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special talk

CHALLENGE

03

- 空港から、リゾート、はじまる。 -

空港から地域活性化を

宮古諸島に国際線機能を整備し、国際リゾート地への飛翔を目指す。

session.1

夢があって面白そう。
ぜひチャレンジしてみましょう!

下地島空港ターミナル施設も2019年3月の開業が決定し、いよいよ正念場を迎えましたね。

2018年春に空港の運営に向けた新会社「下地島エアポートマネジメント」が設立され、平野さんとともに出向して宮古島駐在になったのですが、私はこのところ出張の連続で月の半分も島にいない状況です。事務所に顔を出す度に建設中のターミナルビルがどんどん完成形に近づいていて「いよいよだな」と手応えとプレッシャーを感じますね。(笑)

金田さんはいま、エアラインの誘致で沖縄県や宮古島市の人たちと一緒に海外や日本各地を飛び回っていて大忙しですからね。(笑) 私の方は、空港の運営や開業に向けた準備や調整のために、できるだけ下地島にいるようにしていますが。

ところで平野さんはこの下地島空港ターミナル事業の立ち上げから関わっていますよね。最初は2014年ですか?

そう。最初の提案は2014年10月でしたね。この空港は宮古島から離れた伊良部島と隣接する下地島にあって、そもそもはパイロットの訓練用飛行場として建設されたものなのです。それを観光など地域の活性化に結びつけられないかと沖縄県が民間に広くアイデアを募ることになったのが始まりでした。
あの頃、三菱地所の空港事業は立ち上がって間もない時期で、上長と私でいくつかの事業の検討を進めていました。この下地島の情報を聞いたときは「夢があって面白そう。ぜひチャレンジしてみましょう」と上長に話したことを憶えていますね。私はたまたまダイビングで訪れたこともあって、美しい海をはじめとした宮古島の持つ魅力を知っていました。そこに事業化への大きな可能性を感じたのです。

下地島空港

私がプロジェクトに加わったのが2015年5月。あの頃はプライベート機の受入事業として提案をしていましたが、国際線にも対応する旅客ターミナル施設に関する検討がはじまっていましたね。

そうですね。経緯を少し詳しく説明すると、最初の提案時は宮古諸島での国際線受入の方針が曖昧だったのです。そこに三菱地所の参画が決まって、沖縄県などと話し合っているうちに下地島空港に国際線を誘致する可能性がどんどん膨らんできた。そこで事業プランを拡大してプロジェクトも熱を帯びてきたわけです。

私が加わったのはまさにそのタイミングでした。

プロジェクトといってもあの頃は私と金田さんと2人きりでしたね。(笑) 沖縄県や宮古島市といった行政、観光協会など地元の人たちや事業パートナーとの協議、さらには社内の調整……。三菱地所としては沖縄県での初の事業。思い返せば、あの時期を乗り越えられたのが大きかったですね。2015年12月に最終提案を無事に終えた時にはほっと安堵しました。それと同時にいよいよ始まるのだと……。

ここは、そもそも訓練用の飛行場ですから長い滑走路はありますが旅客ターミナルはなく、ほとんど白紙から新しい事業を立ち上げる状況でした。私は以前シンガポールで三菱地所アジア社の立ち上げに関わった経験があるのですが、あの時の想いがよぎって、身が引き締まる気持ちでしたね。

session.2

下地島空港

空港に降り立った瞬間から
リゾート感に包まれるような空間

この空港の事業プランや収支計画を立案するために、二人で全国の空港を行脚しましたね。

空港のコンセッション事業は日本ではまだ始まったばかりの分野でしたから、三菱地所にもノウハウの蓄積がありませんでした。空港施設やターミナルビルの運営など、できるだけたくさんの情報を収集するためにあちこちの地方空港を訪れましたね。タイのサムイ空港へも視察に行きましたね。

そうそう。同じリゾートアイランドであるサムイ島の空港はとても参考になりました。「空港から、リゾート、はじまる。」という下地島空港ターミナルのキーコンセプトも、あの空港をヒントに生まれたものですからね。

私たちは、空港に降り立った瞬間からリゾート感に包まれるような空間をつくりたいと考えました。

いま建設中の下地島空港ターミナルは豊かな緑や自然の光を取り込んで、とてもオープンな構造になっています。たとえば保安検査場を通過すると、目の前に水辺があるような空間が広がり、その向こうに人々がゆったりとくつろいでいるラウンジが見える。通り過ぎる場所ではなくて、そこで過ごす時間も楽しんでもらえるような空間づくりを目指しています。
それから「エコ」への取り組みもこだわりのひとつですね。

これは「エコアイランド」を掲げる地元の宮古島市との連携によるもので、空港ターミナルでは全国初となる「ネット・ゼロ・エネルギービル」の取り組みを実施しています。また、木材を活用したCLT(直交集成板)を屋根の構造材に採用しました。

この木材を使った天井がこれまでの空港にないナチュラルな空気感を醸し出してくれるでしょう。おそらく既存のイメージとは大きく異なる空港が誕生するはずです。開業すれば話題になって大きな注目を集めると思いますね。

下地島空港

session.3

下地島空港

地域の活性化や貢献への手応えを
ダイレクトに味わえる醍醐味

私たちが取り組む空港事業の面白さについて、金田さんはどのように感じていますか?

一番の魅力は、地域の活性化や貢献への手応えでしょうね。これは三菱地所が取り組むまちづくりに共通するやりがいだと思うのですが、空港事業ではそのやりがいをよりダイレクトに味わうことができると感じています。
この春から宮古島で暮らすようになって、オフタイムでも地元の人たちと話す機会が多いのですが、「新しい空港、楽しみにしているよ!」とよく声をかけられます。(笑)

それは私も強く感じますね。いまでも憶えているのですが、2015年12月に最終提案を終えたあと、その報告で地元の人たちにお会いした日がたまたま12月25日だったのです。「素晴らしいクリスマスプレゼントです!」とすごく喜んでくれました。(笑)

心地よいプレッシャーを感じますね。(笑)
ところで、いまの私のミッションはできるだけ数多くの人たちを宮古島に呼び込むために、国内外からエアラインを誘致することですが、私たちは1日1便のLCC就航で年間約39億円の経済効果がもたらされると試算しています。そればかりでなく宮古島の人たちは地元の空港から直接海外に旅立つこともできる。その期待もすごく感じますね。

一方では、観光客が増加することで豊かな自然環境を守れるのか懸念する声があるのも事実ですね。私たちもこの点を十分にケアするために三菱地所のCSR部門と連携して、サンゴ礁や鳥類の保護やビーチの清掃などの活動を進めています。このように地域のために社会的な使命を果たしていくことも、これから私たちが担っていくべき大切な役割ですね。

session.4

新規事業に挑んでいく
三菱地所のダイナミックな魅力

三菱地所では2018年4月、それまで新事業創造部の1セクションだった空港ビジネスを独立させて、新しく空港事業部を発足させました。私が関わり始めた頃はわずか数名だった組織も現在では三十数名になり、本当に感慨深いものがあります。この事業の黎明期から携わってきた平野さんはどう感じていますか?

よくぞここまで来れたな、と感じていますよ。(笑)
学生の皆さんの中には「なぜ三菱地所が空港ビジネスを?」と思う人がいるかもしれませんね。でも、空港事業とは滑走路の運用など空港独自の業務を除けば、商業施設を含めたターミナルビルの運営から、いま話したような地域の活性化まで、三菱地所が長年蓄積してきたさまざまなノウハウが生かせる領域なのです。私たちがこの事業へのチャレンジを決めたのは、ここに三菱地所のエッセンスを活かして新しい可能性を広げることが理由なのです。

2018年4月には高松空港の運営が始まり、2019年3月には私たちの下地島空港ターミナルが開業します。さらに富士山静岡空港においても実施契約を締結しており、2019年4月から運営開始予定です。このように私たちが実際に空港運営をスタートさせることも事業部として独立した背景にあるのですが、私が思うにはまだ道半ば。三菱地所の新しい事業として成長させていくためにはこれからが本番だと考えています。

それはこの下地島空港ターミナル事業も同じですよね。ビジネスとして成功させ、地域の社会に持続的に貢献していくためには、着実に収益を高めていかなければなりません。2019年3月の開業はゴールではなく、あくまでもスタートです。

日本の空港コンセッションはまだ始まったばかりの分野。これからも全国で空港運営の民間委託プロジェクトが続きます。丸の内エリアでのまちづくりも魅力的ですが、これまで培ってきたノウハウを駆使して新規事業に挑んでいくことも三菱地所ならではのダイナミックな面白さだと思いますね。

下地島空港
下地島空港

平野が好きな街

「中目黒」

かつて数年ほど住んでいたことがある。春の桜をはじめ季節の移ろいを感じる風景があり、ふらりと散歩していても飽きることがないという。お洒落なカフェや雑貨店とともに煎餅屋や米店など昔ながらの店が残り、生活感がありながらも街を訪れる人たちを受け入れる空気感が気に入っている。

私の好きな街

平野のOFF TIME

この春から家族揃って宮古島での生活をスタートさせた。子どもたちを通じて地域の付き合いも広がり、島の文化やコミュニティに親しんでいる。趣味はスキューバダイビング。宮古島ではビーチからの手軽なシュノーケリングだけでも美しい海を満喫できるそうだ。

金田が好きな街

「ポートランド」

学生時代に留学生活を過ごした街。公園や広場が絶妙に配置され、地区ごとに異なる表情を見せる街並みに魅了された。この街での体験が総合デベロッパーを志望した理由でもある。昨年久しぶりに訪れたが、ブルワリーが増えていたりバイクタウンとしての整備が進んでいたり、改めて街の魅力を再確認したそうだ。

私の好きな街

金田のOFF TIME

映画鑑賞とコーヒーが好き。宮古島で暮らすようになってからは週末ごとに島のあちこちに出かけている。アーティストの距離がとても近い音楽フェスティバルなど宮古島らしいイベントが毎週のように開催されて楽しみは多い。最近、ダイビングも始めた。この秋に行われた宮古島マラソンにも出場したそうだ。

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