アジア・オセアニアの事業

台湾や中国などの「東アジア」領域、シンガポールやタイ、オーストラリアをはじめとした「東南アジア・オセアニア」領域において、積極的に不動産事業を推進しています。

国内で蓄積したデベロッパーノウハウを、現地パートナーとの共同事業で発揮

2011年より中国、2013年からは台湾において事業を展開。当社グループとの連携やノウハウ投入による物件価値の向上を図り、利益の最大化を図っています。
また、東南アジア・オセアニアでは、2008年の現地法人設立以後、55人の駐在員派遣(25年2月時点)とグループ力を存分に発揮したノウハウ提供を行い、様々な不動産開発事業を進めています。

アジア・オセアニア内の10の国と地域でまちづくりに貢献

東南アジア・オセアニア

RHTYHM Charoenkrung Pavillion

タイ・バンコクのリバーサイドエリアに高層コンドミニアムを供給

RHTYHM Charoenkrung Pavillion

現地最大手デベロッパーであるAP社と合弁会社を設立し、住宅ニーズの旺盛なタイでの事業を加速させています。2025年には共同事業開始から12年を迎え、事業参画戸数は累計23,700戸を突破しました。「RHYTHM Charoenkrung Pavilion」はAP社との18号目のプロジェクトで、観光名所として知られるチャオプラヤー川を望める総戸数421戸の高層コンドミニアムです。

One Circular Quay/180George Street

シドニー湾を望むCircular Quayエリアにおける一体開発に参画

One Circular Quay/180George Street

オペラハウスとハーバーブリッジを一望できるCircular Quayエリアにおいて、現地の最大手デベロッパーの一角であるLendlease社と共に、2つのプロジェクトに参画しています。One Circular Quayは、オペラハウスとハーバーブリッジを見渡せる超高級住宅と、5つ星ホテルからなる複合開発プロジェクトです。180George Streetは高さ約 263m とシドニー で最も高いプレミアムグレードのオフィスビルとして、2022年11月に竣工しました。

東アジア

晶耀虹橋

中国上海市中心部に於ける延床面積24万㎡超の大規模複合開発事業

晶耀虹橋

米系大手デベロッパーのTishman Speyer社、中国国有不動産開発企業の新長寧集団、大手運送サービス企業のHuoLaLa社と共に手掛ける大規模複合開発プロジェクト「晶耀虹橋(Crystal Bridge)」。中国上海市内における当社グループ初のオフィス開発プロジェクトとなっています。計画地は、周辺に日本領事館や400社超の日系企業が集積しているほか、地下鉄2路線が利用可能で飲食店等の商業機能も充実しており、高い交通利便性と快適性を誇る上海市内有数のオフィス街に位置しています。

楊梅プロジェクト

台湾の主要物流拠点「桃園市」でのマルチテナント型大規模物流施設開発

楊梅プロジェクト

アジアで不動産開発投資を行うARCH Capital Management社と共に手掛ける物流施設開発事業。台湾における物流施設開発事業としては日系デベロッパー初となる本事業は、冷凍フロアを有する延床面積約64,000㎡のマルチテナント型物流施設で、竣工は2025年を予定。台湾では希少なランプウエイや施設の使用する電力の約60%を自給する太陽光パネル等の設備を採用。また、台湾のコールドチェーン需要に応える冷凍フロアも実装する計画としております。

南アジア

International Tech Park Chennai, Radial Road

インド初となるネット・ゼロビル認証のビジネスパーク開発

International Tech Park Chennai, Radial Road

シンガポールの大手デベロッパーCapitaLandグループの投資運用会社CapitaLand Investment Limitedと共に推進するビジネスパーク開発プロジェクト。所謂IT Corridor沿いに集積するビジネスパーク群や、周辺部に所在する多数の製造業の拠点などに後押しされ、今後10年超に亘ってアジア全域でも有数の成長が見込まれる都市、チェンナイに位置しています。設計段階ではネットゼロビル認証を取得しているほか、WELL認証ゴールドの取得を目指し、環境と施設利用者ともに配慮した計画としております。

Khijuri、Farrukhnagar

日系総合デベロッパー初となるインドでの物流施設投資

Khijuri、Farrukhnagar

アジア太平洋地域を基盤とした不動産投資会社Rava Partnersが出資するLogicap Management Pte. Ltd.と共同出資を行なっている大型物流施設2物件です。主要都市へのアクセスが容易、かつ交通インフラが整った多角的産業が集積するデリー首都圏に位置しています。インドの顕著な消費市場の伸びとともに高まる物流ニーズに応えうる国内有数の高グレード 物件であり、ゴールド水準の環境認証も取得していることから両物件共に高い評価を受けています。
*写真:Khijuri

三菱地所グループの想い

mumbai

アジア、オセアニア地域への新たなる挑戦として、
インドでの不動産事業が始動。

当社グループでは、東南アジア、東アジアのほか、2016年よりオセアニア地域での事業を開始し、積極的に不動産事業を推進しています。

また、2023年からは、南アジアの経済大国、インドへも活動範囲を広げ、同国チェンナイのビジネスパーク開発「International Tech Park Chennai, Radial Road」への参画を皮切に、2024年には首都ニューデリー近郊において同国での当社第二号事業となる物流施設「Khijuri、Farrukhnagar」への参画も果たし、益々アジア、オセアニア地域での事業規模を拡大させています。

今後も、日本及び海外各国での知見・経験を活かすことで、各地域の成長に貢献する事業の実施を通じ、優良かつ多様性のある事業ポートフォリオを実現してまいります。

主な物件

偉峰東域Ⅱ

所在地:中国・長春市

偉峰初暁

所在地:中国・長春市

四季光年

所在地:中国・煙台市

杭州ALPHA PARK

所在地:中国・杭州市

Diamond Plaza

所在地:中国・北京市

蘇州ALPHA PARK

所在地:中国・蘇州市

偉峰東域Ⅱ

所在地:中国・長春市

偉峰初暁

所在地:中国・長春市

四季光年

所在地:中国・煙台市

杭州ALPHA PARK

所在地:中国・杭州市

Diamond Plaza

所在地:中国・北京市

蘇州ALPHA PARK

所在地:中国・蘇州市