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海外研修体験談

世界の人たちとともに学び、働く。濃密な経験を積んだ2人が海外研修の意義を語り合う。

自分の可能性を広げておくために
いまこそ世界を体感してみたいと思った

田さんと私はちょうど同じ時期に海外研修でアメリカにいたんですよね。

そうですね。私がトレーニー制度を利用してグループ会社のロックフェラーグループ社に派遣されたのが2017年4月でした。1年間はニューヨークの本社で勤務し、もう1年は西海岸の支社で働いていました。渡邊さんはバークレーに留学されていたんですよね?

そう、田さんより少し遅い2017年6月から2年間、MBA留学でUC Berkeley Haasに通っていました。1年間は同じカリフォルニア州にいたことになりますね。(笑)

そうですね、渡邊さんはどのような理由でMBA留学に踏み切ったのですか?

最近、三菱地所では海外事業が大きな柱になりつつあるので、自分の可能性を広げるためにも、そろそろ海外での経験を積んでみたいと思ったからです。私はそれまでプライベートな旅行を除いて海外経験はほとんどゼロだったので。(笑) 留学前は経営企画部に所属していたので、より視野を広げて経営全般を理論的に学んでみたいと思ったことも大きな理由でした。そのような経緯があり、社内で公募されたMBA留学に応募しました。

留学先にUC Berkeleyを選んだのはなぜですか?

UC Berkeleyは西海岸にあって、シリコンバレーにも近いので、三菱地所の事業に関連する不動産やベンチャー投資を専門的に学べる環境があったことが理由のひとつです。それに何より気候が最高ですからね。(笑)これもしっかり勉強するためには大切な条件です。

海外研修体験談

入学してからも同じことが言えると思いますが、入学前の試験や勉強が相当大変だったのではないですか?

そりゃ、もう……。(笑)業務と両立しながらの勉強は本当に大変でした。でも、その先のチャレンジを目標になんとか乗り切れましたね。
ところで、田さんはどのような理由でトレーニー制度に応募しましたか?

私は、7歳まで韓国で育って、またCollegeをカナダで卒業したので、それなりに海外経験はありました。ただ、語学というのはあくまでツールであって、そのツールを利用して何を成し遂げるかが大切だと考えています。それを実地で学んでみたいという気持ちが高まり、海外での実務が経験できるトレーニー制度に応募しました。中でも、三菱地所の海外事業の柱でもあるロックフェラー社の事業には、以前からとても興味がありました。

田さんが言った「英語はツールにすぎない」ということは、私が今回の留学で学んだ大事な要素で、とても共感できます。

なるほど、こうでなければ、
世界経済は回らないだろうと実感した

田さんはロックフェラー社でどんな業務に携わりましたか?

最初の1年間はニューヨークで勤務しており、オフィスビルや住宅、物流施設の開発や営業等を行っていました。

実際にマンハッタンのワーカーと一緒に仕事をしてみて、どうでしたか?

偶然かもしれませんが、私が一緒に仕事をしていた方は、メチャクチャ働く方ばかりで驚きました。欧米のビジネスパーソンは、オンとオフの切り替えがしっかりしており、オンの時は昼も夜も関係なく、四六時中メールが飛び交っていました。「なるほど、こうでなければ、世界の経済は回らないよな」と実感しましたね。

残りの1年間は、西海岸でどのような経験を積みましたか?

一部、日本の本社からのファンド出資に係るお手伝いもしていましたが、主に物流施設の開発を担当していました。プロジェクトの進捗によって、毎週、物流施設が計画されている現場に足を運ぶ時期がありましたが、なんと車で片道2時間もかかっていました。車を走らせていると、景色が近代的な都会から西部劇に出てくるような砂漠に変わっていきました。東海岸と西海岸の両方で仕事をしたことで、改めてアメリカの広大さを体感できたことも大きな経験になりました。

海外研修体験談

2017年NYでコーネル大学の寮で行われたホームパーティーに潜入(田)

海外研修体験談

2018年NYで大学友人とNew YEAR DAY を祝う(田)

海外研修体験談

クラスメイトとキューバに旅行に行ったときの1枚(渡邊)

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クライメイトを日本に連れてきたときの1枚(真ん中少し右)(渡邊)

日本であれば「ご挨拶に来ました!」と直接会いに行くことも多々ありますが、どこに行くにしても距離があるアメリカでは、テレカン(テレビ会議)や電話でのやりとりが当たり前です。一度「liveで話そう」と言われて、わざわざ車を運転して出かけて行ったら、怪訝な顔をされました。「live」というのは、生で会うのではなく、テレカンのことだったんです。(笑)

なるほど!(笑)実は私も同じような失敗をした経験があります。liveで会議だというので会議室を予約したら誰も来なくて…。(笑) 向こうではすぐ近くにいたとしても、テレカンですよね。そういった感覚は、やはり現地で一緒に仕事をしてみないとわからないですね。
ところで、田さんは西海岸ではアーバインにいたんですよね?

そうです。カリフォルニア州の南部の都市で、他の都市と比べると比較的アジア系の住民が多い場所で、日本からの駐在員も多く、暮らしやすい街でした。渡邊さんがいたバークレーは、同じカリフォルニアでも北部ですよね。暮らしぶりはどうでしたか?

とてもリベラルな雰囲気の学園都市で、生活しやすいし、快適でした。

一度バークレーにいる渡邊さんの所に遊びに行こうと思ったんですよ。ただ、うまくタイミングが合わず伺うことが出来ませんでした。今思うと少し無理してでも、その雰囲気を味わいたかったですね。残念です。

アメリカで鍛えられたのは
語学力よりもハートの強さかもしれない(笑)

渡邊さんはUC Berkeleyではどんな勉強をしていたんですか?

私が受講していたのはMaster of Business Administrationというプログラムです。大きく2つのパートに分かれていて、前半はファイナンスや会計、組織、リーダーシップといった経営全般の理論を学びました。後半になると専門的な内容に発展して、より実務的なハードスキル面も含めた授業が増えていきました。具体的には、「プログラミングをファイナンスやアカウンティングの領域に応用して分析する」といった授業は、特に印象に残っていますね。

それって自分でプログラミングしたのですか?凄い!渡邊さん、文系ですよね。(笑)

海外研修体験談

ほんのさわりだけだけどね。(笑)この授業は、同じUC Berkeleyのコンピュータサイエンス学科のインド人と中国人の学生と3人で、チームを組んで進めました。彼らはコンピュータの知識が豊富でプログラミングのスキルも一流。MBA生の自分は、そこでは太刀打ちできないけど、ビジネス的な観点では勝る部分も多い。このようにスキルセットや論点に対する考え方が異なる者同士が、お互いにバックグラウンドの違いを認めつつ、合意点を見出す進め方が非常に新鮮でしたね。

渡邊さんが今話したバックグラウンドの違いは、海外に行けば行くほど鮮明になりますよね、私もアメリカで痛感しました。

確かに。それからさっき田さんは「英語はツール」と言いましたが、この経験を通じて、私もまさにその通りだと思いました。もちろん、綺麗に英語を話せれば、ネゴシエーションなどで有利かもしれませんが、海外で一緒に仕事をしていくためには、語学力よりも、様々な違いを乗り越えて論点を把握できるかとか、合意を取りつけられるかとか、もっと大切なことがたくさんある。それを学べたのは何より大きかったですね。アメリカで鍛えられたのは語学力よりもハートの強さかもしれないな。(笑)

現地で濃密な時間を過ごしてみないと
わからないことがたくさんある

田さんは現在、ソリューション営業部ですよね。研修から帰ってきてまだ半年余りですが、アメリカでの経験は仕事にどのように生きていますか?

私は、兼務で協創マーケティング室にも所属していまして、そこで新しいまちづくりのためのコンテンツやサービスの開発に携わっています。この開発業務については、ニューヨークや西海岸で得られた知見が生きていますね。その他有形無形に研修で得た成果は大きいです。

私は今海外業務企画部で、海外グループ会社の管理や戦略の立案などを担当しているので、実務面でMBA留学での知識は生きています。それよりも自分自身で感じる変化は、アメリカに行く前に比べて視座が高くなったというか、物事を多面的に考えられるようになったということかな。いくらアメリカで最新の知識を学んだといっても、現代のスピードを考えればすぐに劣化するものかもしれません。得られた知識は類稀な存在ではありますが、今有用な情報やリソースはどこにあるのか、誰にどのような形でアプローチすべきなのか等、様々な視点を意識するようなりましたね。
その他の大きな変化は、リスクに対する姿勢もそうですね。UC Berkeleyのクラスメイトには、スタートアップを目指している人も多くて、彼らは転職や起業といった大きなリスクから、知らないカフェに飛び込んでみるといった小さなリスクまで、チャレンジについては常に積極的。失敗から学んで次に生かすことを大事にしているんです。私は失敗を恐れがちなマインドセットでしたが、この経験を通じて彼らと接している間に変わりましたね。
田さんはアメリカで学んだことについて、バックグラウンドの多様性の話をしていましたよね?

海外研修体験談

そうですね。最近、日本の社会でも多様性がクローズアップされてきましたが、アメリカでは文化や宗教、ライフスタイル等、仕事でもプライベードでも、その多様性がより際立っていますよね。レストランを選ぶにしても「その店はダメ」「なぜ?」「私は○○○だから」と明確に答えが返ってきます。それを当たり前のように許容している社会は素敵だなと思いました。こういう感覚を肌で感じられるのも海外研修の面白さ。やはり一緒に濃密な時間を過ごしてみないとわからないですよね。

それは私も強く実感しましたね。行き先の国や現地で学ぶことを自分で選んで濃密な体験が積めるのは、この研修制度ならではのメリットですよね。三菱地所では年々海外での事業を拡大していて、現地に駐在したり海外で仕事をしたりする機会も更に増えています。自分の将来のキャリアプランにあわせて、さまざまなスタイルで海外を経験できるチャンスがあるのは、とても恵まれた環境だと思いますね。

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