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ACTIVITIES

コミュニティ

コミュニティ形成

「食育丸の内」プロジェクト

三菱地所では、2008年から「食育丸の内」プロジェクトを進めています。28万人の就業者が集まり、日本のGDPの約3割を稼ぎ出していると試算される丸の内だからこそ、食を通じて心身ともに健康になれるサポートが、日本全体の活性化へも寄与するのではないかと考えています。

例えば、食育活動のエンジンともなっている「丸の内シェフズクラブ」の取り組み。学校法人服部学園 服部栄養専門学校の理事長・校長である服部幸應先生を会長に、三國清三シェフら26名のトップシェフで結成された同団体は、10年にわたり全国を訪ね歩いて生産者と交流し、現地の食材を使ったメニューの開発・発信などを行ってきました。2018年秋には、活動から10年を記念して、「ロングテーブル“KIZUNA絆”」と称したメモリアルイベントを開催。日本列島をイメージした真っ白なロングテーブルを丸の内仲通りに設置し、シェフたちが地域との絆を表現した特別メニューの数々を来場者にふるまいました。当日はこれまで活動をともにし、絆を深めてきた各地の生産者もお招きしました。

このほかにも、量り売りを通じて生産者と消費者とのコミュニケーションを促す「丸の内グラムマルシェ」、レストランを学び場にした「イートアカデミー」、女性の健康やライフスタイルをサポートする「Will Conscious Marunouchi」や「まるのうち保健室」などを実施。食を起点として「地域活性」「食文化の継承」「健康」「女性の活躍支援」など多岐にわたるテーマに取り組んでいます。「食育丸の内」は、これまで育んできた地域社会とのネットワークや食に対するノウハウを活かして、今後も食の世界をリードしていきます。

丸の内シェフズクラブ

丸の内シェフズクラブ

生産者と消費者をつなぐ
「gramme Marché 2019」を開催

パンや焼き菓子もグラム単位の“量り売り”で販売

パンや焼き菓子もグラム単位の“量り売り”で販売

2019年3月、三菱地所(株)は「食育丸の内」プロジェクトの一環として、「生産者」と「消費者」をつなぐ食のイベント「gramme Marché (グラムマルシェ)2019」を丸ビル1階マルキューブで開催しました。グラムマルシェは“量り売り”をテーマに、安心・安全な食材を生産者から直接購入できるイベントです。作り手とのコミュニケーションを楽しみながら、環境保全の観点も踏まえて食材をグラム単位で必要な分だけ購入することができます。

「gramme Marché 2019」では初の試みとして、地域密着の名店など8店舗のベーカリーが出店。素材へのこだわりはもちろん、作り手が一つひとつ丁寧に心を込めて作り上げたパンや焼き菓子の数々がマルシェに並びました。本イベント限定のオリジナル商品なども並び、“量り売り”スタイルで作り手とお客様の間でたくさんの会話が生まれ賑わっていました。

当社は、今後も「食育丸の内」プロジェクトを通じて「安心・安全」「環境」「都市と地方食の交流」などをテーマに、食を豊かにするきっかけやライフスタイルを考える機会を提供していきます。

「大手町・丸の内・有楽町地区
まちづくり協議会」設立30周年

大手町・丸の内・有楽町地区の地権者等で組織される「(一社)大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会」が2018年7月に設立30周年を迎え、「大丸有協議会設立30周年記念シンポジウム」をはじめとした各種の記念イベントを実施しました。

1988年7月に前身である「大手町・丸の内・有楽町地区再開発計画推進協議会」として設立されて以来、30年間にわたって、都市空間の適切かつ効率的な開発と利活用によるまちづくりを目的に、都市空間のインフラ整備や維持管理を行い、サステナブルで災害に強い安心・安全なまちづくりを推進してきました。施設や空間づくりといったハード面にとどまらず、大丸有地区で行われるさまざまなイベントやツアーガイド、コミュニティバスの運行支援等の交流機会創出など、ソフト面からのエリアの価値向上にも、当組織は貢献してきました。

近年では、2013年に「ユニークベニュー」を活用したトライアルイベントを三菱一号館美術館で開催したほか、2014年にスタートした道路上でオープンカフェなどを催す「公的空間活用モデル事業」は、2017年よりさらに発展し、「URBAN TERRACE」として継続展開しています。また、賑わい創出に向けた空間のさらなる積極活用を呼びかけるため、パンフレット「道路空間活用のご案内」の作成や、国際会議等の誘致を目的とした一元窓口「DMO東京丸の内」の開設などを通して、対外的な情報発信にも力を入れています。

同エリアの賑わいの軸として存在感を増す丸の内仲通り(左:1967年頃)

同エリアの賑わいの軸として存在感を増す丸の内仲通り(右:2018年頃)

同エリアの賑わいの軸として存在感を増す丸の内仲通り(左:1967年頃/右:2018年頃)

「人」・「まち」をつなぐ
エコキッズ探検隊&出前授業

エコキッズ探検隊2018

地元のまちづくり3団体が、2006年から実施している子ども向けの体験型教育プログラム。自然と触れあうツアープログラムやキッズマルシェ販売体験、理科実験教室など、夏休みに子どもたちが楽しみながら学べるプログラムを実施しています。2018年までの13年間で参加者数は延べ11,676名となりました。また、秋以降は千代田区内の小学校へ出前授業も行っています。

大手町・丸の内・有楽町 夏祭り

丸の内会場の打ち水の様子

丸の内会場の打ち水の様子

三菱地所が会長会社を務める「大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会」では、丸の内エリアの夏の風物詩となっている「大手町・丸の内・有楽町 夏祭り」を毎年開催しています。この祭りで実施される「丸の内 de 打ち水」は、日本の伝統的な生活の知恵である「打ち水」でヒートアイランド現象の緩和をめざしたイベントです。打ち水にはビルの排水を浄化した中水を使用しています。

このイベントを通じて、来場者や就業者の皆さまに環境意識を高めてもらうとともに、企業間交流の場を提供しています。

「大手・丸の内町会」事務局の運営

東京駅周辺での環境パトロール(清掃活動)

東京駅周辺での環境パトロール(清掃活動)

三菱地所では、大手町・丸の内地区において、企業、団体、商店などにより組織される「大手・丸の内町会」の事務局を1957年の設立以来担っています。会員相互の親睦を深めるさまざまな親睦行事のほか、会員の総意を行政の施策に反映させる役割とともに、治安警備・防災・環境整備など、行政と一体となった諸活動を行っています。活動の一つとして、本町会が母体の「大手町・丸の内地区生活環境改善推進連絡会」にて、東京駅周辺地区環境美化等を目的とした環境パトロールを2002年以来月例で実施しています。

日本全国を巡る「橋洗い」イベントで、
明るく元気な街づくり

「日本全国懸け橋プロジェクト」の第1回「常盤橋・橋洗い」

「日本全国懸け橋プロジェクト」の第1回「常盤橋・橋洗い」

三菱地所(株)は、東京駅日本橋口の再開発事業「東京駅前常盤橋プロジェクト」を推進しています。この再開発プロジェクトに対する地域の理解を深めるため、2018年9月に「常盤橋・橋洗い」イベントを実施しました。

また、このイベントのビジョンに共感された「よんなな会()」と協力し、「橋洗い」イベントを「日本全国懸け橋プロジェクト」として発展させました。「日本全国懸け橋プロジェクト」は、2027年東京駅前常盤橋プロジェクト完成に向け、全国47都道府県の名橋を巡りながら「橋洗い」を実施するというものであり、2018年11月にスタートし、8箇所を巡りました。(2019年11月時点)「橋洗い」を通じた新たなコミュニティを形成し、そこで生まれた人々の輪が広がりながら日本と地域を明るく元気にすることを目指しています。

よんなな会:47都道府県の地方公務員と中央省庁で働く官僚をつなげることで、日本全体を有機的につなげることを目的とした会

働く女性のための「まるのうち保健室」

Will Conscious Marunouchi

まるのうち保健室

三菱地所(株)は、働く女性のこれからのライフイベントなど、未来の姿に寄り添う「Will Conscious Marunouchi」プロジェクトの一環として、働く女性の健康測定やカウンセリングを行う「まるのうち保健室」を2014年より実施しています。同年、20代・30代の働く女性に特化して食生活や健康、就業環境等にまつわる対面調査を行い、日本初の調査データ『働き女子1000名白書』を発表。女性の痩せ問題に警鐘を鳴らしました。また『栄養・運動・睡眠』の3大不足が深刻な状態であることが、1,800名以上の女性たちの実態調査や声から顕在化しました。これらの結果を受けて、丸の内エリアでは女性の健康をサポートする「まるのうち保健室」の開催や、飲食やサービス店舗、官公庁、メーカー、医療等と連携させたソリューション展開を毎年実施しています。

2015年に、実証実験を重ねて、健康習慣づくりと行動変容を促す「新習慣メソッド」を開発しました。働く女性が3大不足を改善し、長く健やかに美しく働くための行動指針として、“たんぱく質のある朝食の摂取”、“栄養のあるおやつ”、“軽い運動の意識”、“カフェインを減らす”、“6時間以上の睡眠”の5つを提示しています。それらは、毎日の健康に向き合うことのできるチェック機能や女性のためのミニコラムとともに、お薬手帳のような持ち運びやすい形状の「Conscious Woman Diary」として一冊にまとめています。2018年には、メソッドの完成を記念して、三菱地所グループの従業員をはじめとする丸の内エリアのオフィス就業者やショップスタッフの女性ら、総勢約1,000名に本冊子を配布。1カ月間新習慣メソッドに挑戦していただき、自己啓発を促す取り組みを実施しました。

今後も働く女性のライフイベントに寄り添い、未来のサポートを実践していきます。

働く女性のこれからのライフイベント、食、働き方、余暇の過ごし方、人生の計画など、未来の姿に寄り添い、必要な健康知識の習得機会と「食」を通じた新たなサービスや提案を通して、より充実した人生を送れるようサポートするプロジェクト。

~民間最大規模の複合開発 
まちびらき50周年への新たな挑戦~
サステナブル&スマートな
社会課題解決型まちづくりへ

宮城県 仙台市の「泉パークタウン」

宮城県 仙台市の「泉パークタウン」は、自然環境の保全と造成地における緑化推進による、人と自然が調和した快適で美しい住環境づくり「パークタウンマインド」、街並み設計からのコミュニティ形成、成長を誘導する「コミュニティクリエイト」、街に住むすべての人々をまちづくりの主役とした「シビルライセンス」の3つを基本理念として、三菱地所グループが約半世紀にわたり、地域の皆様や仙台市とともにまちづくりを進めています。

さらに、2018年11月から開発を進めている第6住区東工区では、低炭素社会・循環型社会の形成に寄与する先進技術やサービスを導入した社会課題解決型まちづくりに向けて、三菱地所グループがこれまで泉パークタウンで培ってきたまちづくりノウハウに加え、エネルギー・セキュリティ・モビリティ分野の最先端技術を組み合わせることにより、持続可能かつ地域の皆様の快適でスマートな暮らしを実現していきます。

本事業を通じ、既存の第1住区から第5住区も含め、泉パークタウンが持続可能なまちづくりモデルとして時代の最先端であり続けることを目指し、これからも地域の皆様や仙台市ともに、多くの方々から愛される賑わいのあるまちづくりを進めて参ります。

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社会貢献活動の方針と実績

社会貢献活動基本方針とプロセス

三菱地所グループでは、1994年に制定した社会貢献活動理念を、社会的課題の変化やグループ全体としての取り組みの必要性などの観点から見直し、2008年4月に「三菱地所グループ社会貢献活動基本方針」を策定しました。活動の実践にあたっては、各グループ会社において基本方針に沿って実施しています。

三菱地所グループ社会貢献活動基本方針
  1. 1.社会的課題の解決と自らの成長

    良き企業市民として社会的課題の解決を目指し、活動を通して自らも成長をはかります。

  2. 2.三菱地所グループらしい活動の展開

    事業領域の内外において、経営資源を生かした、三菱地所グループらしい特色ある社会貢献活動を展開します。

  3. 3.社会との連携

    対等、信頼、対話を基本として、さまざまな団体と連携して、透明でフェアな活動に努めます。

  4. 4.重点分野

    「地域社会との共生」「文化・芸術支援」「環境保全」「社会福祉」を重点分野として取り組みます。

社会貢献活動支出の内訳

社会貢献活動支出の内訳
(2018年度)

  • 文化・芸術 37.6%
  • スポーツ 34.0%
  • 学術・研究 9.0%
  • 地域社会の活動 6.7%
  • 環境 4.7%
  • 社会福祉 1.9%
  • 災害被災地支援 1.4%
  • 健康・医学 1.4%
  • NPOの基盤形成 0.9%
  • 教育・社会教育 0.7%
  • 史跡・伝統文化保存 0.7%
  • 人権、ヒューマン・セキュリティ 0.4%
  • その他 0.2%
  • 国際交流 0.2%
  • 防災まちづくり、防災 0.1%
  • 雇用創出及び技能開発、就労支援 0.0%
社会貢献活動支出の推移
2016年度 2017年度 2018年度
社会貢献活動支出(百万円) 1,921 1,899 2,790
対経常利益率(%) 1.13 1.0 1.35
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社員のボランティア支援活動

三菱地所グループでは、グループ会社を含む社員を対象としたボランティアセミナーの実施、ボランティア支援制度の整備など、ボランティア活動に取り組みやすい環境づくりに努めています。

主な概要と利用実績
制度 概要 利用実績(延べ人数)
2014年度 2015年度 2016年度 2017年度 2018年度
ボランティア休暇 ボランティアを行う場合、積立休暇(特別有給休暇)を利用可 6 8 2 8 28
ソーシャル・ラーニング 就業時間内のボランティア活動可 3 2 5 7
ボランティア保険付保 ボランティア活動中の事故を補償する保険を会社が付保(家族も対象) 10 4 13 8
活動費補助 ボランティア参加費、交通費の一部を会社が補助 62 52 87 36 16
被災地ボランティア交通費補助制度(2018年度より対象活動を変更) 「災害救助法」が適用される災害に係るボランティア活動を行う際の交通費の一部を会社が補助 6 3 17 10 5
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グループ会社社員も対象とした制度

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地域とのつながり

都市と農村部をつなぐ「空と土プロジェクト」

空と土プロジェクト

三菱地所グループは、山梨県北杜市のNPO法人「えがおつなげて」と連携し、「都市と農山村がお互いに元気になる社会」を目指して支え合う「空と土プロジェクト」を推進しています。

このプロジェクトでは、都市と農山村が抱える課題を、相互の交流を通じて見える化するとともに、その解決にも協力して取り組みます。これまでに多彩な体験ツアーや、地域資源を活かした「森林・山梨県産材を活用した住宅建材」「純米酒丸の内」などの商品開発を行ってきました。

2017年度からは、プロジェクト設立10年を記念して、北杜市の耕作放棄地を開墾し、再生した棚田で育てられた酒米のうち、純米酒の原料として基準を満たさない酒米を有効活用した「純米焼酎『大手町』」を販売しています。この焼酎は、東京農業大学醸造学科協力のもと、北杜市の市花である「向日葵」から取得した花酵母を使用し、北杜市内の酒蔵と共に開発しました。

このほか、北杜市内の管理が行き届いていない放棄林の「三菱地所グループの森」では、三菱地所グループ各社の内定者や新入社員が開墾・間伐を研修として行い、地域の資源・伝統・文化について知る貴重な機会を得ています。

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震災等復興支援の取り組み

東⽇本⼤震災復興応援イベント
「MARU de TOHOKU」

三菱地所グループでは、東日本大震災の記憶の風化防止や現地への誘客を目的に、2013年3月から、「MARU de MIYAGI(マル・デ・ミヤギ)」と称した宮城県を中心とした東日本大震災復興応援イベントを毎年開催してきました。2019年3月には、対象エリアを岩手・宮城・福島の3県に拡大した「MARU de TOHOKU(マル・デ・トウホク)」を実施しました。

3県共同のオープニングセレモニーや各種アトラクション、各県のご当地キャラが共演するステージ、3県それぞれの地酒販売やブランド米の試食などを通じて、震災の記憶を継ぎつつ新たなステージへ発展を遂げる東北の「未だ知られていない」姿を東京・丸の内で紹介しました。このイベントによって観光・グルメ・まちづくりなど、さまざまな観点での情報を多くの方々に発信することができました。

また、三菱地所グループは、2011年より東北エリアの食材・食ブランドの再生を通じて産業復興を支援する「Rebirth 東北フードプロジェクト」の一環として、オリジナル缶詰「はらくっついTOHOKU」(全6商品)の開発や、被災した商店の再建を目的にJR女川駅前に設立されたテナント型商店街「シーパルピア女川」の開業準備業務の支援など、多方面から寄与してきました。今後も、東北エリアのさらなる復興を応援していきます。

MARU de TOHOKU(マル・デ・トウホク)1

MARU de TOHOKU(マル・デ・トウホク)2

東京に居ながらにして東北3県の魅力を体験可能

北海道胆振東部地震および
北海道全域の停電災害への対応

2018年9月、北海道胆振東部地震(最大震度7)が発生しました。地震発生から1時間後には、三菱地所グループ各社の担当者が三菱地所(株)北海道支店に集結して災害対策本部を設置。管理・運営を行う各建物を一時点検し、その情報を共有しました。また、地震発生当日の午前中には、各ビルに入居するテナント各社に非常食と飲料水を配給しました。

地震により北海道全域が停電して復旧のめどが立たないなか、災害対策本部では、ビルの非常用発電機の燃料が切れた際に備え、小型発電機や蓄電器、非常用発電機の燃料調達、各社所有の備品を共有するなど、グループ各社と各テナントの事業継続に取り組みました。

従業員一人ひとりが対応に追われながらも、手が空いた従業員が交互に業務をサポートしたり、食料の買出しを担当するなど、所属会社やチームを超越した“As One Team”となって北海道最大の地震・停電災害を乗り越えました。

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文化・芸術支援

「三菱一号館美術館」の運営

一号館ロゴ

一号館ロゴ

三菱地所(株)では、東京・丸の内で、19世紀後半から20世紀前半の近代美術を主題とする展覧会を年3回開催している「三菱一号館美術館」を運営しています。重厚な赤煉瓦の建物は、1894(明治27)年、三菱が丸の内で初めてのオフィスビルとして建設した「三菱一号館」を2009年に復元したもの。日本政府が招聘した英国人建築家ジョサイア・コンドルの設計によるもので、階段部の手すりの石材など、建設当時に用いられていた部材を一部再利用しています。

三菱一号館美術館外観

三菱一号館美術館外観

旧銀行営業室

旧銀行営業室

Café 1894となった銀行営業室(復元)

Café 1894となった
旧銀行営業室(復元)

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(2018年度)

三菱一号館美術館入館者数
(年間)

三菱一号館美術館で
「思いやりウィーク」実施

「三菱一号館美術館」では、12月4日~10日の人権週間に合わせ、2018年12月4日~10日にかけて、2017年に引き続き「思いやりウィーク」を設定しました。この取り組みは、障がいの有無にかかわらず、お互いに譲り合い、思いやりの心を持って美術作品が与える感動を共有できる環境づくりを目的としたものです。思いやりウィーク期間中は、障がい者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名まで展覧会の入館料を無料にするとともに、館内の皆様には、譲り合ってご鑑賞いただくよう働きかけました。今年度はこれに加えて、期間中の来館者を対象に、実際に車いすを使用して展覧会を鑑賞するという体験ができる「車いす鑑賞体験会」も開催しました。

思いやりウィーク チラシ

思いやりウィーク チラシ

車いす鑑賞体験会の様子

車いす鑑賞体験会の様子

「トークフリーデー」の実施

「作品の感想を自由に話しながら鑑賞できれば、展覧会がさらに楽しくなる」「小さな子どもを連れて気兼ねなく鑑賞ができる時間を設けてほしい」といったお客様からのご要望を受けて、2017年から、月1回を目安に「トークフリーデー」を設けています。通常は休館日である月曜日に開催しており、この日は声の大きさを気にせず、展示室内で自由に会話しながら作品を鑑賞いただけます。

開館以来の来館者数が300万人を突破!

三菱一号館美術館への、2010年4月6日の開館以来の来館者数が、2018年10月18日をもって300万人を突破しました。これを記念して、来館された300万人目のお客様に館長から記念品を贈呈するとともに、10月19日~21日の3日間にわたって記念キャンペーン「Thank you 3 days」を実施しました。期間中は来館者全員にノベルティをプレゼントするほか、くじ引きで当たりが出た方に招待券などの景品を贈る催しも実施。今後も、何度でも、気軽に当館を訪れてほしいという想いを込めました。

ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2018

ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2018 エリアコンサート

ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2018 エリアコンサート

2018年5月3日~5日に東京国際フォーラムで開催されたクラッシック音楽の祭典「ラ・フォル・ジュルネ・TOKYO 2018」。2005年からスタートしたこの音楽祭は、ゴールデンウィークに東京都心で開催される新しいスタイルの音楽祭として定着しており、丸の内エリアの活性化や文化発信に寄与しています。三菱地所は、協賛企業として第1回から参加するとともに、連動するエリアイベントとして、4月28日~5月5日の期間で、丸ビル・新丸ビルなどの丸の内エリアにて約90公演の無料クラシックコンサートを開催しました。

プロとして活躍するピアニストやオーケストラだけでなく、これからの活躍が期待される学生の演奏家から就業者まで多彩なアーティストたちが演奏し、エリア全体で音楽の祭典に取り組んでいます。三菱地所は丸の内エリアにおけるさまざまな取り組みを通して、魅力と活気あふれるまちづくりをめざしていきます。

アートアワードトーキョー 丸の内 2018

アートアワードトーキョー 丸の内 2018

アートアワードトーキョー 丸の内 2018

「アートアワードトーキョー 丸の内」は、「若手アーティストの才能を発掘・育成、支援していくこと」、「アートを通じて街の活性化に寄与すること」を趣旨として、日本の主要な美術大学・芸術大学・大学院の卒業・修了制作展から厳選した作品を丸の内、有楽町、大手町エリアで展示し、今後の活躍が期待される優秀な作家にアワードを授与するものです。2007年のスタート以来、本企画で展示したことをきっかけにチャンスを得て、個展の開催やグループ展への参加など各方面で活躍しているアーティストも誕生し、若手アーティストの登竜門として着実に成果をあげています。今回はさらに、若手アーティストを支援する新たな取り組みとして、アートファンとの出会いのきっかけの場となるよう、作品の購入希望者への問い合わせ対応の窓口を開設したほか、販売作品の展示ブース設置を行いました。

2018年度は、9月7日~24日に25作品を展示しました。三菱地所は、特別協賛として参加し、2012年度から「三菱地所賞」を創設しています。

藝大アーツイン丸の内2018

藝大アーツイン丸の内2018

藝大アーツイン丸の内2018

三菱地所と東京藝術大学が主催する「藝大アーツイン丸の内2018」が、2018年10月22日~31日の10日間にわたって丸ビル等で開催されました。本イベントは、次代を担う新鋭のアーティストを支援するとともに、体感型の各種アートイベントを通じて丸の内エリアを訪れた方々に芸術を楽しんでいただくことを目的としています。

第12回となる2018年度は、「BORN!」をテーマに、若い芸術の力が産み出す複数のイベントを同時多発的に実施。藝大出身の漫画家山口つばさ氏とのコラボレーション企画や、各界著名人、藝大現役教員によるトークイベントを実施。このほか、丸ビル内特設ステージでの「ライブペインティング」、会場に展示している学生作品を対象にしたオークションなども開催しました。

また、三菱地所では2008年から、東京藝術大学を卒業した若い芸術家の活躍を期待して支援する「三菱地所賞」を設けており、音楽部門と美術部門の受賞者によるリサイタルや作品展示も開催期間中に行われました。

今後も、丸の内エリアで文化芸術に関するさまざまなイベント・情報発信を展開し、街のさらなる活性化を進めていきます。

交響楽団の支援

©NHK交響楽団

©NHK交響楽団

三菱地所(株)では、文化・芸術支援の一つとして、1991年より特別支援企業としてNHK交響楽団、1998年より特別会員として公益財団法人日本フィルハーモニー交響楽団、2007年より後援会員として公益財団法人東京フィルハーモニー交響楽団を支援しています。

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社会福祉

「キラキラっとアートコンクール」を通じた
障がいのある子どもたちの支援

三菱地所(株)では、障がいのある子どもたちの可能性を応援したいとの想いから、絵画コンクール「キラキラっとアートコンクール」を2002年より毎年開催しています。第1回は496点の応募作品でスタートし、第17回となる2018年度は、1,486点(41都道府県)の応募がありました。

全応募作品の中から、1次審査・三菱地所グループ社員審査・本審査を経て、優秀賞を選出します。これらの作品は、初開催となった広島県の「ひろしま美術館」(協力:公益財団法人ひろしま美術館)を含め、札幌から福岡まで全国8会場で展示されるとともに、応募作品の全てが専用Webサイトで公開されます。2019年2月には、丸ビルホールで優秀賞受賞者の表彰式が開催されました。

「キラキラっとアートコンクール」は、日本の強みである地域性豊かで多様性に富んだ文化を活かし、成熟社会にふさわしい次世代に誇れるレガシーを創り出す文化プログラムとして政府が認証する「beyond2020 プログラム」に選ばれています。また、これまでの応募作品は、三菱地所グループCSR報告書をはじめ、さまざまな企業の冊子やカレンダーなどに使用されています。さらに、本コンクールをきっかけに、社会福祉法人東京コロニーが運営するアートライブラリー「アートビリティ」※1の作家として2018年度は23名が登録され、活躍の場を広げています。優秀賞作品展の東京会場(丸ビル1階マルキューブ)では、登録作家の作品展も同時に開催されました。

本コンクールが、障がいのある子どもたちの優れた才能を評価・発掘・展示する機会になるとともに、芸術活動の裾野が広がることを願い、今後も引き続き支援していきます。

コンクール協力先である社会福祉法人東京コロニーが1986年4月に設立し、所得支援や社会参加を目的とした障がい者アートライブラリー。現在約200名の作家による約5,000点の作品がストックされ、印刷物等の媒体に貸し出しされています。

第17回キラキラっとアートコンクール概要
作品募集(7~9月) 応募総数1,486点
審査会(10月) 三菱地所グループ社員審査会には2日間で392名が参加
優秀賞作品展(10~12月) 優秀賞50点の作品展を全国8会場(札幌・仙台・東京・横浜・名古屋・大阪・広島・福岡)で開催
表彰式(2月) 優秀賞受賞者、保護者、学校関係者などをご招待して丸ビルホールにて開催
保護者からのメッセージ
  • 子ども自身の目標のコンクール。継続してください。
  • 高校を卒業して、社会人として働き始める。“美術”の時間はなくなるが、受賞を契機に自宅でも一人で“描き続ける”喜びをかみしめることになった。
  • 自分で作品を作り上げる気持ちの維持が難しいが、根気よく見守りたい。
  • 子どもの感性、想像力には驚かされる。
受賞者学校関係者からのメッセージ
  • さほどアドバイスをする(受ける)こともなく、自分の世界を描き上げていた。今後も自由な制作者を大切にするコンクールであってほしい。
  • 広く一般の方に作品を見て、評価していただく機会があることで、生徒たちの制作意欲が違ってくるように思う。高校を卒業すると出展できないが、受賞をきっかけに今後も制作活動を続けていくと思う。
審査員 O JUN氏(画家、東京藝術大学教授)
青栁 路子(東京藝術大学准教授、教育学研究者
西田 克也(西田克也デザインオフィス グラフィックデザイナー)
髙橋 宏和(社会福祉法人東京コロニー アートビリティ代表)
吉田 淳一(三菱地所株式会社 執行役社長)
高橋 明也(三菱一号館美術館 館長)

優秀賞作品展(東京会場:丸ビル)

優秀賞作品展(東京会場:丸ビル)

表彰式の様子

表彰式の様子

社員審査の様子

社員審査の様子

本審査の様子

本審査の様子

「キラキラっとアートコンクール」
作品展を台湾で初開催
~台湾での名称「星藝術家の星畫展」~

2018年6~7月、台湾の生命保険会社「南山人壽保險股份有限公司」(以下、南山人寿)と共同で、台北市の超高層ビル「台北南山広場」において、日本と台湾の障がいのある子どもたちのアート作品を展示する作品展(台湾での名称「星藝術家の星畫展」)を開催しました。「第16回キラキラっとアートコンクール」優秀賞50点と、台湾の財団法人育成社会福利基金会が開催した「第9回夢の花園アートコンクール」作品50点、計100点のコラボレーションが実現しました。

南山人寿は、潤泰集団(ルンテックスグループ)傘下の企業で、当社は2013年より同グループのビルやマンション開発などで共同事業実績があります。双方のサステナビリティ活動の理念に共感したことから、初の海外展開として今回の共同開催が実現しました。

会場入口

会場入口

来場者からのメッセージボード

来場者からのメッセージボード

東京藝術大学との初の美術教育連携企画
「キラキラっとアートプロジェクト」を実施

東京藝術大学が主催する「全国美術・教育リサーチプロジェクト2018」との連携企画として、「キラキラっとアートコンクール」にこれまで応募いただいた学校に協力いただき、作品やそのドキュメント映像を展示しました。特別支援学校などにおける美術教育、障がいのある子どもたちの芸術支援活動の基盤形成の一助になることを目標として企画したものであり、2019年度も実施します。

キラキラっとアートプロジェクト1

キラキラっとアートプロジェクト2

障がいのある子どもたちに生演奏を届ける
「三菱地所のShall We コンサート」

出張コンサートの様子

出張コンサートの様子

三菱地所は、社会貢献活動の重点分野である「文化・芸術支援」「社会福祉」の観点から外出の機会が限られ生の音楽に触れる機会が少ない特別支援学校の生徒を対象とした「三菱地所のShall We コンサート」を実施しています。このコンサートは、プロの音楽家を派遣して音楽の楽しさと魅力に触れてもらうとともに、楽器や音楽について学ぶ機会の創出を目的としたものです。これまでに延べ81回開催し、延べ1万人以上の生徒に生の音楽をお届けしています。2004年度よりスタートし、2017年度までにのべ82校で開催、2018年度も5校で開催しています。

コンサートのプログラムは、学校側と演奏者、当社が話し合って決めており、クラシックだけでなく“ジブリ”や“ディズニー”、学校で習った曲、校歌を演奏することもあります。また、指揮者を体験できたり、楽器を間近で見られる機会も設けています。音楽を楽しむだけではなく、学ぶ機会にもなるように曲目や楽器の説明をはさみながらコンサートを進めています。

生徒さんたちは、演奏に合わせて、歌ったり、手拍子をしたり、足を動かしたり、指先をゆっくりと動かしてリズムをとるなど、それぞれに音楽を感じています。

2018年度開催校

東京都立光明学園
東京都立村山特別支援学校
東京都立北特別支援学校
(順不同)

東京都立調布特別支援学校
東京都立葛飾特別支援学校

演奏者

MUSIC PLAYERSおかわり団(アンサンブル/ヴァイオリン・トランペット・サクソフォーン・テューバ・パーカッション・ピアノ)
日墺文化協会(アンサンブル/ヴァイオリン、チェロ、ピアノ など)

「ラグビーワールドカップ2019(TM)日本大会」
ラグビーボールの寄贈

三菱地所(株)は、2019年9月~11月に日本の12都市で開催された「ラグビーワールドカップ2019(TM)日本大会」(以下、「ラグビーワールドカップ2019」)にオフィシャルスポンサーとして協賛しました。開幕1年前より、丸の内を舞台に新たなラグビーの魅力を体験できるイベントを展開するプロジェクト「丸の内15丁目PROJECT」を実施するなど、大会の機運醸成を図るとともに、社会貢献およびラグビー普及の一助としていただくべく、大会開催都市の小中学校にラグビーボールを寄贈しました。

2018年度は、熊本県、福岡県、大阪府、札幌市の4自治体に合計4,500個、2019年度は、横浜市、静岡県、神戸市、愛知県、釜石市、東京都千代田区、熊谷市、大分県の8自治体に合計4,400個のラグビーボールを寄贈。各地域の小中学校に順次配布されました。熊本県では、2016年の熊本地震の被災地である益城町で、ラグビー経験のある当社社員を中心に、地元の小学生を対象としたラグビー体験交流会も実施しました。

三菱地所グループは、こうした活動を通じて、ラグビーがより地域に根差し、地域社会が発展することを望んでいます。

大会ロゴ入りラグビーボールを寄贈

大会ロゴ入りラグビーボールを寄贈

熊本県益城町でのラグビー体験交流会 TM © Rugby World Cup 2015. All rights reserved

熊本県益城町でのラグビー体験交流会
TM © Rugby World Cup 2015. All rights reserved

途上国の子どもたちに給食を届ける
「TABLE FOR TWO」

TABLE FOR TWO

三菱地所(株)本社内の社員食堂(SPARKLE)では、開発途上国の子どもたちを支援するプログラム「TABLE FOR TWO」に参加し、対象メニューの購入を通じて、三菱地所グループ社員に社会課題の解決を呼びかけています。

「TABLE FOR TWO」は、特定非営利活動法人TABLE FOR TWO Internationalによって運営されている活動です。健康に配慮された対象メニューを購入すると、1食あたり20円が寄付金となり、アフリカやアジアなど開発途上国の子どもたちの学校給食として贈られます。1食分の寄付金が子どもたちの学校給食1食分に相当します。

新本社移転直後の2018年2月より、飲料のみを対象としたプログラムである「CUP FOR TWO」に参加し、スムージーの購入を対象として活動を展開してきました。2019年4月からは対象をランチメニューの一部にも拡大し、「TABLE FOR TWO」プログラムを本格的に導入しました。

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