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社会(S)

社会貢献活動・コミュニティ支援

方針・考え方

三菱地所グループでは、「三菱地所グループ基本使命」において、“まちづくりを通じた真に価値ある社会の実現”を定めており、基本使命の実現にあたり実行すべき内容として「三菱地所グループ行動憲章」を定め、行動憲章に定める“私たちのありたい姿、周囲から求められる姿、これらを生み出すための姿”を実現するための具体的な行動の基準を示すガイドラインとして「三菱地所グループ行動指針」を定めています。行動指針においてはサステナビリティの実現を定め、健全な事業活動を通じて長期的な価値を生み出すことにより、企業価値の持続的な向上と社会の持続的な発展、地球環境の保全に努めています。

併せて、1994年に制定した社会貢献活動理念を、社会的課題の変化や当社グループ全体としての取り組みの必要性などの観点から見直し、2008年4月に「三菱地所グループ社会貢献活動基本方針」を策定しました。活動の実践にあたっては、各グループ会社において事業を行ううえでも、基本方針に沿って実施しています。

また、事業を行ううえでも「三菱地所グループ社会貢献活動基本方針」で掲げる重点分野「地域社会との共生」「文化・芸術支援」「環境保全」「社会福祉」の観点を意識し、かつNGOとの協働や各種団体への加盟を行い、コミュニティへの社会貢献や金銭的援助(コミュニティ投資)なども実施しています。

三菱地所グループ社会貢献活動基本方針

  • 1.社会的課題の解決と自らの成長
    良き企業市民として社会的課題の解決を目指し、活動を通して自らも成長をはかります。
  • 2.三菱地所グループらしい活動の展開
    事業領域の内外において、経営資源を生かした、三菱地所グループらしい特色ある社会貢献活動を展開します。
  • 3.社会との連携
    対等、信頼、対話を基本として、さまざまな団体と連携して、透明でフェアな活動に努めます。
  • 4.重点分野
    「地域社会との共生」「文化・芸術支援」「環境保全」「社会福祉」を重点分野として取り組みます。

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目標と実績

三菱地所グループでは、長期経営計画2030において、事業を通じた価値提供の視点として、時代が抱える社会課題への解決策の提供「サステナビリティ」を掲げ、これを実現していくために「三菱地所グループのSustainable Development Goals 2030」を策定。4つの重要テーマ「1. Environment」「2. Diversity & Inclusion」「3. Innovation」「4. Resilience」で掲げる方針や目標の達成を目指しています。

当社グループの社会貢献活動においても、これらの重要テーマを踏まえ取り組みを進めていきます。「三菱地所グループ社会貢献活動基本方針」で掲げる4つの重点分野「地域社会との共生」「文化・芸術支援」「環境保全」「社会福祉」において、自主的な活動のほか、NGO、NPOや官民等さまざまなステークホルダーとの連携、協働によるエリアの価値向上や経済効果の創出に取り組むほか、各種団体への加盟や協賛を通じた社会課題解決にも貢献していきます。

社員のボランティア支援活動

三菱地所グループでは、グループ会社を含む社員を対象としたボランティア支援制度の整備など、ボランティア活動に取り組みやすい環境づくりに努めています。

主な制度の概要

制度 概要
ボランティア休暇 ボランティアを行う場合、積立休暇(特別有給休暇)を利用可
ソーシャル・ラーニング 就業時間内のボランティア活動可
ボランティア保険付保 ボランティア活動中の事故を補償する保険を会社が付保(家族も対象)
活動費補助 ボランティア参加費、交通費の一部を会社が補助(家族も対象)
被災地ボランティア交通費補助制度(2018年度より対象活動を変更) 「災害救助法」が適用される災害に係るボランティア活動を行う際の交通費の一部を会社が補助(家族も対象)

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  • 当社グループ会社社員も対象とした制度

利用実績については以下をご覧ください。

ESGデータ>S:社会関連データ>(2)その他数値データ>②ダイバーシティ関連データ>各種制度利用者

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コミュニティ形成

食を通した“幸せの価値基準”構築の機会提供「EAT&LEAD」

EAT LEAD - たべる、つながる、生きる、ちから

三菱地所(株)は、都市と食に関する問題に取り組むプロジェクトとして2008年に「食育丸の内」をスタートし、丸の内エリアを拠点に「丸の内シェフズクラブ」※1や「Will Conscious Marunouchi」※2の発足、計200回以上のイベント開催といった「食」に関するさまざまな活動を通じて、生産者、消費者、レストランが共に手を携え、人々が一層、心身共に健康になれる社会づくりを目指し活動してきました。

当社は、今後もより一層「食」を通じて、ひとりひとりが本来的な幸せと成長に向き合える場作りを“リード”し“伴走”をしていきたいという想いから、プロジェクト名称を「EAT&LEAD(イート アンド リード)」とし、再始動します。

「EAT&LEAD」では、3つのACTION「食の感受性を高める」「食の消費について考える力を高める」「応援と成長のサイクルの循環への意識を高める」を基軸に、食と向き合うさまざまなワークショップやプログラムを展開します。

そして、一人ひとりが自身の幸せの尺度を見つめ、自己充実を図るきっかけづくりを行い、より豊かな明日を共に創造していくことを目指します。また、その活動拠点を東京駅日本橋口前に位置するTOKYO TORCH 常盤橋タワー(2021年6月30日竣工)3階のキッチン付きホールスペース「MY Shokudo Hall & Kitchen」とし、食従事者や地域、消費者の間につながりを生みながら、時代に応じて変化する価値観や未開拓な社会課題を捉え、プロジェクトを推進していきます。

  • 丸の内シェフズクラブ:食に関するさまざまな舞台で幅広く活躍している服部 幸應氏を会長に、丸の内エリアに店舗を構えるオーナーシェフたちを中心に、食にまつわる提案・発信をしていくべく、2009年2月に発足した団体。
  • Will Conscious Marunouchi:働く世代の女性にむけて、より充実した明日への選択肢を共に学び、サポートすることを目指したプロジェクト。「まるのうち保健室」調査から得られた情報や声を生かし、街づくりを通じて、さまざまな企業と協創し、女性が健康的に美しく長く働ける社会のためのモデルケースづくりを目指す。

EAT&LEAD新しいウィンドウが開きます

働く女性のための「まるのうち保健室」

Will Conscious Marunouchi
まるのうち保健室

三菱地所(株)は、働く女性のこれからのライフイベントなど、未来の姿に寄り添う「Will Conscious Marunouchi」プロジェクトの一環として、働く女性の健康測定やカウンセリングを行う「まるのうち保健室」を2014年より実施しています。同年、20代・30代の働く女性に特化して食生活や健康、就業環境等にまつわる対面調査を行い、日本初の調査データ『働き女子1,000名白書』を発表。女性の痩せ問題に警鐘を鳴らしました。また『栄養・運動・睡眠』の3大不足が深刻な状態であることが、1,800名以上の女性たちの実態調査や声から顕在化しました。これらの結果を受けて、丸の内エリアでは女性の健康をサポートする「まるのうち保健室」の開催や、飲食やサービス店舗、官公庁、メーカー、医療等と連携させたソリューション展開を実施しています。

2015年に、実証実験を重ねて、健康習慣づくりと行動変容を促す「新習慣メソッド」を開発しました。働く女性が3大不足を改善し、長く健やかに美しく働くための行動指針として、“たんぱく質のある朝食の摂取”“栄養のあるおやつ”“軽い運動の意識”“カフェインを減らす”“6時間以上の睡眠”の5つを提示しています。それらは、毎日の健康に向き合うことのできるチェック機能や女性のためのミニコラムとともに、お薬手帳のような持ち運びやすい形状の「Conscious Woman Diary」として一冊にまとめました。2018年より、三菱地所グループの従業員をはじめとする丸の内エリアのオフィス就業者やショップスタッフの女性ら、総勢約1,000名に本冊子を配布し、1カ月間新習慣メソッドに挑戦していただくなど、自己啓発を促す取り組みを実施しています。

今後も働く女性のライフイベントに寄り添い、未来のサポートを実践していきます。

健康長寿産業連合会への参画

健康長寿産業連合会

高齢化を背景に、日本では健康長寿の延伸と社会保障費の抑制の両立が社会的課題となっています。三菱地所(株)および日本電信電話(株)(NTT)、(株)ルネサンス、凸版印刷(株)は、日本における健康寿命の延伸に関わる全ての産業(=健康長寿産業)の振興を目的に、企業・業界団体が主体となった産業間交流の場として、2019年10月に「健康長寿産業連合会」を設立しました。当社の取締役会長が、本連合の副会長を務めます。「健康長寿産業連合会」では、健康寿命の延伸に関する業界の垣根を越えた活動や、官民一体となった社会的課題の解決に取り組むことを通じて、日本における健康寿命の延伸、健康長寿産業の振興を目指します。

健康長寿産業連合会新しいウィンドウが開きます

新しい働き方の文化をつくる「Marunouchi Work Culture Lab」立ち上げ

三菱地所(株)は2020年7月、(株)イトーキ、花王(株)、東邦レオ(株)、西川(株)とともに、Well-Being※1(=健康・幸福)と生産性向上を両立する働き方を実証・分析するためのプロジェクト「Marunouchi Work Culture Lab(丸の内ワークカルチャーラボ)」を立ち上げました。コロナ禍において、従来とは異なる働き方が試される社会状況を踏まえ、新たな時代に向けたワークカルチャーを提案していきます。

前提となるのは、従業員一人ひとりの目標が会社のビジョンと連動し、個々人が持つ能力を最大化する働き方を主体的に選択できれば、Well-Beingと企業の持続的成長は両立するという考え方です。プロジェクトの推進にあたっては、参画企業5社が培ってきた知見に加え、各界有識者へのインタビュー調査、ワーカーに対する意識調査などをもとに仮説を抽出し、その実証実験や分析を通して多様な視点を得てきました。

当社にとって Marunouchi Work Culture Labは、自社提供する健康エンタメ推進アプリ「丸の内ヘルスカンパニー※2」の取り組みの一環であり、本プロジェクトでは事務局を担いました。実証実験では、同アプリのユーザーを対象にしたモニター調査を踏まえ、自社で運営管理する施設を活用した新しい働き方の提案へとつなげています。

  • 身体的、精神的、社会的に良好な状態であることを示す概念。「丸の内Well-Being 宣言(2017 年4 月に丸の内エリアを中心とした企業の経営層による健康経営に関する私的勉強会において行った、健康経営の推進に向けた提言)」では、従業員一人ひとりが活力にあふれ、自己の能力を最大限に発揮できる組織となること、従業員のWell-Beingと企業の持続的成長の両立に向けて活動していくことを宣言している。
  • 三菱地所が2019年4月より提供を開始した、健康意識・行動の活性化を企図したスマートフォンアプリ。アプリ上で日々の運動、体重や血圧などの健康データの計測、関連イベントへの参加等により「ヘルスポイント」がたまり、ユーザーは獲得したポイントに応じて昇進し、昇進するほどより多くの健康体験に参加できる仕組みとなっている。
    公式サイト:丸の内ヘルスカンパニー新しいウィンドウが開きます

「大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会」を軸とした
エリアマネジメント

アーバンテラス

大手町・丸の内・有楽町地区(大丸有地区)の地権者等で組織される(一社)大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会(大丸有まちづくり協議会)が2018年7月に設立30周年を迎えました。三菱地所(株)は当会の代表会社を務めています。

1988年7月に前身組織が設立されて以来、30年間にわたって地元地権者や行政対話の中心となり、都市空間の適切かつ効率的な開発と利活用によるまちづくりを目的に、都市空間インフラ整備、サステナブルで災害に強い安全・安心なまちづくりを推進してきました。施設や空間づくりといったハード面にとどまらず、大丸有地区で行われる企業交流イベントや街のにぎわいづくり、エリア内のフラッグ掲出やコミュニティバスの運行支援等ソフト面からのエリアの価値向上を行うため、2002年にNPO法人大丸有エリアマネジメント協会(リガーレ)が設立されました。リガーレでは、丸の内仲通りの道路空間を活用した「アーバンテラス」の管理やイベント調整の他、国際会議等のMICE誘致を目的とした「DMO東京丸の内」等活動の幅を広げています。

また、サステナブルな社会の実現に向けてビジネス創発に取り組む(一社)大丸有環境共生型まちづくり推進協会(エコッツェリア協会)は、会社でも自宅でもないサードプレイスとして「3×3Lab Future」を運営し、環境・エネルギーをはじめ、地方創生、女性活躍、生物多様性など、さまざまな社会課題をテーマにセミナー、ワークショップを開催しています。そこでは民間企業に加え、行政や大学機関など、業種業態の垣根を越えた多様な人材の交流を生み出すことで、イノベーションの循環を創出しています。

大丸有地区の賑わいの軸として存在感を増す丸の内仲通り(左:1967年頃/右:2018年頃)

大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会新しいウィンドウが開きます

大丸有地区におけるさまざまなイベントや社会実験

大丸有まちづくり協議会、リガーレ、エコッツェリア協会のまちづくり3団体は、子ども向けの体験型教育プログラム「『人』・『まち』をつなぐ大手町・丸の内・有楽町 エコキッズ探検隊&出前授業」や、「大手町・丸の内・有楽町 夏祭り(打ち水)」などのイベントを毎年開催してきました。日本の伝統的な生活の知恵である「打ち水」にビルの排水を浄化した中水を使用し、ヒートアイランド現象の緩和を目指したイベントです。

2019年から実施している「Marunouchi Street Park」の第2回となる2020年は、新型コロナウイルスの影響を考慮し、密集・密閉・密接を避ける新しいライフスタイルを提供すべく、「そうだ!ストリートに出よう!!」をテーマに、屋外空間である丸の内仲通りを3つのコンセプトにブロック分けをし、開放的な道路空間を提供しました。
そのほかにも、設置する天然芝やドライ型ミストの酷暑環境改善効果の測定などの、実証実験を行いました。

丸の内仲通りではこれまでも公民協調のもと憩いの空間を提供していましたが、新型コロナウイルスの影響を受けて国による道路占用許可基準緩和が発表されるなど、道路の使われ方に新たな潮流ができ始めており、今回の取り組みでも 一部沿道店舗客席の拡張を行いました。さらに、密集を避ける取り組みの一環として、本社会実験の特設Webサイトでは、リアルタイムで各ブロックの混雑度の確認も可能にしました。

これらのイベントや社会実験を通じて、まちを訪れる方々や就業者の皆さまとともに、サステナブルで魅力あるまちづくりを推進していきます。

エコキッズ探検隊(2019年度の様子)

大手町・丸の内・有楽町 夏祭り(打ち水)(2019年度の様子)

「TOKYO TORCH(東京駅前常盤橋プロジェクト)」の
社会と繋がる・次世代に繋げる取組み

「日本全国懸け橋プロジェクト」の第1回「常盤橋・橋洗い」

三菱地所(株)は、東京駅日本橋口の再開発事業「TOKYO TORCH(東京駅前常盤橋プロジェクト)」(以下、TOKYO TORCHとする)を推進しています。この再開発プロジェクトでは、2027年、その先の未来に向けて、5つのキーワード(Sustainable、Socializing、Smart、Sightfeeling、Story)に沿ったさまざまな取り組みを行っていきます。

「日本全国懸け橋プロジェクト」は、「よんなな会」と当社が、2027年度TOKYO TORCH完成に向け、全国47都道府県の名橋を巡りながら「橋洗い」を実施するというものです。「橋洗い」を通じた新たなコミュニティを形成し、そこで生まれた人々の輪が広がりながら日本と地域を明るく元気にすることを目指しています。2018年11月にスタートし、8カ所を巡りました(2019年11月時点)。

  • よんなな会:47都道府県の地方公務員と中央省庁で働く官僚をつなげることで、日本全体を有機的につなげることを目的とした会

燕市立燕東小学校との「大人と子どもの夢交換プロジェクト」(2019年度の様子)

また、まちづくりを通じて「次世代」に資源、モノ、知識、経験、想い、伝え残したいものをつないでいくことをテーマに、次世代を担う皆さんに向けた取り組みも実施しています。

2019年9月、10月には、中学校への出前授業を開催。私たちの講義や生徒の皆さんの議論や発表を通じて、「働くこと」や「未来の東京駅前、未来の日本」について考えていただくきっかけにしていただきたいと考えています。2019年6月には、燕市立燕東小学校6年生55名をTOKYO TORCHのプレゼンテーションルームにお迎えし、「子どもと大人の夢交換プログラム」を実施しました。三菱地所の「まちづくり」やTOKYO TORCHの「誇り」を、小学生の皆さんからは燕市の地元の魅力をともに紹介し、その後子どもも大人もみんなで「未来」について語り合いました。

TOKYO TORCH(東京駅前常盤橋プロジェクト)新しいウィンドウが開きます

都市と農村部をつなぐ「空と土プロジェクト」

空と土プロジェクト

三菱地所グループは、山梨県北杜市のNPO法人「えがおつなげて」と連携し、「都市と農山村がお互いに元気になる社会」を目指して支え合う「空と土プロジェクト」を推進しています。

このプロジェクトでは、都市と農山村が抱える課題を、相互の交流を通じて見える化するとともに、その解決にも協力して取り組みます。これまでに多彩な体験ツアーや、地域資源を活かした「森林・山梨県産材を活用した住宅建材」「純米酒丸の内」などの商品開発を行ってきました。

2017年度からは、プロジェクト設立10年を記念して、北杜市の耕作放棄地を開墾し、再生した棚田で育てられた酒米のうち、純米酒の原料として基準を満たさない酒米を有効活用した「純米焼酎『大手町』」を販売しています。この焼酎は、東京農業大学醸造科学科協力のもと、北杜市の市花である「向日葵」から取得した花酵母を使用し、北杜市内の酒蔵とともに開発しました。

このほか、北杜市内の管理が行き届いていない放棄林の「三菱地所グループの森」では、三菱地所グループ各社の内定者や新入社員が開墾・間伐を研修として行い、地域の資源・伝統・文化について知る貴重な機会を得ています。

空と土プロジェクト新しいウィンドウが開きます

大地への恩返しプロジェクト

都市における生活は、地域から作物や水、空気、それを維持し支える人たちと、さまざまなものを提供してもらってきました。一方、地域には過疎化、高齢化、後継者不足等の課題があります。これらの課題に取り組み、地域コミュニティにおける持続可能性を追求するために、三菱地所(株)は、「大地を想うこと、それは人を想い、街を想うこと」をコンセプトに2020年より「大地への恩返し」プロジェクトをスタートしました。活動拠点となる山梨県、長野県にまたがる八ヶ岳地域は、三菱地所もこれまで「空と土プロジェクト」(活動拠点:山梨県北杜市)の活動を通じて、現地の各NPО法人や行政等と関係を構築してきた地域です。

パイロットプログラムとして、地域の未利用資源を活用した循環型社会の形成を目指す「堆肥プロジェクト」の取り組みを開始しました。同地域で排出、廃棄される大量の「落ち葉」を活用して農家とともに堆肥をつくり、地域の農家のコミュニティ形成にも寄与しています。さらに、当社が東京・丸の内の皇居外苑濠で実施する生態系保全の取り組み「濠プロジェクト」において部分除去した「ヒシ」を本プロジェクトで作る堆肥と混ぜ合わせて利用する取り組みを試験的に開始。この堆肥を使用して作られた美味しい野菜を都市部で消費することで、都市と地域が連携した資源循環モデルを形成しています。

  • ミソハギ科の一年草の水草であり、葉が水面に浮く浮葉植物。皇居外苑濠では本種が大量に繁茂し、水面を覆う現象が起きている、左記現象により水面下に日が差さなくなることで、生態系に影響を与える植物である。一方、ヒシがあることで小型の生物が大型の生物から身を守るための隠れ家としての機能も有しており、その量によって生態系にさまざまな影響を与えることから「エコシステム・エンジニア」と呼ばれる。

大地への恩返しプロジェクトと(株)ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツとの連携企画について以下をご覧ください。

中学・高校生対象の次世代型 キャリア教育プログラム
「クエストエデュケーション」

三菱地所(株)は、企業活動や社会を題材に学ぶ、中学・高校生対象の次世代型キャリア教育プログラム「クエストエデュケーション」に、2019年度より協賛企業として参加しています。

予測不能な変化が起きる時代において、子どもたちが主体的・対話的に深く学ぶアクティブ・ラーニングが注目を集めています。(株)教育と探求社が運営するこのプログラムでは、中高生が1年間企業の一員として学びを探究し、企業からの課題に応える教室内インターンシップを実施します。全国31都道府県 約201校、の中高生が参加(2021年4月時点/本企画公式Webサイト参照)しており、プログラムの最後には参加した全国の学校が集まって、成果を発表し合い、企業および審査員が表彰します。

アイデアの検討期間においては、当社社員が一部の参加校をオンライン、オフラインで訪れ、生徒たちのディスカッションに参加し、発表に対するフィードバックを実施します。このような機会は生徒の皆さんにとっては、実社会との触れ合いを通して課題解決能力を高める有意義な学びの機会になると同時に、社員にとっても、中高生のたくましさや柔軟な発想に学び、自身の成長などにつながる新しいマインドの醸成が期待できます。次世代教育×社員教育の新たな機会として、継続的に取り組んでいきます。

クエストエデュケーション新しいウィンドウが開きます

公益財団法人 日本障がい者スポーツ協会(JPSA)
オフィシャルパートナー

JPSA - JAPANESE PARA-SPORTS ASSOCIATION

三菱地所(株)は、2019年4月、(公財)日本障がい者スポーツ協会(Japanese Para-Sports Association、通称「JPSA」)のオフィシャルパートナーになりました。JPSAは、1964年に開催されたパラリンピック東京大会を契機に、日本の身体障がい者スポーツの普及・振興を図る目的で設立された統括組織です。当社グループは、JPSAの「活力ある共生社会の創造」という理念に賛同し、JPSAとともに障がい者スポーツの普及活動に、積極的に取り組んでいきます。また、当社グループ社員も、パラスポーツ大会ボランティアとして運営のサポートに参加する他、観戦を通じて大会を盛り上げていきます。

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文化・芸術支援

「三菱一号館美術館」の運営

三菱一号館美術館

三菱地所(株)では、東京・丸の内で、19世紀後半から20世紀前半の近代美術を主題とする展覧会を年3回開催している「三菱一号館美術館」を運営しています。重厚な赤煉瓦の建物は、1894(明治27)年、三菱が丸の内で初めてのオフィスビルとして建設した「三菱一号館」を2009年に復元したもの。翌年春に開館。日本政府が招聘した英国人建築家ジョサイア・コンドルの設計によるもので、階段部の手すりの石材など、建設当時に用いられていた部材を一部再利用しています。

三菱一号館美術館外観

Café 1894となった
旧銀行営業室(復元)

旧銀行営業室

三菱一号館美術館で「思いやりウィーク」実施

OriHimeでの鑑賞の様子

「三菱一号館美術館」では、2017年から人権週間に合わせ、「思いやりウィーク」を設定しています。この取り組みは、障がいの有無にかかわらず、お互いに譲り合い、思いやりの心を持って美術作品が与える感動を共有できる環境づくりを目的としたものです。思いやりウィーク期間中は、障がい者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名まで展覧会の入館料を無料にするとともに、館内の皆さまには、譲り合ってご鑑賞いただくよう働きかけました。

2020年度は分身ロボット「OriHime」を活用した遠隔ギャラリートークを行い、外出できない方にも美術鑑賞の機会を提供しました。あるご家族の際は、外出が困難なご家族を「OriHime」と繋ぎ、美術館にお越しいただいたご家族(1名)と一緒にご鑑賞いただきました。分身ロボットを通して、まるでその場で一緒に鑑賞されているかのように楽しくお話しされ、「外出ができない状況でも、大好きな美術館に来られて嬉しかった」との感想をいただきました。「誰もがどこででも楽しめる」、遠隔鑑賞の可能性を再確認する機会となりました。

「トークフリーデー」の実施

「作品の感想を自由に話しながら鑑賞できれば、展覧会がさらに楽しくなる」「小さな子どもを連れて気兼ねなく鑑賞ができる時間を設けてほしい」といったお客さまからのご要望を受けて、2017年から、月1回を目安に「トークフリーデー」を設けています。通常は休館日である月曜日に開催しており、この日は声の大きさを気にせず、展示室内で自由に会話しながら作品を鑑賞いただけます。

  • 「トークフリー」は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため現在は中止しております。今後の運用状況等は三菱一号館美術館のWebサイトをご確認ください。

トークフリーデー(三菱一号館美術館)新しいウィンドウが開きます

ラ・フォル・ジュルネ TOKYO

東京国際フォーラムで開催されるクラシック音楽の祭典「ラ・フォル・ジュルネ TOKYO」。2005年からスタートしたこの音楽祭は、ゴールデンウイーク(GW)に東京都心で開催される新しいスタイルの音楽祭として定着しており、丸の内エリアの活性化や文化発信に寄与しています。三菱地所(株)は、協賛企業として第1回から参加するとともに、連動するエリアイベントとして、丸ビル・新丸ビルなどの丸の内エリアにて無料クラシックコンサートを開催しています。

エリア全体で音楽の祭典に取り組み、魅力と活気あふれるまちづくりを目指し取り組んできました。

2020年度は新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、開催は中止となりましたが、三菱地所は、2020年5月2~4日の3日間、「丸の内GWミュージックフェスティバル2020」と題し、自宅にいながら、さまざまなジャンルの音楽をすべてオンラインでお楽しみいただける音楽コンテンツの提供を実施。若手アーティストが、自宅からスマートフォン1台でライブ配信する生演奏企画や、ピアノ、室内楽、オーケストラまでバラエティ豊かに本格クラシックのオンライン配信を行うなど、さまざまな取り組みを通じて、上質な音楽を楽しむ時間をお届けしました。

アートアワードトーキョー 丸の内

アートアワードトーキョー 丸の内(2019年度の様子)

「アートアワードトーキョー 丸の内」は、「若手アーティストの才能を発掘・育成、支援していくこと」、「アートを通じて街の活性化に寄与すること」を趣旨として、日本の主要な美術大学・芸術大学・大学院の卒業・修了制作展から厳選した作品を丸の内、有楽町、大手町エリアで展示し、今後の活躍が期待される優秀な作家にアワードを授与するものです。2007年のスタート以来、本企画で展示したことをきっかけにチャンスを得て、個展の開催やグループ展への参加など各方面で活躍しているアーティストも誕生し、若手アーティストの登竜門として着実に成果をあげています。三菱地所(株)は、特別協賛として参加し、2012年度から「三菱地所賞」を創設しています。

2020年度は新型コロナウイルスの感染拡大防止策を徹底するとともに、展示作品を撮影した画像を公式サイト上で公開し、会場にいるように作品の温度感を味わいながら鑑賞いただけるよう、オンライン環境を拡充しました。在宅でもアートに触れる楽しさを提供するとともに、14年間大切にしてきた新しい才能の発掘と活躍の場の創出を目的とするアーティストへの支援活動を継続していきます。

藝大アーツイン丸の内

藝大アーツイン丸の内(2019年度の様子)

三菱地所(株)と東京藝術大学は、次代を担う新鋭のアーティストを支援するとともに、体感型の各種アートイベントを通じて丸の内エリアを訪れた方々に芸術を楽しんでいただくことを目的として、「藝大アーツイン丸の内」を2007年から開催しています。

14回目となる2020年度は、「アートワクチン©」をテーマに、ニューノーマルな時代における芸術と都市の関係を体感できる取り組みを目指し、東京藝術大学の学生が放つ多彩で革新的な発想や技術・知力を広く発信し、多くの方にアートを楽しんでいただける機会を創出しました。藝大生が制作した作品や演奏独占権などを出品し例年好評の「藝大オークション」では、新しい生活様式を踏まえてリアルとオンラインで開催するなど、安心してご参加いただけるシステムにより実施しました。

  • 各取り組みについては、新型コロナウイルスの感染拡大状況を考慮し、検温・消毒の実施、出演者・スタッフ同士のソーシャルディスタンス確保、一定人数での会場の入場規制など、十分な対策を行ったうえで実施しております。

交響楽団の支援

三菱地所(株)では、文化・芸術支援の一つとして、1991年より特別支援企業として(公財)NHK交響楽団、1998年より特別会員として(公財)日本フィルハーモニー交響楽団、2007年より後援会員として(公財)東京フィルハーモニー交響楽団を支援しています。

日本におけるアートシーンのプラットフォーマー、MAGUSを設立

三菱地所(株)は、寺田倉庫(株)、(株)TSIホールディングス、東急(株)とコンソーシアムを組成し、2021年3月、アート情報に特化したプラットフォーマーとして、(株)MAGUS(マグアス)を設立しました。アートに関するメディアを通じて人や企業をつなぎ、新しいコミュニティ、新しいアート経済圏の創出を目指します。

日本でも「アート」は時代のキーワードになりつつありますが、経済規模に比較して、依然として国内のアート市場は小さいのが現実です。MAGUSは、世界と日本、買い手と作り手を主体的に結びつけることで、アートをもっと身近な存在とし、企業や個人によるアーティスト支援や作品購入が日常となる社会への変革に貢献します。ビジネスにアートを活用する法人向けコンサルティング・セミナー事業や、アートの多様な楽しさを伝えるメディア事業を展開していきます。

当社では、長年まちづくりにアートを取り入れてきており、アートを教養としてだけでなく、ワーカーのコミュニケーションや気づきの促進、思考の解放、さまざまな価値観の受容につながるものと考えてきました。MAGUSへの出資を通し、今後もまちづくりや開発、顧客との関係強化にアートを活用し、豊かな社会の構築を目指していきます。

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社会福祉

まちづくりにおける基本方針・考え方

三菱地所グループでは、三菱グループの経営理念である「三菱三綱領」に基づき、「住み・働き・憩う方々に満足いただける、地球環境にも配慮した魅力あふれるまちづくりを通じて、真に価値ある社会の実現に貢献します。」を基本使命として掲げています。

この基本使命のさらなる実現のため、さまざまな方々(国籍、人種、肌の色、言語、宗教、性別、ジェンダー、性的指向、性自認、年齢、政治的・その他の意見、国民的若しくは社会的出身、財産、障がい、出生、階級にかかわらず)が、安心・安全に住み、働き、憩うことができるよう、防災やバリアフリー、さらには感染症拡大防止など社会課題を考慮し、都市開発プロジェクト含むまちづくりの開発・運営において、持続可能性を重視しています。

また、多くの方に利用していただけるよう、公共交通機関へのアクセス利便性を考慮した開発立地選定・投資を行い、また利用する方一人ひとりが快適に過ごせるような企画・設計上の配慮を行い、開発・改修などを進めています。

「キラキラっとアートコンクール」を通じた障がいのある子どもたちの支援

三菱地所(株)では、障がいのある子どもたちの可能性を応援したいとの想いから、絵画コンクール「キラキラっとアートコンクール」を2002年より毎年開催しています。第1回は496点の応募作品でスタートし、第19回となる2020年度は、1,140点(38都道府県)の応募がありました。

全応募作品の中から、審査を経て選出する優秀賞作品は、札幌から福岡まで全国9会場で展示されるとともに、優秀賞を含む全応募作品が専用Webサイトで公開されます。2020年度は「大丸有SDGs ACT5」との連携企画として、丸の内地区の就業者・来街者も参加した「マルキューブ審査会」を初めて実施しました。また、コロナ禍の新たな様式として、優秀賞表彰式を作品展会期中の東京会場(丸ビル1階マルキューブ)からオンラインで実施・配信しました。

「キラキラっとアートコンクール」は、日本の強みである地域性豊かで多様性に富んだ文化を活かし、成熟社会にふさわしい次世代に誇れるレガシーを創り出す文化プログラムとして政府が認証する「beyond2020 プログラム」に選ばれています。また、これまでの応募作品は、さまざまな企業の冊子やカレンダーなどに使用されています。さらに、本コンクールをきっかけに、社会福祉法人東京コロニーが運営するアートライブラリー「アートビリティ」に作家として登録され、活躍の場を広げている人もいます。優秀賞作品展の東京会場では、登録作家の作品展も同時に開催されました。

本コンクールが、障がいのある子どもたちの優れた才能を評価・発掘される機会になるとともに、芸術活動の裾野が力強く広がることを願い、今後も引き続き支援していきます。

  • コンクール協力先である社会福祉法人東京コロニーが1986年4月に設立し、所得支援や社会参加を目的とした障がい者アートライブラリー。現在約200名の作家による約5,500点の作品がストックされ、印刷物等の媒体に貸し出しされています。

キラキラっとアートコンクール新しいウィンドウが開きます

第19回キラキラっとアートコンクール概要

作品募集(7~9月) 応募総数1,140点
審査会(10月) マルキューブ審査会、三菱地所グループ社員審査会には3日間で309名が参加
優秀賞作品展(10~12月) 優秀賞51点の作品展を全国9会場(札幌・仙台・東京・横浜・名古屋・大阪・広島・高松・福岡)で開催
表彰式(2月) コロナ禍の新たな様式としてオンラインで開催。優秀賞受賞者、学校関係者などを視聴に招待し、審査員メッセージやプロ演奏家による生演奏、作品展の生中継等を行った
審査員 O JUN氏(画家、東京藝術大学教授)
青栁 路子(東京藝術大学准教授、教育学研究者)
西田 克也(西田克也デザインオフィス グラフィックデザイナー)
髙橋 宏和(社会福祉法人東京コロニー アートビリティ代表)
吉田 淳一(三菱地所株式会社 執行役社長)
野口 玲一(三菱一号館美術館 上席学芸員)
※肩書は第19回開催時点

優秀賞作品展(東京会場:丸ビル)

一次審査の様子

マルキューブ審査の様子

オンライン表彰式の様子

  • 作品展は、新型コロナウイルスの感染拡大状況を考慮し、検温・消毒の実施、スタッフ同士のソーシャルディスタンス確保、一定人数での会場の入場規制など、十分な対策を行ったうえで開催しております。

障がいのある子どもたちに生演奏を届ける
「三菱地所のShall We コンサート」

三菱地所(株)は、社会貢献活動の重点分野である「文化・芸術支援」「社会福祉」の観点から、外出の機会が限られ生の音楽に触れる機会が少ない特別支援学校の生徒の皆さんを対象に「三菱地所のShall We コンサート」を開催しています。このコンサートはプロの音楽家と学校へ訪問し、音楽の楽しさと魅力に触れてもらうとともに、楽器や音楽について学ぶ機会の創出を目的としたものです。2004年度よりスタートし、2020年度は3校で開催、これまでに延べ94回、1万人以上の生徒の皆さんに生の音楽をお届けしています。

コンサートのプログラムは、学校側と話し合って決めており、クラシックだけでなく“ジブリ”や“ディズニー”、学校で習った曲、校歌を演奏することもあります。また、皆で合奏したり、楽器を間近で見られる機会を設けたり、演奏の合間に、曲目や楽器の説明も交えコンサートを進めています。

生徒さんたちは、演奏に合わせて、歌ったり、踊ったり、手拍子をしてリズムをとるなど、それぞれに音楽を感じています。

2020年度は新型コロナウイルス感染症の影響で、予定していた訪問数より少ない結果となりましたが、演奏者もマスクをし、観客数を制限するなど、学校側とも十分に調整のうえ、感染対策に配慮してコンサートを開催しました。

2020年度開催校

東京都立白鷺特別支援学校
東京都立町田の丘学園本校舎・山崎校舎
東京都立武蔵台学園府中分教室(動画送付)
(順不同)

演奏者

  • 日墺文化協会(バイオリン・チェロ・ピアノ・マリンバ・ハープ など)
  • MUSIC PLAYERSおかわり団(バイオリン・トランペット・サクソフォン・チューバ・パーカッション・ピアノ)

途上国の子どもたちに給食を届ける「TABLE FOR TWO」

TABLE FOR TWO

三菱地所(株)本社内の社員食堂(SPARKLE)では、開発途上国の子どもたちを支援するプログラム「TABLE FOR TWO」に参加し、対象メニューの購入を通じて、三菱地所グループ社員に社会課題の解決を呼びかけています。

「TABLE FOR TWO」は、(特非)TABLE FOR TWO Internationalによって運営されている、開発途上国と先進国双方の人々の健康を同時に改善することをミッションに掲げる活動です。健康に配慮された対象メニューを購入すると、1食あたり20円が寄付金となり、アフリカやアジアなど開発途上国の子どもたちの学校給食として贈られます。1食分の寄付金が子どもたちの学校給食1食分に相当します。

当社が新本社に移転した直後の2018年2月より、飲料のみを対象としたプログラムである「CUP FOR TWO」に参加し、スムージーの購入を対象として活動を展開してきました。2019年4月からは対象をランチメニューの一部にも拡大し、「TABLE FOR TWO」プログラムを本格的に導入しました。導入から2021年3月までに、19,781食分、395,620円の寄付を行いました。

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