東日本大震災等復興支援の取り組み

「Rebirth 東北フードプロジェクト」で東北エリアの生産者を支援

三菱地所グループは、2011年11月から「丸の内シェフズクラブ」※と連携し、東日本大震災で大きな被害を受けた東北エリアの食材・食ブランドを応援する「Rebirth 東北フードプロジェクト」を推進しています。東北エリアの食材を用いた新商品・新メニューの開発、復興マルシェの開催などを通じて、被災地の食材の新たな魅力の創出・情報発信を行い、これまでに8回のイベントを実施し、東北エリアの経済復興・地域創生にも寄与しています。今後も、丸の内と東北をつなぐ活動を継続的に取り組んでいきます。

※ 食育丸の内プロジェクトの推進役として服部幸應氏を会長に、和食・フレンチ・イタリアン・アジアンのトップシェフら26名で組織。2009年に設立。

画像:Rebirth 東北フードプロジェクト

オリジナル缶詰「はらくっつい TOHOKU」シリーズ

「Rebirth 東北フードプロジェクト」の取り組みの一つが、東北・宮城のシェフや石巻・気仙沼の水産加工会社などと共同で開発を行ったオリジナル缶詰「はらくっつい TOHOKU」シリーズです。これは、2013年度から2015年度にかけて、宮城県の水産業・水産加工業を応援するとともに、経済的効果のみならず、地元エリアの新しいコミュニティの醸成をサポートし、地域独自の課題解決などに効果をもたらすことを目的に取り組んだものです。
2014年3月に発売した1stシリーズを皮切りに、2nd・3rdシリーズ各2種類ずつ商品を開発し、現在全6商品を販売中。また、グッドデザイン賞やKAIKA Awards 2014特別賞、フード・アクション・ニッポン アワードにおける商品部門農林水産業分野優秀賞、災害食大賞復興支援特別賞など、数々の賞を受賞。現在累計約83,500個、約4,716万円(2017年3月末現在)を売り上げています。
2016年7月には、東日本大震災や熊本地震の経験から非常・災害食の普及・啓発を目的として創設された第1回日本災害食大賞(事務局:一般社団法人防災安全協会)において、復興支援特別賞を受賞。計42社から92商品がエントリーした中で、地産地消の優れた防災食として高い評価を受けました。
今後もこの商品を通じて、社会における防災意識の向上にも貢献していきます。

画像:日本災害食大賞 2016

写真:第1回日本災害食大賞「復興支援特別賞」授賞式

第1回日本災害食大賞「復興支援特別賞」授賞式

写真:3rdシリーズ(2016年3月発売)

3rdシリーズ(2016年3月発売)

関係者からのコメント

三菱地所(株)環境・CSR推進部 水田博子

東日本大震災の復興支援活動「Rebirth 東北フードプロジェクト」の一環として始まったオリジナル缶詰「はらくっついTOHOKU」シリーズの開発。ビルの備蓄用缶詰をヒントにスタートした試みですが、完成に至るまでの道のりは決して平坦ではありませんでした。缶詰の製作に関わる関係者各々が初めての経験の中、これまでにない魅力ある商品づくりのために意見を交わし、試行錯誤を重ねた結果、こだわりと想いが詰まった逸品が完成しました。そこで学んだ技術と経験を活かし、現地の加工会社は現在地域のけん引役として活躍されています。2016年からは、販路の拡大に注力。自立した息の長い商品へと育てつつ、地域の魅力を発信することで応援を続けていきます。

写真:三菱地所(株)環境・CSR推進部水田博子氏

当社の商業施設運営ノウハウの提供と姉妹施設協定
~「シーパルピア女川」「泉パークタウンタピオ」姉妹施設協定を締結~

2016年1月、宮城県女川町で女川みらい創造(株)が運営するテナント型商店街「シーパルピア女川」と、三菱地所リテールマネジメント(株)が運営する商業施設「泉パークタウン タピオ」(宮城県仙台市)が「姉妹施設協定」を結びました。
三菱地所グループでは、東日本大震災被災地支援の一環として、「シーパルピア女川」の開業準備支援を行ってまいりました。持続可能な発展に寄与できる支援をとの思いから、当社グループ従業員が定期的に現地に足を運び、地元の人々と直接顔を合わせながら当社の施設運営ノウハウを提供しました。
そして、「シーパルピア女川」は、2015年12月に開業。復興支援をきっかけに生まれたつながりを継続させ、女川と泉パークタウンの双方向の交流を図るべく、姉妹施設協定を締結する運びとなったものです。

写真:シーパルピア女川

シーパルピア女川

写真:姉妹施設協定締結式―シーパルちゃんとともに

姉妹施設協定締結式―シーパルちゃんとともに

写真:泉パークタウン タピオ

泉パークタウン タピオ

「泉パークタウン居住者限定 夏の親子体験学習プログラム『女川町を見に行こう!』日帰りバスツアー」を開催

2016年8月18日(木)主に泉パークタウン内居住の親子13組26名を対象に女川町への日帰りバスツアーを開催しました。
本企画は「シーパルピア女川」と「泉パークタウン タピオ」の姉妹施設協定に基づくプログラムの一環として、「女川と泉パークタウンの双方向の交流」という本姉妹施設協定の主目的を具現化し、まちの人々、特に将来互いのまちを支えていくであろう子どもたちの交流を図るために実施したものです。

開催日時
2016年8月18日(木)9:00~20:00
参加者
主に泉パークタウン内居住の親子13組26名
プログラム
防災への取り組み/復興まちづくり 講演聴講
語り部ガイドによる女川駅前商業エリア見学
津波対応型冷凍冷蔵庫マスカー見学
水産業体験(お子さま)、スペインタイル絵付け体験(保護者)
海の幸BBQ

写真:防災への取り組み/復興まちづくり講演聴講の様子

防災への取り組み/復興まちづくり講演聴講の様子

写真:語り部ガイドによる女川駅前商業エリア見学の様子

語り部ガイドによる女川駅前商業エリア見学の様子

写真:津波対応型冷凍冷蔵庫マスカー見学の様子

津波対応型冷凍冷蔵庫マスカー見学の様子

写真:水産業体験の様子

水産業体験の様子

写真:スペインタイル絵付け体験の様子

スペインタイル絵付け体験の様子

写真:海の幸BBQの様子

海の幸BBQの様子

写真:集合写真

集合写真

参加者からの感想(抜粋)

  • 一日で色んな体験が出来たこと、改めて知った事実など、実りある一日でした。ありがとうございました。
  • ただ、女川に来ても、このような体験も食事もしていなかったと思います。そして多くの方々が女川についてとても丁寧にご説明して下さり、ありがたかったです。
  • 震災という命に関わることについて実際に被害にあわれた方から防災の教育を受けることは最も勉強になるし、子どももメモを取るなど真面目に聞いており、非常に有意義でした。

「おながわ秋刀魚収獲祭2016 in 泉パークタウン」を開催

2016年10月2日、女川町にて毎年恒例の「おながわ秋刀魚収獲祭」が、女川町外では初めて、泉パークタウン タピオにて開催されました。
本企画は「シーパルピア女川」と「泉パークタウン タピオ」の姉妹施設協定に基づくプログラムの一環として、女川町の魅力を町外に発信するために実施されたものです。当日は約3,000尾のさんま焼き無料振る舞いをタピオ隣接の屋外駐車場にて実施するとともに、タピオ館内では女川物産展が行われ、女川町の新鮮な生さんまの即売会なども行われました。さんま焼きの無料振る舞いには最長500人程度の待ち列も出来るなど、来訪者からは非常にご好評を頂きました。

写真:おながわ秋刀魚収獲祭in泉パークタウンの様子

おながわ秋刀魚収獲祭in泉パークタウンの様子

熊本の人と街を想う復興支援

三菱地所グループは、「平成28年(2016年)熊本地震」による甚大な被害からの復興支援のため、義援金3,270万円を日本赤十字社等を通じて被災地に寄付しました。また、プレミアム アウトレットやホテルなどのグループ関係施設には募金箱を設置し、日本赤十字社等を通じて寄付をしています。
また、当社グループでは2016年6月から、同年4月の熊本地震で被害を受けた熊本県益城町の飯野小仮設団地で、イベントなどを通じたコミュニティ形成のお手伝いを続けています。震災後の建物調査で現地を訪れた従業員らが「何か自分たちにできることを」と立ち上がったのがきっかけです。
熊本には当社グループの事業拠点がなく困難な面もありましたが、想いを共有する他企業とも協力し、2016年11月と2017年2月に2回のイベントを実施。「思い出を形に残したい」という希望から仮設住宅の談話室や仮囲いに地元益城町の風景を描き、同時にカフェイベントも開催しました。全国から6企業の社員40名がスタッフとして集合、2回のイベント合計で300名を超える方々に参加いただき、仮設団地と地元小学校がつながる機会をつくることができました。「まちと人」への想いを体現する活動として、今後も継続していきます。

画像:小学生も一緒に仮設住宅の談話室をペイント!

小学生も一緒に仮設住宅の談話室をペイント!

画像:益城町の四季を描いた巨大壁画(高さ3m×幅42m)が完成!

益城町の四季を描いた巨大壁画(高さ3m×幅42m)が完成!

ロイヤルパークホテルズ共同企画“熊本・大分味紀行”

ロイヤルパークホテルズ3ホテル(ロイヤルパークホテル、横浜ロイヤルパークホテル、ロイヤルパークホテル ザ 汐留)は、2016年7月1日から8月31日まで、共同企画として「熊本・大分味紀行」を開催し、熊本と大分の食材や料理を各ホテルならではのアレンジでご提供しました。メニュー売上の一部を、被災地の子どもたちが地震被害を乗り越え夢を叶えてほしいと願い、熊本地震被災児童に寄付しています。寄付金は、公益社団法人チャンス・フォー・チルドレンを通じて、塾や習い事等で利用できる教育クーポンとして子どもたちのもとへ届けました。
なお、仙台ロイヤルパークホテルを加えたロイヤルパークホテルズ4ホテルは、2016年より毎年3月に、「東北味紀行」を開催し、東北の食材を用いた料理をご提供するほか、売上の一部を東日本大震災被災児童に寄付しています。
寄付金は、公益社団法人チャンス・フォー・チルドレンを通じて、塾や習い事などで利用できる教育クーポンとして、熊本、東北の子どもたちのもとへ届けられます。

社内寄付制度

三菱地所コミュニティ(株)では、以前より三菱地所(株)と連携を図り、災害義援金の寄付やボランティア活動等を通して社会貢献活動を実施してきましたが、この度、より幅広く継続的な社会貢献を行うべく、「毎月の給与から一定額を寄付する仕組み」を企画。
社員有志の参加を募ると同時に、会社からも年1回社員有志の寄付合計と同額を寄付するプログラム(マッチング・ギフト制度)を開始しました。
寄付先は、昨今深刻な社会課題となっている「子どもの貧困問題」に取り組む公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン(CFC)です。日本国内には、経済的な理由で教育を十分に受けることができない子どもたちが一定数存在します。貧困家庭で育つ子どもたちは、十分な教育の機会を得ることができず、低学力に陥ったり、不安定な就労状況になるという問題が起こっています。
CFCの活動拠点の一つである東日本大震災被災地では、今なお、貧困に陥った子どもや保護者から支援の要請が多数続いています。本制度を広め継続することで、東北を含めた被災地の復興や、日本の未来を支える一人でも多くの子どもたちの「学び」を応援し、今後も社員と会社が一体となって取り組んでいきます。

施設・サービス紹介

個人のお客さま

  • 住まい
  • ショッピングセンター
  • ホテル・リゾート
  • 三菱地所グループCARD
  • 不動産のご相談

法人のお客さま

  • 賃貸オフィス
  • 丸の内のご紹介
  • 物流施設
  • グローバル
  • 設計監理
  • 資産活用
三菱地所グループのプロジェクト紹介 三菱地所がこれまで蓄積してきた開発力・企画力・運営力などグループ全体のリソースを最大限に活用し、展開しているプロジェクトをご紹介します。