旅行者の意見も参考にしながら実施したものです。

ハード面では、点字に文字を重ね合わせることで、目でも指でも読める新しいスタイルの点字「ブレイルノイエ」や、点字ブロックを導入。JNTO TICスタッフが「ユニバーサルマナー検定」を受講するなど、ソフト面も強化しました。

高齢者や障がいのある方を含め、全ての訪日旅行者が快適に利用できる先進的な観光案内サービスとして、日本全国の観光案内所から視察を受け入れるなど、ユニバーサルデザイン対応の知見を共有することにも努めていきます。

JINTO TIC MARUNOUCHI

目でも指でも読める新たなスタイルの点字「ブレイルノイエ」

「インクル MARUNOUCHI」スタッフによる点字の確認

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訪日客にも商業施設を快適にご利用いただくために

観光案内アンドロイド「地平ジュンこ」

タッチパネル式多言語デジタルサイネージ

三菱地所プロパティマネジメント(株)が管理・運営する「アクアシティお台場」では、増加している外国人旅行客へのサービス向上を目的に、インフォメーションスタッフ、フロアガイド、ホームページの多言語対応のほか、「多言語通訳サービス※1」も導入しています。

また、東京都が推進する「臨海副都心MICE拠点化推進事業※2」の対象事業として、2014年1月より「タッチパネル式多言語デジタルサイネージ」、同年11月にはウエストプロムナードにイルミネーションを設置。さらに、「東京都臨海副都心おもてなし促進事業※3」の対象事業として、2015年11月より、(株)東芝が開発した3カ国語(日本語・英語・中国語)を話し、観光案内するアンドロイド「地平(ちひら)ジュンこ」の設置、2016年3月には4カ国(5言語:日本語・英語・韓国語・中国語〈簡体字・繁体字〉)対応した館内サインの増設を行いました。また2019年3月には、「東京都臨海副都心まちづくり推進事業※4」の対象事業として、4カ国(5言語:日本語・英語・韓国語・中国語〈簡体字・繁体字〉)対応した会話型AIコンシェルジュ「infobot(インフォボット)」の導入を行いました。これら多言語対応への取り組みを通じて、双方向の情報コミュニケーションを促進しています。併せて、館内情報のみならず、周辺の観光情報などコンテンツをそろえ、インバウンド施策強化につなげています。

さらに、三菱地所(株)、三菱地所プロパティマネジメントは、商業接客に特化して開発したオリジナル翻訳アプリ「接客音声翻訳」を、2016年11月より丸の内・横浜エリアの商業施設約45棟において配信を開始。訪日観光客や当エリアで働く外国人就労者へのサービス強化を図っています。本アプリは、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)が開発した多言語音声翻訳アプリを基盤システムとして採用し、テスト期間中に商業テナント約1,000社から上がった声を参考に、おもてなしに役立つ約3,000のワードとフレーズを新たに導入しました。

  • 来店した外国人旅行客と店舗スタッフとの意思疎通が難しい場合、店舗スタッフがコールセンターの通訳オペレータを通じて英語・中国語・韓国語のお客さまのお買い物をサポートするサービス
  • 東京都が、臨海副都心をMICE・国際観光の一大拠点として発展させる取り組みとして、臨海副都心のMICE・国際観光拠点化に効果が高いと認められる民間事業者の事業を補助する事業。MICEは、Meeting(企業等の会議)、Incentive travel(報奨・研修旅行)、Convention(国際機関等が行う会議)、Exhibition(イベントや展示会)の総称
  • 東京都が、2020年オリンピック・パラリンピック競技大会の成功および臨海副都心のMICE・国際観光拠点化に向けて、臨海副都心において民間事業者が行う新たな観光資源の創出や、外国人来訪者の受け入れ体制環境の整備に対する補助制度
  • 東京都が、臨海副都心の開発を推進するにあたり、臨海副都心全体のブランド価値を高めるため、臨海副都心において「多様な来訪者への対応力向上」や「居心地のよい空間づくり」「新たな魅力を付加したにぎわいの創出」を行う民間事業者の取り組みを支援する補助制度

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多様な食文化に対応するユニバーサルレストラン

多様な食習慣に対応したメニューを提供

ホテルや外食業界では食文化や宗教的な戒律に起因する食への配慮が課題となっています。特にイスラム教徒の就業者や旅行者は、アルコールや豚肉を使わない「ハラールフード」しか口にできないため、対応できるレストランが少なく、食に対する不安を抱えています。

横浜ロイヤルパークホテル内のレストラン&バンケット「フローラ」は、「ユニバーサル・フード&ホスピタリティ」をテーマに、ハラールフードはもちろんビーガン(絶対菜食主義)やグルテンフリーなど、さまざまな食習慣をもつお客さまに対応しています。特にハラールフードに関しては専任チームをつくり、食材や調味料の仕入れから管理・調理工程・施設や備品類に至るまで適正化を図りました。同レストランは、公式団体である(一社)ジャパン・ハラール・ファンデーションからハラール認証を取得しています。

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