コーポレートガバナンス

取締役会長メッセージ

取締役会長メッセージ

当社は、「住み・働き・憩う方々に満足いただける、地球環境にも配慮した魅力あふれるまちづくりを通じて、真に価値ある社会の実現に貢献します」という当社グループの基本使命の実現に向け、コーポレートガバナンス体制の整備・推進を経営の最重要課題の一つとして位置付けています。

指名委員会等設置会社である当社における取締役会の役割は、経営の基本方針を決定するとともに、経営全般の監督を担うことにあります。株主をはじめとするステークホルダーへの説明責任を果たすべく、経営の透明性及び客観性の確保に努めており、これまでに、業績連動型役員報酬の導入、取締役会及び各委員会における社外取締役比率向上、各委員会の全委員長を独立社外取締役に変更、買収防衛策の非更新など、継続的な取り組みを実施し、2021年3月期は初めて取締役会の第三者評価を実施しました。更に、2020年3月期に実施した約1,000億円の自己株式の取得に続き、2021年4月には300億円の自己株式の取得を決定し、「長期経営計画 2030」で掲げる資本政策の一環として資本効率性の向上及び株主還元にも取り組んでおります。

2020年4月からスタートした「長期経営計画 2030」は、取締役会として、約1年間にわたりしっかりと議論し、練り上げたものです。株主価値向上戦略に加え、サステナブルな社会の実現に向けた取り組みを実行する社会価値向上戦略を両輪に据え、その相互作用によって、当社グループの基本使命の実現と持続的成長を目指してまいります。「長期経営計画 2030」初年度は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で厳しい船出となりましたが、このような急激な環境変化の中においてこそ、多様な知識・経験を有するメンバーで構成される取締役会での活発な議論が重要となります。私も執行を経験した非執行の議長として、執行の考えも汲み取りながら、社外取締役をはじめ、より活発な意見を促し、議論をリードすることで、取締役会として、10年間にわたる経営計画の達成に向けて、長期的な目線での経営監督体制を構築してまいります。

私たち取締役会は、当社グループの基本使命のもと、これからの社会や環境の変化を見据えた経営の推進に全力で取り組み、株主・投資家の皆様の期待に応えてまいります。

2021年8月

三菱地所株式会社 取締役会長

杉山 博孝

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