RECRUITING SITE

OUR BUSINESS

海外事業

多様な不動産事業をグローバルに展開

三菱地所は1970年代から海外事業に取り組み、主に米国・英国において不動産開発事業やオフィスビルの賃貸事業を展開してきましたが、近年は仏・独にもアセットを保有するほか、アジアにおける事業展開にも積極的に取り組み、米国・欧州・アジアの世界3極体制での展開を進めています。さらに「投資マネジメント事業」等の分野でもグローバルな拡大を推進しています。

米国では、ロックフェラーグループ社(RGI)を中核とする安定した事業基盤をベースに事業拡大を進めています。ニューヨーク・マンハッタンに所有する主力オフィスビル2棟のうち、「1221 Avenue of the Americas」については競争力強化と高稼働率の維持を目的とした改修工事を実施、「1271 Avenue of the Americas」についてもアンカーテナントの退去に合わせ大規模リニューアル工事を実施中です。RGIが全米各地で展開している開発事業も米国経済の回復に伴い動きが活発になっており、今後も主要マーケット(ニューヨーク、ワシントンD.C.、ロスアンゼルス等)においてオフィスビル・物流施設等の開発・保有事業を拡大していきます。

欧州においては、1986年の英国現地法人開設以降30年以上にわたって培ってきた現地での信頼、ネットワーク、ノウハウ等を活用し、積極的に開発事業を展開しています。英国・ロンドンでは、2003年竣工の「Paternoster Square」、2010年竣工の「Central Saint Giles」等、計4件の開発実績がある他、直近では2013年に「Clive House」「1 Victoria Street」等の物件を取得しています。また、欧州大陸における更なるポートフォリオの拡大を企図し、2014年12月に仏国・パリの中心部においてオフィスビル「46 Rue La Boetie」を取得したほか、2017年6月にドイツ・ミュンヘンでもオフィスビル「Feringastrasse 10-12」を取得しています。

アジアでは、2008年にアジア事業の拠点としてシンガポール現地法人の営業を開始して以降、日本・中国・台湾を除くアジア全域及びオセアニアを事業対象エリアとして、住宅及びオフィス開発事業を中心に積極的に事業拡大に取り組んでおり、現在ではシンガポール、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシア、ミャンマー及びオーストラリアで事業を展開しています。特にタイでの住宅開発事業については、パートナー会社と合弁会社「Premium Residence」を設立し、駐在員を派遣して開発実績を積み上げており、2017年度末時点までに12物件に参画しています。また直近では、世界有数の不動産リーディングカンパニーであるCapitaLandグループと共同で、シンガポールにおける大規模複合再開発「CapitaSpring」への参画を2017年に決定したほか、同年、当社グループとして初のオーストラリアにおける住宅開発プロジェクト「Melbourne Quarter East Tower」にも参画しています。

多様な不動産事業をグローバルに展開

今後も長期的な成長が見込まれる中国においては、2011年に上海に拠点を設立し、瀋陽・蘇州・上海のアウトレット事業、蘇州における住宅・商業の複合開発事業、上海・成都のマンション開発事業に参画しています。2014年には物流施設事業に参画し上海・天津・北京で展開しているほか、2018年9月には杭州にて当社グループ初となる中国でのオフィス等の複合開発プロジェクトに参画しました。

台湾でも2015年末に開業した「南港駅前複合開発プロジェクト」の他、新北市における住宅開発を取り進めるなど、様々な事業を行っており、2018年7月には現地法人を設立しました。当社グループ全体としても、三菱地所プロパティマネジメント株式会社、株式会社三菱地所設計を中心に「台北南山広場プロジェクト」をフラッグシップとして台湾での事業展開を進めています。

投資家に対して不動産投資・運用サービスを提供する投資マネジメント事業でも、グローバルな展開は加速しています。2010年にEuropa Capital Group(欧)、2014年にTA Realty(米)に資本参加、直近ではCLSAREと協働してPA Realty(亜)を設立し、戦略的にグローバル・プラットフォームを構築しています。日・米・欧・亜の各市場でローカルな知見と実績を活かしたネットワークにより、グローバルに広がりつつある不動産投資商品の開発や優良な投資機会の提供を通じ、全世界の投資家の幅広いニーズに応えることを目指しています。

インドネシア・ジャカルタにおける
オフィスビル開発

2016年11月、三菱地所アジア社(2008年設立、在シンガポール)はインドネシア・ジャカルタ州中心部におけるオフィスビル開発プロジェクト「Daswin Project」への参画に合意しました。インドネシアの大手企業グループであるThe Gesit Companies及びSantini Groupと共同で取り組む、地上46階建、低層部分の商業施設を合わせ総延床面積約13万㎡超の、大規模開発事業です。

当案件は、当社グループとしてインドネシアで初の事業であることはもちろん、両パートナー企業ともに当社グループへの期待が高く、不動産開発のノウハウを提供する当社・三菱地所アジア社に加え、株式会社三菱地所設計が基本設計業務を、三菱地所プロパティマネジメント株式会社がプロパティマネジメントに関するアドバイザリー業務を受託しており、三菱地所グループの総力を挙げてプロジェクトを支援することも、大きな特徴です。

インドネシアは、ASEANエリアの中でも特に中長期的な成長が期待される市場で、毎年5%前後の経済成長を続けています。

2020年度の竣工に向け、当社グループが世界各国で培ってきた不動産開発ノウハウ・商品企画力を活用し、当プロジェクトを推進することで、急速な成長を続けるインドネシアに対する貢献を目指すとともに、今後も海外における不動産事業を積極的に展開していきます。

エリア特性やマーケットに精通した
人材配置と体制の構築がキー

当社は、長年に亘る海外での事業展開を通じ、不動産マーケットの整備が進んだ欧米の先進的手法を吸収し、ローカルマーケットでのビジネスの進め方を習得し、人的なネットワークの構築を進めてきました。

海外事業の推進には、事業を展開しようとする各地域・都市の情報ネットワーク、マーケットの特性に見合ったノウハウが欠かせません。各々のマーケットに精通した人材を配置し、OJTを中心とした育成により、ローカルのネットワークをいかにして築くかが成功の鍵を握ります。当社が米国における開発事業を継続・拡大できた大きな理由のひとつとして、ロックフェラーグループ社を核とした事業を継続し、マーケットを熟知した人材を確保し、体制の構築を進めたことにあると考えています。今後も海外事業を拡大していく中で、ローカルスタッフの採用拡充や、高い専門性・ノウハウを持つ現地企業とのパートナーシップ・信頼関係の構築の必要性は、ますます高まっていくでしょう。

多様なバックボーンを持つパートナーと信頼関係を構築できるオープンマインドで、自身が培った不動産分野のノウハウや専門性を、グローバルな環境でも発揮できる力を、当社では「グローバルビジネススキル」と呼んでいます。事業エリアが海外へ拡大することに限らず、国内で不動産のエンドユーザーとして外資系企業を誘致すること、国内不動産への投資家を海外から募ること、外国人株主に対して説明責任を果たすことなど、グローバル対応力も含め活躍できる人材を採用・育成することは、事業の成長を支える源泉であると考えています。

1 2 3 4
  • ビル事業

  • 生活産業不動産事業

  • 住宅事業

  • 海外事業