環境会計の考え方
三菱地所グループでは、環境に関するコストとその効果を把握することを目的として、環境会計を集計し、公表しています。集計にあたっては、環境省「環境会計ガイドライン2005年版」を参考にしながら、環境保全活動との関連性を明確にすることを主眼として、独自の集計基準を定めています。この集計基準では、環境保全基準コストを分類し、ISO14001の目的・目標に基づく環境保全活動との関連性を明確にしています。なお、集計範囲はISO14001の認証を取得している組織です。
環境保全コストの分類
- 目的・目標コスト:ISO14001で設定している目的・目標達成のためのコスト
- 法規制対応コスト:法規制順守のために必要なコスト
- その他管理コスト:その他管理活動の維持・運用活動コスト
- 環境損失コスト:環境保全に関する損害賠償のためのコストなど偶発的なコスト
集計範囲
- 組織:ISO14001の認証を取得し、通期にて運用している組織
- 三菱地所(株)PM・リーシング/ビルアセット事業グループ
- (株)横浜スカイビル
- 三菱地所コミュニティ(株)※
- (株)三菱地所設計
- 三菱地所ホーム(株)
- (株)ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツ
- (株)ロイヤルパークホテル
- 期間:2010年4月1日〜2011年3月31日
※2011年4月に社名変更(旧・三菱地所藤和コミュニティ(株))
環境会計の集計基準
三菱地所グループでは、独自の「三菱地所グループ環境会計ガイドライン」を策定し、グループ内の各組織における集計方法を統一しています。ISO14001の目的・目標達成のために取り組んでいる事項は極力集計するという方針のもとに、各組織にて集計していますが、組織によっては集計困難な項目もあります。また、設備機器の更新などについては、環境省「環境会計ガイドライン2005年版」に準じて、環境保全対策を行わなかった場合との差額を計上しています。なお、固定資産の減価償却費は計上していません。
2010年度の環境会計集計結果
2010年度の環境会計の総計は、投資額では317,805千円、費用額では2,517,914千円でした。
投資額に計上した内訳は、三菱地所(株)のPM・リーシング/ビルアセット事業グループで、既存ビルでの省エネ対策工事(ビル共用部でのLED照明への更新、高効率型空調機への更新、など)となっています。
費用額に計上した内訳では、目的・目標コストが全体の約70%を占めています。費用額の目的・目標コストの中では、三菱地所(株)のPM・リーシング/ビルアセット事業グループのアスベスト除去ほかの対策工事の費用が約4割を占め、次いでビルの外装点検・外装補修工事が多くなっています。特徴的な費用としては「エコッツェリア協会」を主体とした環境イベントやシンポジウムなどの費用があります。
環境会計推移






